脈管学
Online ISSN : 1880-8840
Print ISSN : 0387-1126
53 巻 , November 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
第53 回総会シンポジウム2 医療安全とVTE の診断治療
総説
第53 回総会シンポジウム3 大動脈ステントグラフトの合併症とその対策
原著
  • 善甫 宣哉, 上田 晃志郎, 金田 好和, 峯 由華, 深光 岳, 宮崎 健介, 日高 匡章, 杉山 望, 須藤 隆一郎, 野島 真治, 中 ...
    2013 年 53 巻 November 号 p. 171-177
    発行日: 2013/11/10
    公開日: 2013/11/10
    [早期公開] 公開日: 2013/10/10
    ジャーナル フリー
    要 旨:EVAR術後早期・中期エンドリーク(EL)の診断と治療を検討し,その対策を知ることを目的とした。6カ月以上follow-upできたEVAR 181例のうち6例3.3%にtype IまたはV ELが残存し,4例でグラフト脚延長術が行われ,経過は良好であった。Type II ELは30例16.6%に残存し,5例16.7%で瘤径が拡大し,4例でコイル塞栓術が試みられた。そのうち中期に1例で開腹移行が必要であったが,破裂例はなかった。瘤径拡大を伴うtype II ELは良性ではなく,画像診断による厳重なfollow-upと再インターベンションが必須である。
第53 回総会シンポジウム4 動脈硬化の臨床と病理
総説
  • 津田 和志
    2013 年 53 巻 November 号 p. 179-183
    発行日: 2013/11/10
    公開日: 2013/11/10
    [早期公開] 公開日: 2013/10/10
    ジャーナル フリー
    要 旨:細胞膜microviscosityは細胞の変形能,可塑性と密接に結びついており,微小循環調節に重要な役割を果たしている。本稿では,高血圧によるchronic kidney disease(CKD)と微小循環障害との関連を,細胞膜機能異常や酸化ストレス,内皮機能不全を中心に述べる。高血圧患者の赤血球膜fluidity (microviscosityのreciprocal value)を電子スピン共鳴法にて測定してみると,腎機能低下の影響とその作用機序が明らかとなる。高血圧患者の赤血球膜fluidityは正常血圧群に比し低下(膜microviscosityが悪化)し,estimated glomerular filtration rate(eGFR)が低いほど膜fluidityの減少度は大であることがわかる。General risk factorを補正後も,eGFRは膜fluidityの独立した予測因子と考えられる。最近,酸化ストレスや内皮機能不全がCKDと密接な関連を持つことが提唱されているが,eGFRと膜fluidityの低下は,酸化ストレスの増加や血漿nitric oxide(NO)代謝産物の減少と有意に相関する。これらの結果は,腎機能低下が酸化ストレスや内皮機能不全を介して,赤血球膜のrheologic behavior異常や微小循環障害を惹起する可能性を示唆している。一方,食塩量制限や有酸素運動は,高血圧患者の赤血球膜fluidityを有意に改善する。以上の研究結果から,高血圧によるCKDは膜機能調節に重要な役割を果たし,腎硬化症に関連する血管内分泌因子の調和異常が心血管病変の成因に一部関与すると考えられる。
第53 回総会シンポジウム6 透析合併ASO の集学的治療
原著
  • 正木 久男, 田淵 篤, 柚木 靖弘, 三村 太亮, 山澤 隆彦, 滝内 宏樹, 古川 博文, 本田 威, 種本 和雄, 渡部 芳子
    2013 年 53 巻 November 号 p. 185-189
    発行日: 2013/11/10
    公開日: 2013/11/10
    [早期公開] 公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    要 旨:2000年1月から2012年1月までに当科で入院治療したASOの重症虚血肢の透析例105例108肢と非透析例243例246肢に分類し,各種治療成績を検討した。透析例は周術期並びに遠隔期も感染症が多いため,可能な限り人工血管の使用は控える。全身状態はGoodneyらの評価方法を参考にする。鼠径部以下のバイパスの開存率は透析,非透析群に差はないが,血管内治療では,透析群は非透析群に比べて有意に不良であった。透析例は,可能な限りバイパスを選択するほうがよい。
  • 河乃 建仁, 露木 和夫, 海老根 東雄, 大関 泰宏, 小原 武博, 青木 敏行, 田井 怜敏, 二宮 健次, 熊谷 健太, 伊東 久美子 ...
    2013 年 53 巻 November 号 p. 191-196
    発行日: 2013/11/10
    公開日: 2013/11/10
    [早期公開] 公開日: 2013/10/10
    ジャーナル フリー
    要 旨:PADを持つHD患者用の歩行運動療法の確立を目的とした。対象者は運動群6名と対照群6名であった。運動強度軽減と呼吸法採用をもって改良とした。75日の実施で運動負荷ABI(Ex-ABI)の低下率(p<0.05)と足関節収縮期血圧の低下量(p<0.05),低下した両指標の回復時間(p<0.05)の有意な改善,および運動群に4患肢のEx-ABI陰転化判定が認められた。本歩行運動療法は有用であると考えられた。
原著
症例報告
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