• 可変容量タービン向けロータの性能解析
  石野 実, 大塚 正義, 石川 学, 種田 剛夫
  2015 年46 巻3 号 p. 577-582
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.577
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  エンジン低速域での可変容量タービンの性能悪化要因とその改善策を数値シミュレーションにより探索した。少流時の性能悪化要因としてロータ内で発生する渦流れに注目し，渦発生を抑制するタービンロータの新翼形状を提案した。高流量時の性能は維持しつつ少流量域のタービン効率が向上する事を計算と実機評価で確認した。

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• 三次元数値流体解析によるディーゼルエンジンの 燃焼室壁面温度分布の予測と熱損失に及ぼす影響の検討
  喜久里 陽, 草鹿 仁, 大聖 泰弘
  2015 年46 巻3 号 p. 583-588
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.583
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  詳細な化学反応過程を考慮した三次元数値流体コードを高速化し，壁面の垂直方向に一次元非定常熱伝導計算を組み合せて複数サイクルの計算を行うことで，燃焼室の壁面温度の空間的，時間的な変化を予測可能とした。構築した計算コードを用いて，壁面温度の分布がディーゼル燃焼や熱損失に及ぼす影響を調査した。

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• 尿素SCR システムのNOx 浄化率向上に関する研究(第9 報)
  ―触媒種の組み合わせがNOx 浄化性能に及ぼす影響―
  西山 大貴, 田中 陽, 安達 太紀, 川村 俊輔, 永坂 和也, 山本 貴史, 大聖 泰弘, 鈴木 央一, 石井 素, 山口 恭平
  2015 年46 巻3 号 p. 589-595
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.589
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  尿素SCRシステムの幅広い運転領域におけるNOx浄化性能向上を目的に，Fe系とCu系の触媒を組み合わせた触媒(Combined-SCR)を提案してエンジンベンチで定常及び過渡試験を行い，NOx浄化性能を評価した．その結果，Combined-SCRはCu系,Fe系双方の長所を合わせ持ち，幅広い運転領域におけるNOx浄化の可能性が示された．

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• ハンマリング構造を用いたガソリン直噴用インジェクタの開発
  森谷 昌輝, 宮下 純一, 猪又 茂, 町田 啓介
  2015 年46 巻3 号 p. 597-601
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.597
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  近年，ますます厳しくなる燃費規制，排ガス規制に対応するため，ガソリン直噴エンジンが急速に拡大している。　本報では，将来の直噴ガソリンエンジンの優位性を確保可能な直噴インジェクタを開発したので，その内容について報告する。　本製品は，①広いダイナミックレンジ②高い作動燃圧③高微粒化を目標として開発した。

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• 点火プラグの要求電圧低減手法の開発
  阿部 祐也, 土井 香, 柴田 正道, 杉浦 明光, 横尾 望, 中田 浩一
  2015 年46 巻3 号 p. 603-608
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.603
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  高過給・高圧縮エンジンなどの高圧力場での火花放電形成における要求電圧上昇への対応技術として，放電形成メカニズムに基づいた２次電圧印加パターンによる要求電圧低減技術を開発。今回，様々なエンジン運転条件における要求電圧低減効果と着火性影響を検証した。

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• 複雑形状に付着する燃料液膜の可視化と計測
  小沢 啓二, 岡本 真也, 清水 勝, 川島 久宜, 村松 恵治, 石間 経章
  2015 年46 巻3 号 p. 609-614
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.609
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  ポートやピストン冠面の形状は複雑であり，レーザ誘起蛍光法(LIF)での燃料の厚さ計測が困難である．本研究では実際のエンジン内で利用可能となるように，LIFの光源補正方法を改良した．改良したLIFの精度を検証し，ピストン冠面に付着する燃料の厚さを計測した．その結果，複雑形状に付着する燃料液膜の挙動を観察できた．

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• 車両プラントモデルを用いた小型商用車用ランキンシステムの検討
  五味 智紀, 阿部 誠, 石川 直也, 阿部 義幸
  2015 年46 巻3 号 p. 615-620
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.615
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  熱変動が大きい自動車に廃熱回収システムを組み込む為には，過渡運転時の熱量変化の把握とシステムの制御が重要となる．本報告では，ディーゼル商用車へのランキンサイクル適用性を検討するために車両全体の熱流れを再現する大規模プラントモデルを作成した．このモデルで検討した走行時の燃費改善効果について紹介する．

