-
坂口 元康, 山田 真嗣, 関 雅夫, 小岩 洋二郎, 若林 智弘, 山内 孝宏
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1185-1191
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
マルチボディダイナミクスを用いたシミュレーションを用いてタイミングチェーンのフリクションによる損失を精度よく予測できる技術を確立した.このシミュレーションにより、チェーンシステム各部の詳細なフリクションの分布と、時刻歴でのフリクションの変化が明確となり、フリクション低減に対する考察が可能となった.
抄録全体を表示
-
橋本 宗昌, 小林 雅行, 村山 哲也, 青柳 友三
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1193-1199
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
高過給・多量EGRのディーゼル機関で広範囲な運転領域をクリ-ン化してきた.また単段過給に高圧段過給機を追加した2段過給で低速域の空気量を増加させた.2段過給機関を実験し、低速と高速域の過給特性を調べ、機関燃費率の改善から走行燃費を向上させた.
抄録全体を表示
-
―数値計算の検証とCO 排出要因解析―
冬頭 孝之, 植田 玲子, 松本 孝文, 服部 義昭, 水田 準一, 秋濱 一弘, 青木 秀樹, 梅原 努, 伊藤 寿記, 川口 暁生
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1201-1207
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
ディーゼル燃焼の筒内CO分布を2光子励起CO-LIF法で計測し、その計測結果を用いて数値計算の計算精度を検証した.バルクなCO分布が計測と数値計算で一致を示した.CO排出要因は、低負荷時はパイロットの過拡散、高負荷時は火炎先端リッチ部の酸素不足が主要因であった.
抄録全体を表示
-
関根 花南, 及川 昌訓, 近藤 慶一, 高木 靖雄, 佐藤 由雄
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1209-1214
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
直噴水素エンジンの希薄混合気運転(λ=1.5近傍)域において,過濃混合気塊の燃焼により高負荷時のNOx生成を低減するPCC(Plume Ignition Combustion Concept)燃焼を報告してきた.本研究では噴流形状や火炎伝ぱを可視化しPCC燃焼の低NOx特性と熱効率を両立させる火炎伝ぱ特性を明らかにした.
抄録全体を表示
-
清水 亮介, 石川 芳広, 飯島 晃良, 吉田 吉幸司, 庄司 秀夫
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1215-1220
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
HCCI燃焼においてDME/メタン,DME/プロパンの混合燃料を使用し,燃料の種類が着火・燃焼・機関特性に与える影響を実験と素反応計算により調べた.その結果DME/メタンでは主燃焼が二段階に発生することで,DME/プロパンでは着火が遅角することで,緩慢な燃焼にすることができた.またプロパンはメタンよりDMEの低温酸化反応を抑制する効果が大きいことが分かった.
抄録全体を表示
-
―‘バーチャルエンジン適合′ を可能にする全運転域での燃焼特性予測精度の向上―
稲垣 和久, 上田 松栄, 高巣 祐介, 谷 俊宏, 瀧 昌弘, 植田 玲子
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1221-1226
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
実際の運転条件に近い走行モードであるWLTP(国際調和)サイクルでの燃焼予測精度向上を狙って,噴霧同士の干渉を考慮した噴霧モデルと還元反応を加えた新NOxモデルを開発した.その結果,運転全域において,熱発生率やNOxの排出傾向が実験とよく一致するロバスト性の高いシミュレーションが可能になった.
抄録全体を表示
-
酒井 康行, 浅野 悠介, シャワル ビン イスハ モハマド, 安東 弘光, 桑原 一成
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1227-1232
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
アルカン燃焼反応モデルの自動生成プログラムを利用して,C3からC10のアルカンのすべての異性体に対して着火遅れ時間を計算し,炭素鎖の長さ,側鎖の種類,分岐構造 (第3級・4級炭素原子)の数と相対的位置と着火遅れ時間の温度依存性などを整理した.
抄録全体を表示
-
―分光分析および反応数値計算を用いた混合燃料種の影響調査―
飯島 晃良, 石川 芳広, 浅沼 光雄, 吉田 幸司, 庄司 秀夫
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1233-1238
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
過給と燃料組成が,HCCIにおける主燃焼の多段熱発生挙動に及ぼす影響とそのメカニズムについて,過給HCCI実験と反応解析によって調べた.本報では,DME/メタン混合燃料とDME/プロパン混合燃料が主燃焼多段熱発生に及ぼす影響を,実機筒内の分光測定で明らかにし,そのメカニズムを反応解析で調べた.
