自動車技術会論文集
Online ISSN : 1883-0811
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ISSN-L : 0287-8321
47 巻, 2 号
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研究論文
技術論文
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研究論文
  • 加藤 久雄, 長島 真也, 木下 圭介, 吉田 健太
    2016 年47 巻2 号 p. 595-601
    発行日: 2016年
    公開日: 2018/01/29
    ジャーナル フリー
    燃料電池車普及に向けて,燃料電池の長寿命化が課題である.触媒として数ナノメートルの白金の微粒子を用いている.白金は希少な元素で高価なため,使用量を削減していく必要がある.使用量が多い要因の一つに耐久劣化がある.燃料電池作動中に白金微粒子の劣化が起こり,電池の出力が低下する.このため劣化機構を解明し,対策を打つ必要がある.我々は透過型電子顕微鏡を用いて,燃料電池の反応を模擬した液中かつ電位印加環境を作り,白金微粒子の劣化をリアルタイムで直接観察する手法の開発に取り組んだ.これにより,耐久劣化を抑制できる材料開発,設計,および劣化しない触媒の使われ方の提言を行うことができる.
  • -新しいせん断試験法および破断起点における局所ひずみと応力三軸度のCAE 解析-
    麻 寧緒, 高田 賢治, 長坂 圭, 佐藤 健太郎, 西村 隆一, 徳永 孝行, 西村 律, 武田 力紀, 岩井 隆浩, 西 龍, 小島 宏 ...
    2016 年47 巻2 号 p. 603-608
    発行日: 2016年
    公開日: 2018/01/29
    ジャーナル フリー
    簡単な1軸引張り試験機を用いて2種類のせん断試験片と試験方法を提案した.また,比較のため,すでに利用されている複雑形状を持つButterflyせん断試験片およびせん断試験も実施した.さらに試験観測とCAE解析で3種類のせん断試験による破断起点の局所応力ひずみや破断現象を詳細に検討し,応力三軸度が小さい領域における破断塑性ひずみを同定した.実験結果と計算結果によると,破断起点は,純せん断応力状態の位置でなく応力3軸度が高い位置であることが分かった.
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