動物でも植物でも、ほとんどの生物は約24時間の周期的なリズムを刻んで生活している。太陽光など外からの影響を受けなくても自発的に刻まれるこのリズムは、「体内時計」とも呼ばれる。生命は長い時間をかけて地球の自転が生み出す昼夜のリズムに適応し、この時計を獲得してきた。その研究は、それぞれの生物が歩んできた道のり、そして生命の本質に迫るだけではなく、疾患の理解や治療、農業へと応用を広げている。
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