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景山 一郎, 栗谷川 幸代
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1411-1416
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
本研究は,二輪車の旋回特性に与える制動力の影響について扱ったものである.まず二輪車のステア特性および横すべり特性に与える制動力の影響について扱った.次に旋回時の保舵トルクに与える制動力の影響を,非線形タイヤモデルを用い,準定常解析によって検討を行った.
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森木 秀一, 井村 進也, 伊藤 勝, 松崎 則和, 藤原 慎, 伊藤 恒平
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1417-1421
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
スリップ率の変化率に基づく全輪駆動車のためのスリップ率制御手法を提案する。本制御手法によれば,目標スリップ率が最適値よりも大きく設定されており,スリップ率が最適値を超えた場合であっても,スリップ率の増加が自動的に抑制される。本制御手法をモータアシスト4WD車両に適用した結果を示す。
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中野 公彦, 平山 勝彦, 鈴木 啓祐, 須田 義大, 小林 こずえ, 木下 和人, 佐々木 隆, 上妻 文英, 伊藤 隆
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1423-1428
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
大型車は車体のねじれやロール特性による操縦安定性への影響が大きい.今回電磁サスペンションの大型車への適応を考え,大型車の特徴である車体のねじれを円柱のねじれとした連続体でモデル化し,このねじれやロール振動を抑えるような制御則を構築することで,電磁サスペンションによる大型車の操縦安定性向上を検討する.
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丹野 正洋, 安木 剛, 田中 博, 高光 二郎, ビン ロン ファン
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1429-1434
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
CFDによるエンジンルーム・床下の部品温度を予測可能とする技術を開発。解析結果の分析方法として、部品の熱収支を3つの伝熱形態、熱伝導・熱放射・熱伝達に分けるだけでなく、伝熱形態毎に入・放熱とを分け、熱伝導・熱放射は周辺各部品との熱授受にまで分解する方法をまとめ、熱害発生要因の容易な特定を可能にした。
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高橋 裕公, 岡元 雅義, 秋山 朗彦, 菊池 裕二
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1435-1440
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
歩行者ダミーおよび人体の膝関節FEモデルを用いて外反方向の曲げシミュレーションを行い,相関関係からダミー各靭帯の引張り荷重閾値を設定した.ダミー全身FEモデルを用いた車両衝突シミュレーションでの各靭帯の引張り荷重の最大値を閾値で無次元化し,検体試験での傷害発生状況と比較して,閾値の妥当性を検証した.
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-ERからの報告-
篠原 一彰, 岡田 恵, 石田 時也, 藤田 英伸, 斉藤 群大, 岡崎 次郎, 横山 秀之, 熊田 芳文, 松本 昭憲
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1441-1444
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
車の前部が大破した事故事例でシートベルト・エアバッグの有効性を検討した。ベルト着用群では非着用群よりも頭頚部・胸腹部の重症外傷が少なかった。エアバッグ展開群では非展開群よりも頭頚部・顔面の重症外傷が少なかった。ベルト非着用下ではエアバッグ展開時に非展開時よりも重症胸腹部外傷の受傷率が高く注意を要する。
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槇 徹雄, 土屋 雅史, 堺 英男
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1445-1450
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
自動車のシートポジションを変化させると後席乗員の拘束状態が大きく変化し,乗員傷害が変化する可能性がある.そこで,シートスライドの位置,シートバックのリクライニング角度やショルダベルトアンカの位置などをパラメータとして品質工学を適用し,自動車前面衝突時における安全性能への影響を明確にした.
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金山 悠, 独古 泰裕, 伊藤 修, 大橋 一樹
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1451-1456
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
少子高齢化に伴い,高齢者が関わる交通事故の比率が増加してきており,高齢者傷害への対応が望まれている.本研究では,既存の論文から加齢による腰椎椎骨の材料特性・形状の変化を調べ定量化してモデル反映し,年齢別のテスト結果に対して検証を行うことで,成人高齢者の骨格傷害評価が可能な人体腰椎FEモデルを開発した.
