自動車技術会論文集

研究論文

内ロール旋回自動車のフルビークルモデルによる緊急回避性能の評価

尾崎明徳

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 671-676
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.671

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旋回時に内ロールするモデルと，現在一般の外ロールモデルとを，緊急回避性能について比較した．解析は機構解析ソフトADAMSを使い，ダブルレーンチェンジおよびフィッシュフックテストのフルビークルシミュレーションで行った．その結果，内ロールモデルでも，外ロールモデルと同等の性能を確保できることを示した．

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操舵トルクのヒステリシスが車両運動に及ぼす影響

久代育生

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 677-684
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.677

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操舵トルクのヒステリシスが運動性能や操舵感に与える影響を考察。操舵トルクのヒステリシスは保舵の安定、舵の決めやすさ等、操舵時に必要な特性である事。また、滑らかなヒステリシス特性により、摩擦感がなく、正確な操舵を可能にする。更に、減衰とヒスは効果の違いを明らかにする。

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パッドの非線形な動的ばね剛性を考慮したディスクブレーキ鳴きのFEM解析

西澤幸男, 栗田裕, 大浦靖典, 野中雄之

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 697-702
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.697

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パッドのばね剛性は，一般的に静的に測定されているが，我々は鳴き周波数帯域で動的に測定した．そして，ブレーキ鳴きは，静的ではなく，動的なパッドのばね剛性の影響を受けることを明らかにした．さらに，得られたパッドの動的なばね剛性をＦＥＭに織込み，鳴きの解析精度が向上することを示した．

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成人および高齢者胸部骨格FEモデルの開発(第2報）

伊藤修, 伊藤優一, 独古泰裕, 森史江, 大橋一樹

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 703-708
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.703

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2009年春季大会で報告した成人・高齢者胸部骨格FEモデルは，胸部衝撃に対する応答精度が十分でなく，その原因のひとつが肋骨以外の骨モデルの精度不足と推定された．そこで，新たな文献データを基に，胸骨および肋軟骨単体の応答精度を改善し，それらを組み込んだ胸部モデルの衝撃応答精度が向上することを確認した．

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運転相当の視線移動を伴うタスク中の脳波計測による反応負担に影響されない視覚情報の認知負担評価

ギョルゲルチアン

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 709-714
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.709

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有用で快適な視覚情報提示システムには，ドライバにわかりやすく（認知負担の小さい）かつ反応しやすい（反応負担が小さい）提示手法が必要である。ドライバの認知負担と反応負担を別々での定量評価をめざして、脳波計測（事象関電位）を用いた運転中での評価手法の可能性を検討し、その結果を報告する。

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アクセルペダル反力制御によるドライバの加減速操作誘導の研究

尹飛龍, 田中秀樹, 林隆三, ポンサトーンラクシンチャラーンサク, 永井正夫, 山王堂真也, 星野正喜

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 715-720
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.715

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本研究ではモータを用いたアクセルペダル反力特性デザインによる，ドライバの加減速操作誘導の評価実験を行った．実験結果において，ペダル反力による誘導の場合は，音声や表示による情報提示手法よりもドライバの疲労度が少なく，現状では精度は良くないもののペダル反力による速度誘導は実現可能であることが分かった．

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先行車追従時の規範ドライバモデルに基づく個別適合型運転状態診断システムの開発

西郷慎太朗, ポンサトーンラクシンチャラーンサク, 永井正夫

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 721-727
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.721

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本研究では，追突事故防止のためのブレーキ支援の開発の一環として、通常時の運転操作モデルに基づき，規範のアクセル・ブレーキペダル操作量から逸脱した運転状態の検出を目的とする．先行車追従走行時に着目し，正常時の運転操作モデルを用いた注意力低下状態の客観的な判別手法を提案し，その有効性を確認する．

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乗用車のエコドライブ実践状況と燃費改善効果の関係分析

西堀泰英, 安藤良輔, 加知範康

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 729-734
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.729

