体力科学
Online ISSN : 1881-4751
Print ISSN : 0039-906X
ISSN-L : 0039-906X
33 巻 , 5 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 福場 良之, 磨井 祥夫, 笹原 英夫, 菊地 邦雄
    1984 年 33 巻 5 号 p. 213-216
    発行日: 1984/10/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 雅之, 宮崎 義憲, 長尾 憲樹, 山本 隆宣, 小野寺 昇, 田中 弘之, 原 英喜, 渡辺 勉, 外山 寛, 西牧 正行, 湊 久 ...
    1984 年 33 巻 5 号 p. 217-228
    発行日: 1984/10/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    健康な男女10名を対象として, 1日に約40kmを3日間連続して計約120kmの歩行を自由な休憩と飲食下という条件で実施した.こうした歩行による生体負担を主に血液生化学成分及び尿所見の消長から検討するために, 歩行第1日目の早朝安静時, すなわち歩行前に測定し, 続いて翌日以後連続9日間早朝に測定を行った.得られた結果をまとめると以下のようになる.
    1) 120kmの歩行によって安静時の心拍数, 血圧, 体重には大きな変化が生じていない.
    2) 血清GOT, GPT, などは歩行前の値から日を追っての変動が著しく小さい.一方, LDH, α-HBDH, CK, は増加が大きい.
    3) CK-MBの増加が認められたところから, 心筋への歩行の影響が推察されたが, 全CK活性に対するCK-MBの比がかえって減少したので心筋へのそれが比較的軽いものであったと思われる.
    4) 心筋特異性という点ではCK-MBと同格のLDHアイソザイムの動態は, CK-MBと全く一致せず今後の課題となった.
    5) 血中脂質は歩行前から3日間の歩行後まで日を追って漸減していった.
    6) 尿中クレアチニンと尿中尿酸には120km歩行の影響が最も大きくあらわれたようである.
    7) 1日に約40kmの歩行を3日間続けた120km歩行は, 本研究の被験者の体力水準では十分な休憩と飲食があれば生体にはそれほど大きなストレスとはならないことが示唆される成績が得られる半面, 疑問とされる点もあり, 必ずしも全ての点において許容されるとは言えない.
  • 春日 規克
    1984 年 33 巻 5 号 p. 229-234
    発行日: 1984/10/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    The variation of lengths, cross-sectional areas, weights, tetanic tensions, and passive tensions in extensor digitorum longus muscles in mice were investigated during postnatal growth. The increase of tetanic tension was discussed in relation to morphological changes of muscle. The muscle lengths were measured at right angle of articulatio genus and talocruralis (L0) . Following results were obtained: 1) The length, cross-sectional area and weight of muscle increased rapidly up to 7 th weeks, and tetanic tension developed significantly in 2 nd to 5 th week. 2) The muscle length (ML), muscle cross-sectional area (MCA) and muscle weight (MW) correlated significantly with the measured tetanic tension (TT) at L0 (the correlation coefficient r=0.852, 0.886 and 0.903 in ML, MCA and MW respectively) . 3) TT/MCA and TT/MW decreased in 7 th to 8 th week. 4) The passive tension at 130% L0per MCA showed maximum values in 8 th and 9 th weeks. 5) Relative muscle endurance were reduced in 2 nd to 4 th week and reached to steady level after 4 th week. These observations suggest that the functional development of muscle is late for morphological one and/or rapid morphological increment affects the contractile properties of muscle.
  • 寺尾 保, 三好 基治, 成澤 三雄, 吉岡 利忠, 中野 昭一
    1984 年 33 巻 5 号 p. 235-244
    発行日: 1984/10/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    長期間にわたって持久的トレーニングを行ってきている長距離ランナーと, 日常, 運動習慣を有していない者を被験者として, それぞれの安静時, 運動中, 運動終了後のリポ蛋白代謝について検討した.
    被験者には, 毎週150km以上走行している大学陸上部長距離ランナー5名, ならびに非運動群として文学部学生5名の計10名を選んだ.なお, これらの被験者は, すべて肥満, 高脂血症, 喫煙, 加齢, 疾病などを有していない.
    実験方法は, 60%Vo2maxの運動強度で30分間固定負荷法による自転車エルゴメーター運動を行わせた.その結果を示すと次のごとくである.
    1) 安静時における長距離ランナー群は, 非運動群に比べて, VLDL中のCho., TG, PLが低く1%水準で有意な差を認め, 一方, HDL中のCho., PLが逆に増加し, 5%水準で有意の差を認めた.
    2) 安静時におけるVLDL-TGとHDL-Cho., VLDL-TGとHDL-PLの関係は, それぞれ1%, 0.1%水準で有意な負の相関を認めた.HDL-Cho.とHDL-PLの関係は, 0.1%水準で有意な正の相関を認めた.
    3) 最大下運動を行った場合, 長距離ランナー群では, 運動開始とともにVLDL中のTGが低下し, 運動終了直後約12%の減少を示した.しかし, 非運動群では, ほとんど変化がみられず, 長距離ランナー群とは異なっていた.また, 両群ともLDLおよびHDL中のPL, Cho.に変化がみられなかった.
    以上の成績から, 運動に対応するエネルギー産生に際し, 長距離ランナー群は, 非運動群に比較して脂質を利用する割合が多く, 今回行った最大下運動においても運動中VLDL中のTGが分解してエネルギーを供給していたことが考えられた.しかし, LDLおよびHDL中のPL, Cho.に変化がみられなかったことから, 一過性の運動においてはVLDL中のCho., PLが他のリポ蛋白へ転送される可能性の少ないことを示していた.しかし, 安静時において両群間を比較すると, VLDLとHDL中の脂質組成に有意な差や相関が認められたことから, 長期間にわたる持久的な運動の積み重ねによって体内リポ蛋白代謝過程に微妙な変化をきたさせ, VLDL中のPL, Cho.が徐々にHDLへ転送されているこ
  • 1984 年 33 巻 5 号 p. 245-254
    発行日: 1984/10/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
feedback
Top