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伊藤 修, 独古 泰裕, 大橋 一樹
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1457-1462
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
成人・高齢者の骨格傷害を評価するための胸部FEモデルを開発した.それぞれの骨格形状は医療用CT画像と文献を基に作成した.肋骨,肋軟骨,鎖骨の材料特性は文献を基に定め,胸骨の特性には肋骨の特性を使用した.また,文献から骨単体の曲げ実験と胸部衝撃実験の応答に対しモデルの精度検証を行った.
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武内 秀平, 平岡 敏洋, 熊本 博光, 泉 達也, 畑中 健一
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1463-1469
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
視認困難な歩行者の存在を知らせる夜間時視覚支援システムで提示する赤外線映像には近赤外線方式と遠赤外線方式の2種類がある.本稿では,外気温や明るさが異なる走行環境で,赤外線模擬映像を提示するシミュレータ実験を行い,赤外線映像の差異が歩行者の飛出しに対する回避行動に与える影響について考察する.
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-ガス流動活用による筒内付着燃料低減 -
冨松 亮, 一瀬 宏樹, 吉岡 衛, 小菅 英明, 高橋 幸宏
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1471-1476
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
排気規制強化により、冷間時の排出HC量が重要視されてきている。筒内付着量と排出HCの関係から、始動時(初爆~回転数上昇)のHCを低減するため、「排気バルブ閉タイミングの早期化による吹返し効果」に着目し、そのHC低減効果及びメカニズム検証結果を報告する。結果として、始動時HCを30%低減することができた。
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飯島 直樹, 青木 秀馬, 今村 淳一, 瀧口 雅章
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1477-1482
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
ピストンリングの低張力化がガソリンエンジンのピストン摩擦力とオイル消費に及ぼす影響について検討するために,浮動ライナ法とSトレース法により両者の同時測定を行った.各リングの低張力化による摩擦力とオイル消費への寄与率について解析を行い,その原因をピストンおよびリング周りの油膜観察により確認した.
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-アフター噴射を考慮した燃焼室形状の追求-
出口 雄司, 野口 邦人, 岩崎 隆夫, 井元 浩二
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1489-1495
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
直噴式ディーゼル機関の低公害、高熱効率化のために、コモンレール式燃料噴射系および高圧縮比のもとで、燃焼室形状、燃料噴射特性を理論的、実験的に追求した。その結果、NOx、スモーク、熱効率を改善するための燃焼室形状を見い出すとともに、燃焼室形状と燃料噴射特性、ガス流動、燃焼特性との相関性を解明できた。
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伊東 明美, 土橋 敬市
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1497-1502
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
転がり軸受け締代不足などで発生するクリープによる転動面損傷発生メカニズム明確化のため、クリープ及び転動面温度測定を行い、ボールのすべり率と温度の関係を調べた。すべり率の増加に伴い、転動面温度はいったん低下し、その後上昇し続けることが分かった。またこの発熱により、転動面は損傷を受けることが分かった。
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李 鉄, 柿崎 隆太, 鈴木 勝, 小川 英之, 村瀬 真人
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1503-1508
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
予混合化ディーゼル燃焼において着火性の異なる種々の燃料を用い,実際の着火遅れとセタン価およびオクタン価との相関,および運転可能負荷範囲を調べた結果,着火遅れはセタン価およびオクタン価と相関を有するものの,かなりのばらつきがあり,また運転可能負荷範囲は実際の着火遅れに強く依存することがわかった.
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-低温過渡時における高効率NOx浄化メカニズム-
村田 豊, 小宮 怜, 金子 淳司, 大聖 泰弘, 鈴木 央一, 石井 素
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1509-1514
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
排気温度が低温となる過渡運転において尿素SCRのNOx浄化率を向上させるためには,SCR触媒入口のNO
2/NOx比をモードオーバーオールで0.5±0.1のウィンドウに入れることが設計指針になりうることを明らかにした.また,その際の高効率NOx浄化メカニズムには,硝酸アンモニウムの生成と分解を内在するFast SCR反応の寄与があることを示した.
