Micrococcus tweenisはXyloseを唯一の炭素源とする培地において, 発育を開始するのに長時間の誘導期を必要とする。とれは, glutamate, asparagine, tyrosine, α-alanine, histidne, およびこれらのアミノ酸の複合体としてのyeast extractやペプトンの添加によつて著明に短縮される。
Xylose培地に継代すれば, 誘導期の長さは次第に短縮するが, もとのTween培地にうつした場合, 継代しない菌と同様に速かに発育がおこる。従つて, この菌によるxyloseの利用は適応的なものと考えられる。
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