愛知製鋼(株)が製品化した高感度磁気センサーは、携帯電話機に相次いで採用されるなど、事業の拡大を順調に続けている。この磁気センサーは名古屋大学の独創的な研究成果をもとに、JSTの委託開発による支援で事業化された。産学官連携の代表的な成功例である。
多くの生物のゲノム塩基配列が解析され、膨大なデータがあふれだした。そこから生命の機能を読み解くのは、情報学の仕事だ。これまでに蓄積された知識とデータを、生命のネットワークとして表現するデータベースが、新しい生命科学の出発点になろうとしている。
約6000年前に人類がはじめて自然銅を加工して道具を作ってから、金属、とりわけ“合金”は道具を作る材料の中心的存在になってきた。近年、熱の変化で形状が記憶される合金(形状記憶合金)が開発・実用化されているが、さらに熱の変化に加えて磁場の変化でも形状を制御できるものが開発されており、世界的に注目を集めている。
『隠し味はサイエンス!パラケルススの科学レシピ 第6話 発酵食品を食べる』という番組が、国際映像祭「New York Festivals」の2006年ヘルス&フィットネス部門で銀賞を受賞した。制作と放送を手がけたのはサイエンスチャンネル。科学的根拠に基づく情報を発信する、おいしさにはこだわらない異色の「食」の番組だ。
桜満開の4月1日、国務大臣などが国民に直接語りかけて広く意見を聞く「タウンミーティング」がお台場の日本科学未来館で行われました。今回のテーマは「科学技術と未来を考える」です。あこがれのノーベル賞受賞者とスペースシャトル宇宙飛行士に直接会えるので、春休み中の親子がたくさん集まりました。