抄録全体を表示
-
落合 渉, 座間 淑夫, 新井 雅隆
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1239-1244
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
近年ディーゼルエンジンでは高過給により燃焼室内の雰囲気圧力が上昇する傾向にあり,燃料噴霧と周囲空気との混合気形成が従来の自然吸気エンジンと異なると考えられる.そこで本研究では時系列PIV法により噴霧内部の速度分布を解析し,雰囲気圧力と燃料噴射圧力が混合気の形成に及ぼす影響について調査した.
抄録全体を表示
-
阿部 誠, 窄 智久, 山本 康, 長谷川 真也, 琵琶 哲志
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1245-1250
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
商用車用の廃熱回生装置として、熱音響スターリングエンジンについて検討を行っている.ディーゼルエンジンの廃熱を有効に再利用するために、原動機を三段直列に配置し、原動機の蓄熱器直径を管路直径よりも太くすることで、これまでよりも低温度差、高効率の作動を可能にした.
抄録全体を表示
-
林 朋博, 馬﨑 政俊, 鈴木 雅幸, 池本 雅里
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1251-1256
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
ディーゼルノズル開発のために、エンジン筒内の雰囲気環境を急速圧縮装置で再現し、等倍モデルによるサックと噴孔の燃料流れと噴霧、燃焼を同時可視化する技術を開発した.その結果、噴霧燃焼時においてノズル内部で発生するキャビテーション現象と、キャビテーションによる噴霧特性への影響を明らかにした.
抄録全体を表示
-
小林 佳弘, 宮鍋 健太, 新井 雅隆
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1257-1262
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
本研究では,擬似ガソリン燃料および擬似ガソリン中にトルエンを添加した燃料を対象に小型プール燃焼装置により形成される層流拡散火炎から排出されるPMの調査を行なった.その結果,擬似ガソリン中のトルエン含有量を増加させるほど排出されるPM量が増加する傾向であることがわかった.
抄録全体を表示
-
前川 浩輝, 小橋 好充, 加藤 聰, 千田 二郎
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1263-1268
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
本報では,二成分からなる混合燃料を圧縮着火機関に適用し,広範囲な燃料噴射時期及び雰囲気酸素濃度において,低圧力上昇率かつ低エミッションな燃焼となることを確認した.この現象解明を目的に,多成分燃料噴霧モデルを用いて,この混合気形成および着火・燃焼メカニズムを考察した.
抄録全体を表示
-
小島 昭和, 内山 賢, 増田 誠, 伊達 健治, 堀内 康弘, ハーマン オラフ E., ラウメン ヘルマン J.
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1269-1274
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
クリーンディーゼル普及に貢献するため,エンジンからのエミッションをできるだけ下げて後処理システムを簡素にしトータルコストを低減することを開発方針とした.その実現のために,超高圧噴射の「力」と世界初の噴射特性のフィードバック制御による「知恵」との融合によりこれまでにない高付加価値を提供するものである.
抄録全体を表示
-
木下 英二, 尾堂 裕之, 吉本 康文
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1275-1280
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
高濃度1-ブタノール混合軽油の潤滑性をJIS2号軽油程度に改善するため,なたね油メチルエステル(RME)の添加を試み,動粘度,流動点,排ガス特性について実験検討した.RMEの添加により,動粘度は上昇し,また,NOxは若干増加するものの,燃料中の酸素含有率の上昇によるSmoke低減が見られた.
抄録全体を表示
-
相原 建人, 木村 正信, 樽谷 一郎, 百々 浩平, 石和田 健, 佐藤 利光
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1281-1286
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
歯面接触,機構,構造連成計算によるラビニヨ式プラネタリギヤの実動時荷重解析を行った.解析の結果,ピニオン回転損失および軸受挙動がピニオンギヤへスラスト力を発生させることが明らかになった.さらに,小型データロガーを用いてスラスト力を計測し比較を行い,計算モデルの有効性を検証した.
抄録全体を表示
-
斉田 隆幸, 渡邊 亮
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1287-1292
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
電池制御がリチウムイオン電池の劣化に与える影響を検証する際,実験的に検証するには多大なコストと時間を要するため,数値シミュレーションによる検証が望まれている.本稿では,様々な充放電パターンを入力とし,任意の充電率や連続的な環境温度の変化に対応する,劣化を考慮したリチウムイオン電池モデルを提案する.
抄録全体を表示
-
小倉 裕直, 中村 泰拓, 重松 佑亮, 川崎公 川崎公, 岩田 一夫, 勝矢 晃弘
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1293-1298
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
電気自動車の冷暖房をバッテリに変えてケミカルヒートポンプで行うことで走行距離を改善することを目的として、モデル実験装置による検討を行った.その結果、電気ヒーターで酸化カルシウム系反応材を化学蓄熱し、放熱時には蓄えられたエネルギーのみで室内空調用冷風・温風の生成を各種条件下で行えることが確認された.
