どんどん小型化する最新の電子機器。そこには微細な加工技術で作られた素子がつまっている。ところが、さらなるサイズダウンとエネルギー効率のアップは難しいという。そこで注目されはじめたのが、細菌のべん毛などにみられるナノサイズの駆動装置。その構造と機能が急ピッチで解明されている。
『眠る猫と世界の形』という番組が、「北京国際科学映像祭2004」の青少年・教育部門で金賞を受賞した。これを制作・放送したのはサイエンスチャンネル。科学のおもしろさや奥深さを伝えるのが目的のチャンネルだ。実際の番組づくりはどのように行われているのだろうか。
サラリーマンや学生に愛された米国産牛肉使用の牛丼が街から姿を消して1年あまり。牛肉輸出再開を望む米国と、「すべての牛のBSE検査が前提」の日本の消費者との隔たりは埋まらない。BSE対策の決め手は優れた検査法だ。危険なプリオンの有無を、生きた牛で正確に調べる高感度全自動検査装置の開発に世界の期待が集まる。
マウスやペン(タブレット)で、ディスプレイ上に描いたクマさんの2次元スケッチが、あっという間に3次元のぬいぐるみ画像に変身。手の向きを変えるのも、色を塗るのも、洋服を着せるのも自由自在。子どもが10分で使えるようになる3次元モデリングシステム「Teddy」、このソフトがCG革命を引き起こすかもしれない。
昨年末のスマトラ沖大地震・インド洋大津波、明けては阪神淡路大地震から10年…。このところ地震学者として忙しい日々が続きます。ご紹介する地震関連のコンテンツが、少しでも役に立てば、嬉しいかぎりです。