音声言語医学
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41 巻 , 1 号
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  • ―人工内耳装用による遊びと対人関係の変化―
    馬場 朱美, 西岡 奈美江, 山口 忍, 川野 通夫, 内藤 泰, 藤木 暢也
    2000 年 41 巻 1 号 p. 1-7
    発行日: 2000/01/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    対人関係が深まりにくく, 人工内耳装用前は遊びの内容も遅れていた重度難聴幼児に遊びを通して関わり, 装用前後の遊びの内容と対人関係の変化についてビデオ録画を分析した結果, 以下のようなことが明らかになった.
    遊びについて, 次のことで最も大きな変化がみられた.人工内耳装用前の遊びは母親の動作を模倣するなど2歳台の発達にとどまっていた.しかし, 人工内耳を終日装用6ヵ月目 (4歳9ヵ月) からのわずか4ヵ月間で, 遊びの内容は本児が客になったつもりで遊ぶ3歳台から役割を交代して遊ぶ4歳台にまで発達した.対人関係の発達を「顔をみた」回数でみたところ, 装用前の平均は31回, 終日装用するようになってからの平均は61回とほぼ装用前の2倍になっていた.また, 装用前は相手の様子を伺うために顔をみていることが多かったのに対し, 装用後は相手に自分の気持ちを伝える時にみていることが多かった.
    これら遊びと対人関係の発達の時期は重なっていて, 両者は深い関わりがあることが分かった.
  • ―口蓋帆挙筋の筋電図による検討―
    舘村 卓, 藤田 義典, 米田 真弓, 和田 健
    2000 年 41 巻 1 号 p. 8-16
    発行日: 2000/01/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    脳血管障害や頭部外傷などに伴う開鼻声の原因である鼻咽腔閉鎖不全症での発音活動における口蓋帆挙筋活動の範囲と予備能の大きさを3例を対象に検討した.対象行動は, 母音/a, e, u/およびこれらを後続母音とする [m] [s] [b] [p] 音節に加えて [ts〓] [t∫i] 音節の各10回の単独表出, soft (moderate blowingでの1/2の口腔内圧でのblowing) , moderate (各被験者が苦痛なく吹ける強さ) , hard (可及的最大blowingでのblowing) の3種類の高さによるblowing活動とした.その結果, 発症原因, 治療経過, 年齢, 発症後経過期間については, 症例間で相違がみられたものの, 今回対象とした3被験者では, 健常者同様にblowing活動での口蓋帆挙筋活動は口腔内圧に相関したが, 発音活動では各音素の単独表出時の口蓋帆挙筋活動は50%以下の低い領域に分布するか, 高い領域に分布するかの二極性の分布を示し, さらに最大筋活動も健常者と異なって最強blowingではなく発音時に認められた.このことは, 脳血管障害などでの鼻咽腔閉鎖不全症の治療には共通した方法を考案できる可能性を示している.
  • 2000 年 41 巻 1 号 p. 21-72
    発行日: 2000/01/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
  • 西尾 正輝
    2000 年 41 巻 1 号 p. 73
    発行日: 2000/01/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
  • ―啓発的かつ説得的な批判を願う―
    小島 義次
    2000 年 41 巻 1 号 p. 74
    発行日: 2000/01/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
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