抄録全体を表示
-
山門 誠, 高橋 絢也
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1299-1305
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
操舵角速度に応じて左右制動力差を発生させるDYCとG-Vectoring制御の通常領域での適用性を比較した結果,DYCは①横滑り運動に比べてヨー運動の促進が顕著なため,ヨーに対するロールの応答性が変化する②前後力によるサスペンションの上下方向の反力が,左右でアンバランスに働きロール挙動に影響を及ぼすことがわかった.
抄録全体を表示
-
平賀 直樹, 山門 誠, 狩野 芳郎, 安部 正人
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1307-1312
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/26
ジャーナル
フリー
車両の横運動に連係した加減速制御「G-Vectoring制御」による環境性能の定量的な評価を行うため,タイヤが走行中,縦および横方向にすべりを生じたとき,接地面とタイヤの間の摩擦で消費するエネルギーの推定を行い,その大小に注目して評価を行った.
抄録全体を表示
-
齋藤 晴輝, 執行 英明, 山本 淳氏, 佐藤 利和, 長友 宏, ソン ウーカン
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1313-1319
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
従来の自動車用エンジン音の改善は騒音レベルに寄与する要因を特定し対策を行ってきたが、特にディーゼルエンジンの場合には燃焼加振力による衝撃成分など音質に関する課題が多い.本報告では、最近開発した音質メトリクスマッピング技術を利用したディーゼルエンジンの改善方法の原理、有効性、実証例について報告する.
抄録全体を表示
-
鈴木 桂輔, 新居 良紀, 伊藤 祥雄, 山田 喜一
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1321-1326
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
信頼性工学に基づいた状態遷移確率モデルの考え方を提案し,事故回避支援システムの事故低減効果について考察した.本研究では,見通しの悪い交差点手前での注意喚起の方法を2種類設定し,交差車両との衝突率の低減量を,ドライビングシミュレータを用いた実験結果と独自に提案する状態遷移確率モデルを基に分析した.
抄録全体を表示
-
森田 和元, 関根 道昭
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1327-1333
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
2004~2008年における事故・違反歴との関連で2009年の事故・違反の発生状況をマクロ分析により調査した結果、過去の事故と同じ事故の再発率および過去の違反と同じ違反の再発率が高いことがわかった。また過去の違反歴と事故発生との関係については信号無視、一時停止違反を犯すドライバが事故を起こしやすい傾向があった。
抄録全体を表示
-
伊藤 優一, 本澤 養樹, 森 史江
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1335-1340
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
胸部骨格をCT画像から詳細にモデル化した高齢者人体FEモデルを用いて,インパクタ入力に対する胸部の局所応答を分析した.入力位置および角度など入力パラメータを変化させて3次元胸部応答解析を行い,胸部剛性マップを作成した3.胸部のばね乗数が高いポイントおよび胸部変形に対する各構成要素の寄与度を明らかにした.
抄録全体を表示
-
篠原 一光, 嶋田 淳, 木村 貴彦, 大須賀 美恵子, 若松 正晴
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1341-1346
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
本研究の目的は、単純な刺激の検出課題により車載情報機器操作に伴うドライバの認知負担を評価する手法を開発することである。DS運転、ナビ・携帯電話操作、および刺激検出課題の同時遂行実験において刺激検出課題の成績は認知負荷水準に対応する変化を示し、本課題が認知負担の指標として有効であることが示唆された
抄録全体を表示
-
―加齢に伴う骨や筋の力学特性変化を考慮可能な人体FEモデルの活用―
中平 祐子, 田中 諒平, 岩本 正実, 田中 英一
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1347-1352
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
前突衝突時の車両内装部材と膝との衝突に起因する下肢傷害の発生メカニズムを解明することを目的として,全身の筋をモデル化した人体有限要素モデルを用いて前突乗員傷害解析を実施した.筋緊張の有無や加齢に伴う骨や筋の力学特性変化を考慮したパラメータスタディを行い,大腿骨骨折の発生メカニズムについて考察した.