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エコドライブのさらなる普及のためには，実践しやすく，より効果が期待できる方法を提案する必要があると考える．本研究では，公道での走行実験結果を用いた分析を行い，エコドライブ実践意識の有無と実際の実践状況の関係を分析するとともに，エコドライブの実践状況が燃費の改善に及ぼす効果について明らかにした．

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ディーゼルエンジンにおける低圧ループEGRシステムの開発

―NOx触媒との組合せにおけるリッチスパイク時の還流制御ロジック開発―

山下晃, 大木久, 友田晃利

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 735-740
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.735

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ディーゼル低圧ループEGRシステムはNOxと燃費の同時改善手段として有効である。NOx吸蔵触媒との併用で更にNOx排出レベルを低減可能と考える。しかし、NOx還元実行時にリッチガスが低圧ループを通り吸気に還流し燃焼変動が発生する課題があり、さらに還流にかかる時間はエンジン運転条件によって異なる。そこで今回A/Fセンサと還流遅れモデルを用いた対応策について報告する。

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車両排気系近傍の部品温度予測手法

王宗光, 浮田哲嗣, 林毅, 益田裕一

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 741-746
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.741

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自動車開発期間の短縮とコスト低減のため，開発の先行検討段階で部品温度を精度よく見積もる必要性が高くなって来ているが，熱源である排気系温度を短時間で算出するのは困難である．そこで，分離・弱連成手法により，輻射と対流と熱伝導の影響を考慮することで，部品温度を効率的に予測できる手法を開発した。

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乗用車用ディーゼルエンジンの低圧縮比化技術の研究

小山崇, 藤原清, 長江正浩, 伊藤寿記, 大木久, 友田晃利

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 747-752
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.747

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圧縮比14程度までは低圧縮比化により理論熱効率低下よりも摩擦損失の減少のため燃費改善する．しかし高地や低温での失火や白煙が課題であった．燃料噴射ノズルの多噴孔化，分割噴射，燃焼室大径化などにより燃料の気化潜熱による噴霧中心部の温度低下を抑制することで世界に類を見ない低圧縮比14を実現した

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詳細な素反応過程を考慮したディーゼル燃焼及び排出ガスの数値解析

―吸気酸素濃度が微粒子生成・酸化過程に与える影響―

鈴木泰政, 草鹿仁, 大聖泰弘

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 753-759
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.753

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本研究では詳細な素反応過程を考慮した化学反応計算と現象論的Sootモデルを練成した数値熱流体コードを用いて各種吸気酸素濃度条件下におけるディーゼル燃焼及びSootの生成・酸化過程の数値解析を実施し，吸気酸素濃度が燃焼とSootの生成・酸化過程に与える影響について解析した．

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高過給・広域多量EGRのディーゼル機関の圧縮比と燃焼最高圧力による熱効率改善

山口卓也, 青柳友三, 長田英朗, 島田一昭, 後藤雄一, 鈴木央一

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 761-766
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.761

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本研究は，デジタル制御の油圧式可変バルブタイミングを備え，燃焼最高圧力Pmax=30MPaに耐えうる仕様の単気筒ディーゼル機関において，高圧縮比と高燃焼最高圧力による高過給・多量EGRディーゼル燃焼による熱効率の向上を図った．

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ヒヤリハットデータベースの活用による予防安全対策の効果予測手法

御室哲志, 白井秀和, 高梨宏之

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 777-782
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.777

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予防安全対策の効果予測を事故データに基づいて行うと事故発生経緯の推定がネックになる．3地域のタクシーに装着されたドライブレコーダで収集されたヒヤリハットデータを用いて，被害軽減ブレーキ等の効果評価を行った．ヒヤリハットデータベースが持つ事故との違い，タクシーへの限定等の課題とその対策について述べる．

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傷害リスク予測シミュレーションに関する一考察

三上耕司, アントナハコボ, 江島晋

原稿種別: 研究論文
2011 年42 巻3 号 p. 783-788
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.783

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事故直後における傷害者の適切な傷害予測は生存率の向上や後遺障害の低減を検討する際に必要な手段となる．ここでは，事故シミュレーションによる傷害予測手法を提案し，その有効性について検討した．また，本手法を用いた特定事故における傷害リスクの予測手法について考察した．

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技術論文

据え切り時ラックバー軸力推定手法の開発

長坂恵子, 永井潤一, 山本真規

原稿種別: 技術論文
2011 年42 巻3 号 p. 685-690
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.685

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近年電動式パワーステアリングシステムの採用が拡大しているが、その搭載検討においてはモーター出力の決定が重要であり、設計初期段階で据え切り時のラックバー軸力の正確な見積もりが必要である。そこで新たに考案したラックバー軸力予測計算の手法を述べると共にそれを基にしたラックバー軸力低減設計の例を報告する.