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• 軟X 線ラジオグラフィーを用いた水加ヒドラジンを燃料とするアニ オン形燃料電池のその場可視化
  坂本 友和, ディーワンサイ ペンサイ, 朝澤 浩一郎, 津島 将司, 平井 秀一郎, 田中 裕久
  2015 年46 巻3 号 p. 621-626
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.621
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  水加ヒドラジンを燃料とするアニオン形燃料電池の出力と耐久性両立のためには，発電分布や燃料透過の低減が必要である。それらのメカニズム解明のため，軟X線ラジオグラフィーを用いて発電中の燃料電池内部の物質輸送現象をその場可視化し，発電時の生成窒素と液体燃料のミクロ挙動について知見を得た。

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• 回生エネルギ取得量の増大がハイブリッドトラックの 燃費性能および排出ガス特性に与える影響
  奥井 伸宜, 小林 雅行
  2015 年46 巻3 号 p. 627-632
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.627
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  HEVの燃費改善策の将来トレンドの一つに，回生エネルギ取得量の増大が挙げられる。具体的には，ハイブリッドパワートレインのレイアウト変更や減速時の回生エネルギ取得制限速度の低速度化である。今回，回生エネルギ取得量の増大に伴うHEVトラックの燃費性能と排出ガス特性を，台上HEV試験装置を用い評価した。

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• 側面衝突解析におけるスポット破断予測精度の向上
  桑原 正明, 安木 剛, 熊谷 孝士
  2015 年46 巻3 号 p. 633-638
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.633
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  近年，自動車鋼板の高強度化により，スポット溶接部ではナゲットの界面破断モードが増加している｡それらの破断特性には板組み毎のナゲット部の特性が影響すると考えられる。そこで，板組み毎のナゲット形成解析結果を既存のスポット破断予測モデルに付与し，実車試験でのスポット破断部位を予測可能であることを確認した。

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• 自動車衝突時における自転車乗員の挙動・傷害の有限要素解析
  山田 英史, 伊藤 大輔, 水野 幸治
  2015 年46 巻3 号 p. 639-644
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.639
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  有限要素モデルを用いた自転車乗員対自動車の衝突シミュレーションを行った．自動車が自転車乗員の側方から衝突した際の全身挙動及び下肢傷害発生について分析し，膝に大きなせん断が発生することを確認した．自転車と自動車の衝突形態や自転車乗員の下肢姿勢を変化させ，自転車乗員の挙動と傷害に及ぼす影響を調べた．

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• 異なる材料強度の稜線を有する箱形断面の圧縮曲げ強度
  嵇 明, 安孫子 拓也, 岡村 俊明
  2015 年46 巻3 号 p. 645-652
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.645
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  乗用車の耐衝突構造に対して，超高強度材 (HS-AHSS) の置換による軽量化開発を行っている．超高強度ある一方で，塑性伸びが小さく，割れ・切れ易く，HAZ の強度低下の HS-AHSS の短所がある．本文では，圧縮曲げ荷重の衝突骨格に対して，本当に全断面の超高強度化が必要なのか，割れや HAZ の影響を受けにくい稜線部だけの超高強度化効果を弾性座屈と塑性座屈理論及び試験と CAE の検討を用いて明らかにし，このような新型衝突部材の開発ニーズと断面強度分布の設計方法を提示する．

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• 幼児同乗自転車の交通事故に関する研究
  ―交通事故統計からみた特徴―
  寺島 孝明, 田久保 宣晃, 大賀 涼, 加藤 憲史郎
  2015 年46 巻3 号 p. 653-658
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.653
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  交通事故統計データを用いて幼児同乗自転車の交通事故の特徴について検討した．自転車同乗幼児の死傷者数は近年減少傾向にあったが，2009年以降は約1200人で横ばい状態にある．幼児同乗自転車は低速で走行する車両との事故が多く，事故による自転車運転者と同乗幼児の人身損傷主部位には異なる傾向が認められた．

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• ドライバの音源定位を支援する 警報呈示方法の改善策に関する実験的検証
  竹内 友宏, 森田 和元, 山口 大助, 関根 道昭, 織田 利彦
  2015 年46 巻3 号 p. 659-664
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.659
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  ドライバに対して危険の発生が予想される方位を警報音によって提供する聴覚支援システムについて実験的に検証した。無響室内で実車を用いて，スピーカ設置位置，警報音の音圧変化，周波数等の条件を組み合わせて実験を行い，音源定位の正答率に影響を及ぼす要因を明らかにした。また，若年者と高齢者による比較も行った。

