日本養豚学会誌
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27 巻 , 3 号
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  • 古谷 修
    1990 年 27 巻 3 号 p. 123-134
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 丸山 淳一
    1990 年 27 巻 3 号 p. 135-139
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    産子数と子豚娩出状態との関係を検討するたあに, 交雑種豚110腹を用いて調査した。子豚娩出所要時間は平均195±150分であり, 個体差が大きかった。それで, 子豚娩出間隔が60分以上であった母豚を除外して, 産子数と子豚娩出間隔および子豚娩出所要時間との関係を検討した。産子数14頭ではそれぞれが10.2, 191.4分であり, 10頭では12.4, 157.1分, 6頭では20.1, 143.2分であった。いずれも産子数間で有意差 (P<001) が認められた。
    次に, 産子数と出生時の子豚状態との関係について, 1,348腹の分娩成績を用いて検討した。母豚の産歴は3.62±2.55産であり, 産子数は11.13±1.84頭であった。異常子豚の娩出割合は, 未熟子豚が5.18%, 死産子豚が5.81%, 黒子豚が1.28%であった。産子数と正常子豚娩出割合との関係においては負の相関関係 (r=-0.793) が認められた。また, 産子数と異常子豚娩出割合との関係において, 黒子豚では顕著な傾向が見られなかった。未熟子豚(r=0.807)および死産子豚(r=0.794)で有意 (P<0.01) な相関関係が認あられた。
  • 岡田 光弘
    1990 年 27 巻 3 号 p. 140-145
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    肥育豚舎の舎内環境の実態をしるため, 4豚舎で粉塵濃度と落下細菌数について測定を行った。粉塵濃度はハイボリュームエアサンプラとデジタル粉塵計を用い, 落下細菌数は常法により測定した。(1) 粉塵濃度は, H畜産 (育成) で全測定値の中で最も高い値10.794mg/m3が, また, 農大校 (肥育) では最も低い0.797mg/m3が得られた。(2) 落下細菌数の最大値はH畜産 (育成) の1,487個であり, 最小値は農大校 (肥育) の79個であった。(3) 1分間当りの粉塵カウント数は, 53から7の範囲にあった。これらを粉塵濃度, 落下細菌数と比較するため, それぞれと対応する1時間と5分間とで集計した。(4) 粉塵濃度と落下細菌数との間に相関係数は, r=0.795が, 落下細菌数 (Y) に対する粉塵濃度 (X) の回帰式として, Y=149.84X-1.17が得られた。粉塵濃度 (Y) と粉塵カウント数 (1時間) (X) から, r=0.860, Y=0.00581X-1.55が得られた。粉塵カウント数 (5分間) (X) と落下細菌数 (Y) では, r=0.913, Y=14.58X-736.44が得られた。(5) 豚の行動を日中行動時, 就寝安定前, 就寝安定後の3種に区分し, 粉塵カウント数を集計したところ, 1分間当りの粉塵カウント数は, 就寝安定後は小さく, 就寝安定前の数値が大きかった。(6) 粉塵カウント数により豚舎の粉塵環境を測定する場合には, 多回数, 均等間隔で計測する必要のあることが明らかにされた。
  • 石岡 宏司, 新井 肇
    1990 年 27 巻 3 号 p. 146-152
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    豚枝肉出荷成績の最終的目標を「平均枝肉単価」に置き, 出荷時に得られる各指標を総合的に検討するために重回帰分析の適用を試み, 平均枝肉単価を規制する要因を分析し, 次の結果を得た。
    1. 平均枝肉単価を構成する要因としては出荷日上物単価, 上物率, 平均枝肉重量の標準偏差の3つが説明変数として有効である。
    2. これらの説明変数からなる重回帰式の自由度調整済決定係数(R2)は0.967, 回帰からの標準誤差 (Se) は0.963(円) である。
    3. これら3つの説明変数の平均枝肉単価に対する相対的な寄与の程度を標準回帰係数により求めると, その値の高いのは出荷日上物単価 (0.833) で, 次いで上物率 (0.439), 平均枝肉重量の標準偏差 (-0.158) の順となる。したがって, 平均枝肉単価を高めるためには, 枝肉市況の良い時期により多くの肥育豚を出荷できるような生産体制の確立が経営上重要なポイントであり, さらに上物率を向上せしめる生産技術が重要であることが示唆された。
