日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
13 巻 , 3 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
論文
  • 長岡 修, 五十田 博
    2013 年 13 巻 3 号 p. 3_1-3_13
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/14
    ジャーナル フリー
    本論文では、木造建物、特に住宅を対象に等価線形化法を適用し、地震時の最大応答変形を求め、時刻歴応答解析や実大振動台実験の結果との比較によって、その追跡精度を確認するとともに精度向上や簡易化を図る可能性について述べたものである。具体的には、地震入力を決定づける周期を最大応答変形の関数として表現する検討や等価粘性減衰定数に関する検討を実施し、求めた周期や等価粘性減衰定数を用いて応答変形を追跡した。その際、既往の研究で用いている手法との精度比較も実施している。比較検討の結果、個別の地震動のバラツキもあるが、最大変形を変数とする有効周期を定義することによって非線形系のエネルギー入力を表現できること、等価粘性減衰定数についてはその振幅履歴によって変化するためスリップ型に対して関数化は難しいことが明らかになったものの、本研究で用いた手法により既往の研究と同等以上の精度で応答変形が追跡できることを示した。
  • 紺野 克昭, 西川 貴文, 藤野 陽三
    2013 年 13 巻 3 号 p. 3_14-3_29
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/14
    ジャーナル フリー
    芝浦工業大学豊洲キャンパスの地盤、校舎には複数の加速度計が設置され、地震観測が行われている。また、不整形な立面・平面を持つ免震構造である校舎の免震層内には複数の層間変位計が設置されている。東北地方太平洋沖地震で記録された層間変位計毎の粒子軌跡は、異なった形状を示しており、免震層では並進振動の他に、回転振動をしていたことが示唆される。そこで、本論文では、同地震における免震層の動的挙動を推定することを目的に、同一平面内の2台以上の加速度計の観測記録を用いて並進、回転成分を簡易に推定する方法を新たに提案し、同地震の観測記録に適用した。その結果、免震層における回転成分の最大値は3.8x10 -4 rad 程度、並進成分による層間変位の最大値は6cm 程度であったことが示された
報告
ノート
feedback
Top