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片岡 拓実, 加藤 直也, 菊池 隆司, 芦原 克宏
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1521-1526
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
軸受設計において、最小油膜厚さは最も重要な情報の一つである。油膜厚さ計測手法確立のため、軸受メタル表面に形成した数μm厚の薄膜電極とシャフト間の静電容量から油膜厚さを求める方法を検討し、単体試験機でEHL計算値と一致した。この手法を用いてエンジン実働時の主軸受の油膜厚さを最大負荷条件まで実測した。
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柴田 元, 漆原 友則
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1527-1532
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
トルエンとn-ヘプタンを混合した燃料はそれぞれの着火温度で二回燃焼をする。この二段階高温酸化反応に見られる特徴的な燃焼からHCCI燃焼がどのように進行しているかを考察したので報告をする。
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-CO排出ガス計測とガソリン基材を用いた二段階高温酸化反応燃焼の実現-
柴田 元, 漆原 友則
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1533-1538
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
トルエンとノルマルヘプタンを混合した燃料はそれぞれの炭化水素が異なる着火温度で高温酸化反応を起こしHCCIエンジンの高負荷運転を可能とする。本報では2段目の燃焼がCOの酸化によるものではないことを排出ガスデータから示し、二段階高温酸化反応が製油所のガソリン基材を用いた燃料で実現できることを報告する。
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辻村 拓, 後藤 新一
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1539-1544
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
ディーゼルエンジンの排気及び燃費低減技術として,可変動弁装置,高圧燃料噴射装置等,先進的なエンジンデバイスが開発されつつある.本研究ではこれら先進デバイスよる性能改善効果を把握すると同時に,着火性等,燃料性状の影響を明らかにするため,先進技術を搭載した単気筒エンジンを用いた性能評価を実施した.
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米澤 崇, 川尻 和彦
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1545-1550
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
インジェクタ噴霧の壁面衝突時の燃料付着量特性を計算する新たな評価方法を提案し,基礎実験,エンジン内燃料噴射模擬実験による検証をおこなった. その結果,従来シミュレーションでは考慮されていなかった接線方向速度を考慮することにより,噴霧衝突角度と壁面燃料付着量の関係を表現できることを確認した.
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酒井 康行, 井手上 薫樹, 安東 弘光, 桑原 一成
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1551-1556
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
水素,アルカン,アルコール,エーテルの組み合わせを用いたマルチフュエルによるHCCI燃焼のシミュレーションを行った.反応速度論をベースとした素反応解析により混合燃料の着火性を記述するユニバーサルルールを確立し,マルチフュエルによるHCCI燃焼領域拡張を議論する.
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安東 弘光, 酒井 康行, 桑原 一成
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1557-1562
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
炭化水素燃料の熱着火プロセスを著者らの提案している寄与度行列、元素バランスを用いて解析した.酸水素系とは異なり、炭化水素燃料の熱着火プロセスではCOとOHの反応が連鎖分岐機構の一部として重要であることが明らかになった。またHCCIの重要な要素であるリーン、高EGRの条件下ではそもそも連鎖分岐が起こる温度に到達せず、HO
2が重要な役割を果たす酸水素系反応とは異なった緩慢な連鎖分岐機構を考える必要があることもわかった.
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成田 一行, 坂下 善行, 山田 隆, 赤津 観
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1569-1574
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
埋込型永久磁石同期モータ(IPMSM)等、誘起電圧に高調波成分を含み、磁気飽和のため電流波形が歪む様なモータにおいて、電磁界解析により実際のモータに即したモータモデルを作成し、制御シミュレータと連成させる解析システムを構築した。さらに、検証用モータにおける測定と解析との比較を行ったので報告する。
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秋田 時彦, 堤 成可, 和田 隆広, 土居 俊一
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1581-1586
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
認知・判断支援において,実環境では完全な環境認識は困難な為,誤警報・不警報が発生し,Trust低下によるシステム不使用や危険誘発の可能性がある.そこで,認識信頼度に応じた警報によるTrust低下抑制方法を提案し,DSを用いた車線変更支援システムの評価実験を行い,Trust維持や事故低減に効果がある事を確認した.