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品質ばらつき抑制プロセス適用による片流れ現象の改善

渡邊明規雄, 味村寛, 奥知久, 大島恵

原稿種別: 技術論文
2011 年42 巻3 号 p. 691-695
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.691

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自動車の直進性に関わる代表的なお客様の不満現象である片流れは、ばらつきが大きい性能であり、その改善には、お客様の期待値の把握、ばらつきを考慮した設計及び生産工程でのばらつき管理が不可欠である。今回、片流れ現象に品質ばらつき抑制プロセスを適用し、大幅な改善を実現したので、その事例について紹介する。

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インホイールモータ駆動ユニットの開発

村田智史

原稿種別: 技術論文
2011 年42 巻3 号 p. 767-771
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.767

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インホイールモータは過去十年間で十倍の出力向上をしたが，ホイール内搭載が困難な状況に変わりなくサスペンション形式次第である。最も困難な前輪ダブルウィッシュボーン式に搭載を可能にしたのは，減速機とアクスルの新構造とブレーキやアームの再設計だった。40kWのモータを搭載したばね下質量は，23%増である。

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自動車用圧縮水素容器のガス充填放出サイクルにおける容器内の到達温度

松野優, 前田安正, 大塚宣明, 田村陽介, 三石洋之

原稿種別: 技術論文
2011 年42 巻3 号 p. 773-776
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.773

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本研究では自動車用圧縮水素容器の実使用条件における容器内温度挙動を把握するため、水素容器にガスの充填および放出を連続して繰り返すガスサイクル試験を実施した。その結果、充填後および放出後に到達する容器内温度は環境温度や充填ガス温度等の初期条件に応じて変化し、数サイクル後に安定する傾向を確認した。

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資料

実車を用いた危険運転抑止システムの効果測定

清水誠次, 志堂寺和則, 松木裕二, 植草理, 加藤直治

原稿種別: 資料
2011 年42 巻3 号 p. 789-794
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.789

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速度や車間距離などの情報をもとに安全運転を得点化し、それをランキング形式で表示することによって運転者の競争意識を刺激し、危険運転を抑止するシステムの実車での効果測定を行った。実験の結果、ランキングを表示した実験参加者群の得点が上がり、システムが有効であることが示唆された。

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品質工学を用いた車内表示テキストの可読性評価

金海燕, 岩男眞由美

原稿種別: 資料
2011 年42 巻3 号 p. 795-800
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.795

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文字表現による可読性への影響を，運転中における車内提供情報の視認状況を模擬した音読タスクにより評価した．文字表現の条件設定は品質工学を適用した異なる18条件を設定した。作業成績や主観評価結果を元に文字表現による可読性の違いを明らかにし，評価法としての有効性も確認した．

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新世代水平対向ガソリンエンジンの開発

―グローバル環境性能の実現―

堀智宣, 佐々木礼, 秋本晃, 清野貴央, 本村達之輔, 澁井敦, 森川弘二

原稿種別: 資料
2011 年42 巻3 号 p. 801-805
発行日: 2011年
公開日: 2011/08/08

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.42.801

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グローバル環境性能実現のため、新世代水平対向エンジンＦＢ２０・ＦＢ２５エンジンを開発した。ボア・ストロークをはじめ基本構造の全面見直しで急速燃焼・摩擦損失低減、新機構中間ロック付デュアルＡＶＣＳ、新型ＴＧＶ、ＥＧＲクーラを採用し環境性能進化を実現した。またモジュール構造を採用し構成の簡略化を図った。

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