  • 鈴木 啓一, 西田 茂, 氏家 哲, 福田 智子, 佐藤 秀俊
    1990 年 27 巻 3 号 p. 153-158
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    一腹きょうだい数の大きさが子豚の発育や系統造成試験での検定成績, 繁殖豚の能力に影響を及ぼすかどうか検討した。系統造成の選抜第1から第6世代までのランドレース種の子豚2216頭の8週齢までの体重と増体量, 育成雄豚291頭と育成雌豚735頭の産肉成績および繁殖豚239頭の繁殖成績を分析に用いた。子豚は2週齢で餌付けを開始し, 5週齢で離乳した。離乳頭数を一腹きょうだい数とし, 7頭未満, 8~9頭, 10~11頭, 12頭以上の4つに区分した。出生時と1, 2, 3, 4, 5および8週齢体重と出生から2週齢, 2週齢から5週齢までの増体量について, きょうだい数7頭未満と12頭以上の間にそれぞれ0.1kg, 0.31kg, 0.58kg, 1.08kg, 1.62kg, 2.04kg, および2.64kgと0.47kgおよび1.47kgの有意な差が認められ, 一腹きょうだい数が多いと発育が劣ることが示された。しかし, 5から8週齢までの増体量に関しては効果は有意でなかった。育成雄, 育成雌豚の8週齢体重と30kg日齢に対し, 一腹きょうだい数の効果は有意だが, 90kg到達日齢, 1日平均増体量, 背脂肪厚, 1平均飼料摂取量, 飼料要求率および選抜指数値, さらに, 雌豚の分娩頭数, 生産頭数に対しては一腹きょうだい数は影響しないことが明らかとなった。これらの結果は, 一腹きょうだい数の豚の発育, 産肉形質に及ぼす影響は日齢が進むに従い減少することを示唆している。
  • 山野 裕, 松岡 昭善, 古川 徳, 高橋 強, 山中 良忠
    1990 年 27 巻 3 号 p. 159-166
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    バークシャー種雌とイノシン雄を交配して生産されたイノブタの去勢雄および雌各3頭を90kgまで肥育し, それらの胸最長筋, 大腿二頭筋および半膜様筋を用いて, 性別および筋肉部位による脂質組成並びに全脂質, 中性脂質, リン脂質およびフォスファチジルエタノールアミン, フォスファチジルコリン区分の脂肪酸組成の差異を明らかにする目的で実験を行い, 次の結果を得た。
    1)去勢雄の脂質組成は雌に比較してトリアシルグリセロールおよび中性脂質が多く, 筋肉間では大腿二頭筋にリン脂質が多く含まれる傾向を示した。
    2)全脂質および中性脂質の脂肪酸組成は性間で顕著な差が認められなかったが, 筋肉間では胸最長筋の飽和脂肪酸総量が最も高かった。
    3)リン脂質およびフォスファチジルコリンの脂肪酸組成については性間および筋肉間には顕著な差が認められなかった。
    4)フォスファチジルエタノールアミンの脂肪酸組成は性間に顕著な差がなく, 筋肉部位による差異も比較的小さかった。
    以上の結果から, 生体重90kgのイノブタの脂肪酸組成は筋肉間の差に比較して性間の差は小さいものと思われた。
  • 田浦 保穂, 脇一 志, 山之口 成民, 高牟礼 千郎, 中尾 継幸, 浜名 克己, 松元 久己
    1990 年 27 巻 3 号 p. 167-171
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    carbetocin, oxytocin および prostaglandin F (PG) の in vivo での豚の子宮内圧に対する作用を比較検討した。体重195~300kgの離乳母豚6頭を用い, 第1日に oxytocin 25 IU, 第2日に carbetodin 0.2mg および第3日にPG 10mgをそれぞれ静脈内に注射した。
    薬剤投与直後からの子宮の収縮は強くなり, 頻度も増大した。子宮収縮の平均作用時間と収縮圧は, carbetocin ではそれぞれ312.5分と 54.0mmHg, oxytocin では117.0分と 51.6mmHg, PGでは145.0分と62.8mmHgであり, carbetocin は oxytocin の約2.7倍の持続効果があった。全ての薬剤投与について子宮収縮に対する悪影響はみられなかったが, PGでは注射直後から皮膚の発赤や嘔吐, 排尿および排便などが強く認められ, 約30分間持続した。
  • 丸田 喜義, 宮崎 博, 高橋 みゆき
    1990 年 27 巻 3 号 p. 172-174
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 1990 年 27 巻 3 号 p. 175-181
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
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