抄録全体を表示
-
竹原 昭一郎, 植村 隆太郎, 長谷 和徳
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1353-1357
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
近年多様化してきた車両の乗車姿勢に焦点あて、身体力学シミュレーションに基づいた姿勢評価システムの開発を行った。本発表では、姿勢評価システムの概要の紹介と姿勢評価結果についての考察をする。
抄録全体を表示
-
―前面ポール衝突事故の分析―
國行 浩史
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1359-1364
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
電柱等との前面ポール衝突事故に対して主成分分析等を適用し,前報の傷害予測手法にて不足していた影響因子の抽出と傷害発生メカニズムを解明した.前面ポール衝突事故は車両前面の変形エリアとポール折損有無が相互に影響していることが分かった.この因子を考慮して傷害予測式を修正し傷害予測感度の向上が図れた.
抄録全体を表示
-
森下 昌彦, 石田 健二
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1365-1370
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
近年、車載情報システムの高度化に伴って、自動車の操作系が複雑化している。本研究では、車室内表示操作機器について、「操作しやすさ」に関するアンケート調査および実車評価を行い、「操作しやすさ」に影響する因子を解明した。
抄録全体を表示
-
林 隆三, 露木 元, 永井 正夫
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1371-1377
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
本研究は,アクセルペダルを微細に振動させ,ドライバに操作要求情報を提示する手法について提案する.純粋な正弦波ではない,立上りと立下りでその変化率が異なるような振動波形を用いることにより,ドライバに操作の向きの情報が伝達可能であり,また,振動振幅の大きさにより操作の量を提示することが可能である.
抄録全体を表示
-
ラクシンチャラーンサク ポンサトーン, 長谷川 大悟, 岩澤 一成, 道辻 洋平
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1379-1385
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
本研究では,歩行者衝突事故削減のための高度運転支援システムの構築を目的とする.本論文では,常時記録型ドライブレコーダによって計測された 運転指導員の行動データに基づき,規範となる危険予測運転行動モデルを構築し,その規範モデルを内蔵した運転支援システムを構築し,その有効性を検証したので報告する.
抄録全体を表示
-
李 曙光 李 曙光, 山邉 茂之, 佐藤 洋一, 平沢 隆之, 須田 義大, チャンドラシリ ナイワラ P., 那和 一成, 松村 健, 田 ...
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1387-1392
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
運転技能の向上ためには熟練と未熟なドライバの差の把握が重要である.熟練と未熟ドライバの分類指標を検討し,操作の特徴差を抽出する手法を提案する.手法の妥当性検証のため運転操作の差が顕著に表れるカーブを曲率が異なる複数のカーブで構成されたシナリオにおいてドライビングシミュレータ実験にて行った.
抄録全体を表示
-
渡部 尚, 若生 宏, 直井 康夫, 中野 政身
原稿種別: 研究論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1393-1399
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
逆止弁に振動騒音が発生するとき、高速度カメラにより、弁プラグに振り子状の振動(横振動)が発生している様子が観察される。この現象は、弁の運動解析とCFDの連成解析より捉えられる事がわかった。また、弁挙動は横振動の他に縦振動を含み、振動騒音発生に関与するのは主として縦振動であることがわかった。
抄録全体を表示
-
堀 雅夫, 金田 武司
原稿種別: 資料
2012 年 43 巻 6 号 p.
1401-1405
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
PHEVの燃料消費率は、CD走行とCS走行の消費率からユーティリティファクター(UF)を用いて合成するが、その際にガソリン量のみに着目する方法と電力熱量を等価のガソリン量に換算する方法が用いられている。本発表では、電力・燃料の等価合成およびUFについて考察し、代表的燃費性能を表示する方法を提示する。
抄録全体を表示
-
樫山 武士, 梶田 勝也
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1407-1412
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
電着塗装のシミュレーションにおいて、電着槽、および車体全体を正確にモデル化し、電着槽内での車体移動を考慮した電着塗装膜厚の解析を行なった。この手法により、塗装設備の差による塗装膜厚への影響の解析が可能となった。同時に、車体全体に付着する塗料の総量を予測することが可能となった。
抄録全体を表示
-
宮本 健二, 中川 成幸, 坂元 宏規, 岩谷 信吾, 北條 慎治, 立花 隆浩, 小椋 智, 廣瀬 明夫, 小林 紘二郎
原稿種別: 技術論文
2012 年 43 巻 6 号 p.
1413-1418
発行日: 2012年
公開日: 2019/05/15
ジャーナル
フリー
CO
2の更なる削減を目指し,車両の大幅な軽量化が求められている.そのためには鋼やAl合金,Mg合金などの材料の特質を利用したマルチマテリアル車体が有効であり,異種材の接合技術が重要となる.本研究では,亜鉛めっき鋼板とMg合金を,従来の抵抗スポット溶接を用いて接合し,接合界面観察および強度評価を行った.
抄録全体を表示