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ラクシンチャラーンサク ポンサトーン, 滝本 勇太, 室井 宏友, 清水 郁子, 永井 正夫, ダームス ミハエル, アドマット ロルフ
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1587-1592
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
本研究では,歩行者横断中の衝突事故を防ぐため,車両前方のカメラ画像から横断歩道を検出し,ミリ波レーダの移動物体データと照らし合わせることにより,歩行者の相対位置や速度から衝突危険度を推定し,ドライバに警報を提供する運転支援システムを開発し,実車実験によりその有効性を示した.
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堀井 泰聡, 土居 俊一, 和田 隆広, 森川 慶祐
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1593-1598
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
灯火制御(AFS)がドライバに有益であるのかを検証するためには、車両走行時の人間特性を反映した評価が必要である。そこで灯火制御を模擬可能なドライビングシミュレータを用いた実験および実車実験を行い、灯火制御がドライバの認知・判断・操作特性に与える影響を調査し、人間‐自動車系のモデルによる有効性の評価を行った。
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小竹 元基, 鎌田 実, 金森 等
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1605-1610
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
一時停止交差点における高齢者の不安全行動の特徴を分析し,その行動と身体特性との関連性を整理する.その結果から,高齢者の分割注意機能,抑制機能の劣る高齢者を対象に,交差点までの車両位置と高齢運転者の身体特性に基づく情報支援システムを提案し,そのシステムの有効性をシミュレータおよび,実車により検証した.
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-Diesel Particulate Filterの効果評価-
柳沢 伸浩, 柴田 慶子, 田代 欣久, 椋梨 隆之, 小野寺 貴夫
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1611-1615
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
最新のディーゼルエンジンは未規制物質排出も低減しているが,その過渡排出に関する報告は少ない.本報告ではプロトン移動反応を用いた飛行時間型質量分析装置を用いることで秒単位かつ質量分解能の高い質量スペクトルがppbレベルの高感度で得られることを確認し,ディーゼルエンジン排出ガスに適用しDPFの効果を検証した.
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國分 三輝, 大濱 吉紘, 樋口 和則, 佐々木 和也
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1623-1628
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
教習所指導員の運転診断ノウハウに基づいた安全運転評価指標を開発した.指導員へのインタビュー調査と従来尺度調査により選ばれた38個の評価項目をもとに,469名の一般ドライバの運転に対する評価を試行し,4因子・15項目の評価指標を構成した.また,安全運転の定量評価モデルを提案し,妥当性を検証した.
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鍋島 憲司, 須田 義大, 古賀 誉章, 新井 崇俊
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1629-1633
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
自動車のインターフェイスデザインが後部シート乗員の快適性にどう影響しているのかを,アンケート調査により明らかにした.異なるタイプのインターフェイスに対して「使い勝手」と「感情への訴求」という二因子に注目して分析した結果,調査車両においてそれらは相反する傾向にあり,今後の検討が望まれることが分かった.
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稲田 喜信, 時田 拓明, 二上 将直, 堀江 数馬, 高信 英明
原稿種別: 研究論文
2009 年40 巻6 号 p.
1635-1640
発行日: 2009年
公開日: 2010/06/18
ジャーナル
フリー
情報収集用の無人飛翔体の活用において、単体の機能を補充し、システム全体としての機能と信頼性を高めるための方法として群制御が有効である。本研究では単純なルールに基づく生物型の群制御モデルを用いて飛翔体の群制御を実現し、故障に対するロバスト性や少ない制御量で実現できる群の旋回制御、形状制御の例を示した。
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