巻号一覧
33 巻 (2009)
- 4 号 p. 224-
- 3 号 p. 158-
- 2 号 p. 102-
- 1 号 p. 2-
33 巻, 4 号
選択された号の論文の10件中1～10を表示しています
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解説
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尾形 哲也2009 年 33 巻 4 号 p. 224
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
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正木 信夫2009 年 33 巻 4 号 p. 225-230
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリー音声生成機構の観測に関する研究の歴史は，見えない部分を見る技術の歴史と言える．その時代における最先端の技術を駆使し，静止画のX線写真，動画観測が可能なX線映画，発話器官の運動軌跡を記録するX線マイクロビーム，X線被曝の問題がない磁気センサ方式等が開発された．1990年代にMRI（磁気共鳴画像法）装置が病院等に普及するに至り，音声生成研究者はこれを音声生成機構の3次元的な構造と運動の解析に利用できると期待した．しかし実際には，実時間で動画を記録できず，研究の目的によっては空間分解能が必ずしも十分ではない等の問題があった．ここではそれらの問題をひとつひとつ解決し，現在広く利用可能な技術にまで高度化した過程について述べる．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2599K) -
吉川 雄一郎, 浅田 稔2009 年 33 巻 4 号 p. 231-236
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリーヒトの乳児は周りの大人とのどのような相互作用を通じて，またどのような仕組みで，大人が話す言葉を獲得するのか．本稿では，この問題に対して，従来の観察に基づくアプローチを補うことが期待されている認知発達ロボティクスでの取り組みを取り上げる．はじめに，親との相互模倣を通じて乳児が母音を獲得していく過程を構成する研究について紹介し，親が乳児を模倣することの役割と仕組みについて議論する．次に，乳児に対する物の提示や物の名前の教示などの働きかけを含む，より自然な養育者の振る舞いのもとで音声模倣および語彙を獲得する過程を構成する研究を紹介し，これらの共発達を可能にする仕組みについて議論する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1293K) -
福井 孝太郎, 誉田 雅彰, 高西 淳夫2009 年 33 巻 4 号 p. 237-242
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリー人間の発話運動は複雑な流体音響現象を含んでおり，その解明のために物理モデルを構築することは有効な手段である．ロボット技術を用いた物理モデルとして，われわれは人間形発話ロボットWT-7R（Waseda Talker No.7 Refined）を構築した．WT-7Rは声帯・舌などの発声に重要な器官を，これまでの機械モデルよりも人間の機構に近い形で構築したロボットである．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1667K) -
公文 誠2009 年 33 巻 4 号 p. 243-249
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリー本稿では耳介を利用して音源方向を推定する方法について述べる．耳介は音刺激に対して音源方位に応じてその特性が変化するフィルタとして捉えることができるので，受聴音の周波数成分を調べることで音源方向の推定が可能であると考えられている．本稿では，この考えにたって簡単な形状の耳介を有するロボット頭部において，音源の方向を推定し，推定した情報を用いて頭部を音源方向に向ける方法について考察する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2068K) -
戸嶋 巌樹, 青木 茂明, 平原 達也2009 年 33 巻 4 号 p. 250-256
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリー音の位置を知覚することを音像定位と呼ぶ．音像定位は聴覚の基本的機能の1つである．この機能は音環境を理解する上で必要不可欠であり，聴き手は自らの頭部形状や頭部運動といった身体性由来の情報を利用して，この機能を発揮する．聴き手の頭部形状に由来する，空間の音響的性質の変化を伝達関数で表したものを頭部伝達関数（Head-Related Transfer Function: HRTF）と呼ぶ．聴き手はHRTFを利用して音像定位するが，逆にHRTFを利用して，様々な音響空間をバーチャルに作ることもできる．本解説はHRTFにまつわる議論と，これを利用した音響テレイグジスタンスロボットの例であるテレヘッドについて述べる．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1813K) -
尾形 哲也2009 年 33 巻 4 号 p. 257-263
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリー神経回路モデルと声道モデルを利用した幼児の音声模倣・音素獲得過程のモデル化と検証を行った．計算機内の声道モデルが発する音響信号を学習し，人間音声の模倣を行う．この際，神経回路モデルにより，連続音響信号の分節化（音素抽出）を試みた．その結果，3母音以上の音声データに対して音素を抽出できる可能性を示唆する結果を得た．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1060K)
研究
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三木 将仁, 森田 真史, 鈴木 保, 土井 一浩, 小林 英敏2009 年 33 巻 4 号 p. 264-270
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリー本研究は，現在市販されているヒッププロテクターの力学的性能を，実際の転倒時に受ける臀部への衝撃力を模擬した振り子式衝撃試験機を用いて測定した．また，動的粘弾性試験を実施して素材の衝撃力吸収能を損失弾性率，貯蔵弾性率，tan δをパラメータにし，それぞれの周波数特性について検討した．これらの結果から，軟質タイプのヒッププロテクターは衝撃力減衰能に優れているが分散効果は低く，硬質タイプは衝撃力分散効果が高いが，減衰能は低いことが分かった．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1459K)
ショートペーパー
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村上 幸一郎, 内山 孝憲2009 年 33 巻 4 号 p. 271-276
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリーThe objective of this study was to develop a subcutaneous fat thickness meter, which was inexpensive and easy to use, based on bioelectrical impedance analysis. The subcutaneous fat thickness meter consists of H8/3069F microprocessor, electric circuit, LCD and tetrapolar electrode. The apparent resistivity was used as a parameter to estimate subcutaneous fat thickness, which was measured using ultrasonography. First, the apparent resistivity was obtained from the anterior region of right thigh and the posterior of right upper arm of ten healthy male subjects. The regression equations were calculated. Next, the accuracy of subcutaneous fat thickness meter was investigated by estimating subcutaneous fat thickness of the anterior thigh and the posterior arm from ten additional human subjects. The subcutaneous fat thickness measured with the proposed meter was compared with that measured with ultrasonography using the Bland-Altman plot. There was no significant difference between the subcutaneous fat thickness measured by the both methods (p > 0.05). The standard deviation of difference was 0.93 mm at the anterior region of thigh and 1.11 mm at the posterior arm. The proposed meter is effective to estimate the subcutaneous fat thickness and does not require expensive equipment while further study will be necessary to measure the thick fat tissue.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1023K)
連載
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坂本 二郎, 田原 大輔, 村上 英樹, 川原 範夫, 加畑 多文, 尾田 十八, 富田 勝郎2009 年 33 巻 4 号 p. 277-283
発行日: 2009年
公開日: 2016/04/19
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1893K)
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