日本写真学会誌
Online ISSN : 1884-5932
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61 巻, 3 号
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  • 1998 年 61 巻 3 号 p. 125-157
    発行日: 1998/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 超長期保存ネットワーク国際ワークショップの話題
    岩野 治彦
    1998 年 61 巻 3 号 p. 158-160
    発行日: 1998/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • Omar FAROOQ
    1998 年 61 巻 3 号 p. 161-162
    発行日: 1998/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    Diaryliodonium salts containing “non-nucleophilic” perfluorinated complex anions have been prepared in high yield by simple ion-exchange of the corresponding diaryliodonium halides or pseudohalides with the alkali metal salts of perfluorinated complex anions in DMSO which offers high solubilities of both the diaryliodonium halides and the alkali metal salts of the complex anions.
  • 山田 耕三郎
    1998 年 61 巻 3 号 p. 163-174
    発行日: 1998/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    近年, 写真処理廃液量の低減が強く求められており, 印刷製版用写真フィルムとしては補充量を大幅に低減できる新たなシステムの開発が切望されていた。この為にはある程度劣化の起きた現像液でも, 安定に高品質の仕上がりが確保出来る,「処理安定性」の高い低pH超硬調系印刷製版システムの開発が必要であった。そこで我々はこの様な社会的要請に答えるべく, 新システム開発のキー技術である低pH造核技術 (造核剤および造核促進剤) について検討を加えた結果, 全く新規でユニークなアシル基 (2-カルボキシテトラフルオロプロポキシ基等) を有するヒドラジド系造核剤の開発に成功し, 同時にまた従来にないオニウム塩系造核促進剤の開発にも成功した。前者は, アシルヒドラジン造核剤の造核活性に及ぼす速度論的解析研究を基に, 巧みな分子設計により見出されたものであり, 研究を通じて造核活性の支配要因を明確化できた。また後者のオニウム塩系造核促進剤については, これらが造核剤からの電子注入効率を向上させていることを明らかにした。
  • 森村 公保, 御舩 博幸
    1998 年 61 巻 3 号 p. 175-180
    発行日: 1998/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    臭化銀粒子をチオ硫酸ナトリウムにより硫黄増感した際, 生成した硫化銀がもたらす長波長感度の温度依存性を研究した。
    長波長感度の活性化エネルギーは, 硫黄増感の程度を増すにつれて大きくなり一定値になった。硫黄増感が浅い領域においては空気中で測定された活性化エネルギーは真空中での値に比べて大きかったが, 硫黄増感剤の添加量を増すに従って空気中と真空中の活性化エネルギーは漸近し一致した。これは浅い硫黄増感では酸素により長波長感度が低下するが, 硫黄増感を増すに従ってその感度の低下が消滅することに対応していた。長波長感度は光電子が光励起された硫黄増感中心から臭化銀粒子の伝導帯に注入されることで得られ, その活性化エネルギーは電子注入に必要な熱的エネルギーを与えたと考える。上記解析に基づき, 硫黄増感中心のトラップの深さは約0.28eVと見積もられた。
    臭化銀乳剤粒子へTAIを添加することにより, 長波長感度の活性化エネルギーは小さくなった。これはTAIが臭化銀粒子中の格子間銀イオンの濃度を下げて, 硫黄増感中心の状態を変えた結果と考える。
  • 井上 信一, 津村 徳道, 三宅 洋一
    1998 年 61 巻 3 号 p. 181-184
    発行日: 1998/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    本研究ではハードコピーのCTF (Contrast Transfer Function) を新たに定義する。この定義を用いることによりハードコピーのCTFはべースとなる紙のMTF (Modulation Transfer Function) を用いて簡単な関数で表せることを示す.ハードコピーのCTF及び紙のMTFを実験により測定した結果・提案式は測定結果と良く一致することを確認した。
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