科学技術振興機構(JST)の最近のニュースから
【企画展】日本科学未来館の企画展「ドラえもんの科学みらい展」 6月12日(土)~9月27日(月)まで開催。
【開発成功】レモン果皮に含まれる豊富なポリフェノール成分を有効利用! 麹菌を利用した新たな機能性ポリフェノール製造技術の開発に成功。
【産学連携】優れた色彩を表現できる究極のディスプレイ開発の最大の難関、液晶レーザーの低エネルギー発振を、従来の20分の1の閾値(*)で成功!
【研究成果】鉄系高温超伝導体から電子を直接引き出して、エネルギー状態を高精度に測定。「ディラックコーン」と呼ばれる特異な電子状態の観測に成功。
【ベンチャー企業設立】睡眠の質を客観的・定量的に計測できる携帯型装置と評価システムを開発!この成果をもとに、睡眠評価サービスを提供するベンチャー企業を設立。
・2010年チリ地震・津波災害のJST-JICA地球規模課題 調査団による調査報告会を開催しました。
・平成22年度、研究成果最適展開支援事業(A-STEP)のFSステージの新規課題を公募中です(6月30日まで)。
・吉村進氏(長崎総合科学大学理事)が市村産業賞、香取秀俊氏(東京大学教授)が市村学術賞を受賞しました。
電子がまるで地球の自転のように回る「スピン」。 その性質を利用した「スピントロニクス」というフィールドに、挑む若手研究者たちがいる。 彼らは互いに刺激しあいながら、シリコンデバイスを超える次世代デバイスへの道を拓くべく、火花を散らす。
2010年5月17日(月)、世界を代表するファンディング・エージェンシーが一堂に会し、現在もっともホットなテーマの1つである 「低炭素社会の実現」を論じ合うシンポジウム「低炭素社会を目指すグリーン・イノベーション促進のための国際協力」が開催された。 地球規模で解決すべきこの課題に、科学はどのように立ち向かうべきか、各国それぞれの立場から議論が進められた。
戦略的創造研究推進事業 CREST“ナノ科学を基盤とした革新的製造技術の創成”「第二世代カーボンナノチューブ創製による不代替デバイス開発」
産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 グループ長 片浦 弘道
JSTでは、小・中・高等学校の授業で使える理科教育用のデジタル教材集「理科ねっとわーく」をWebサイトで公開している。現在129本のタイトルが用意されており、それらを構成する動画・静止画像などのデジタル素材は4万7000点を超えている。これらのデジタル素材は、授業計画に合わせて、学校の先生が自分で自由に加工・改変が可能だ。先生の工夫でオリジナルのワークシートも作れる。また、全国の先生による活用事例も収録されているので、授業計画の立案にも役立てることができる。