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• 実車両を用いた危険場面再現手法の研究（第2 報）
  － 交差点右折場面における運転操作及び車両挙動の検討 －
  田川 傑, 佐藤 健治, 内田 信行, 小竹 元基
  2015 年46 巻3 号 p. 665-670
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.665
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  危険場面での運転行動を，より現実に近い状況で取得することを目的とした実験車JARI-ARVは，運転者前方に搭載した画面の映像をもとに走行するため，運転行動の変容が懸念される．そこで交差点右折時のJARI-ARVの特性把握を目的として，通常車両とJARI-ARVにおける運転操作及び車両挙動を比較した実験の結果について述べる．

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• 大型トラックドライバ向け覚醒度評価システムの研究
  岩男 眞由美, 杉浦 康司, 今西 明, 滝波 茂, 中野 泰彦
  2015 年46 巻3 号 p. 671-677
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.671
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  幹線輸送で長距離運行するドライバを想定した覚醒度評価システムの構築をめざしている．実路走行で取得した脈波，車両横変位量，視認頻度を眠気指標候補とし，ドライバ自身が警報を受容できる眠気領域と高覚醒領域との判別精度を比較評価した．判別精度は各指標を組合せることで単独より高くなり，相乗効果が確認された．

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• 心拍センサを用いた大型トラック運転中の覚醒度評価
  中野 泰彦, 佐野 聡, 角中 光, 岩男 眞由美
  2015 年46 巻3 号 p. 679-685
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.679
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  長距離の大型幹線輸送の安全には，適切な休息・睡眠の管理はもとより，リアルタイムでの覚醒度評価が重要である．我々は，計測負担の少ないイヤクリップ脈拍センサでの眠気検知システムとその活用法を提案する．大型トラックの実路走行中に本システムの眠気検知評価を実施し，眠気判定ロジックの有効性を確認した．

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• 溶接シミュレーションを用いた異種異厚板組の破断予測技術の開発
  上田 秀樹, 福本 学, 中山 英介
  2015 年46 巻3 号 p. 687-692
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.687
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  板組，溶接条件を入力パラメータにしたスポット溶接のナゲット形成解析結果から溶接金属部の破断特性を推定し，異種異厚板組(材質，板厚が異なる板組)スポット溶接継手の破断予測FEM解析モデルを開発した。本解析モデルの活用により，自動車部材の実板組みを対象にしたスポット溶接部の高精度破断予測が可能となった。

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• 二段多重変動振幅荷重下のスポット溶接継手の疲労寿命評価
  髙塚 千尋, 河田 涼平, 冨岡 昇, 岡部 顕史
  2015 年46 巻3 号 p. 693-698
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.693
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  本研究では，スポット溶接継手に疲労限度以上とそれ以下の荷重，及び両方とも疲労限度以上の荷重を組み合わせた二段多重変動振幅荷重疲労試験を実施し，公称構造応力を用いて継手形式によらず疲労寿命推定が可能であるか検討した．その結果，S－N線図をもとに修正マイナー則より疲労寿命推定できることが明らかとなった．

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• カム曲げ工法による多角形閉断面を有する軽量車体構造部品の提案
  新宮 豊久, 樋貝 和彦, 山﨑 雄司, 占部 俊明
  2015 年46 巻3 号 p. 699-703
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.699
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  軽量化と衝突安全性の両立が可能なフランジレス多角形閉断面部品の成形技術を開発した．開発した成形技術は従来のメカニカルプレス機の使用が可能である．試作したフランジレス六角閉断面形状を有するフロントサイドメンバー部品は，従来のハット形状部品より優れた衝突性能を示した．さらに，高強度材を適用することで軽量化も可能である．

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• 内部EGR使用時における過渡時空燃比制御のロバスト性検討
  瀧山 武
  2015 年46 巻3 号 p. 705-711
  発行日: 2015年
  公開日: 2018/01/25
  
  DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.46.705
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  ガソリン機関の燃費改善の目的でEGRが用いられることが近年多い。どのようなEGR条件においても理論空燃比近傍に制御するためにはロバストな制御系が必要不可欠である。そこで，吸気弁開時期変化による内部EGR使用時において，適応FF+FB制御機構を用いて様々な運転状態における過渡時空燃比制御のロバスト性を検討した。

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