巻号一覧
1978 巻, 78 号
選択された号の論文の9件中1～9を表示しています
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砂丘地における蒸発散道ついて (I)矢野 友久, 長 智男1978 年 1978 巻 78 号 p. 1-8,a1
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー排水収支型ライシメーターを用いて, 砂丘地における牧草の月別日蒸発散量の通年変化を2年間にわたって測定し, 気象要素との関係を検討した。また, 気温法, 日射量法, 組合せ法, 計器蒸発量法など既存の蒸発散位の推定法を, 実測値をもとにして補正し, 各方法の比較を試みた。さらに, 20数年間の気象観測資料を用いて, 砂丘地における蒸発散位の推定を行った。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1845K) -
広域農業水利における水質管理に関する基礎的研究 (III)南 勲, 端 憲二, 後藤 定年1978 年 1978 巻 78 号 p. 9-15,a1
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー流域の水質の現状を把握し, モデルシミュレーションによりこれを再現するとともに, モデルのパラメーターの値を推定し, それによって将来の水質を予測することが, 流域の水質管理の上に果たす役割は重要である。
本報は, 前報で提示した水質モデルを山田川流域に適用して, COD・T-Nの将来における濃度の予測, および, いくつかの汚濁負荷削減対策による水質改善効果の評価を試みた結果について述べたものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1400K) -
吉良 八郎1978 年 1978 巻 78 号 p. 16-23,a1
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー再び貯水池の滞砂に関する基礎的諸問題を取上げ, 全国の貯水ダム滞砂資料を収集解析して捕捉率を評価し, C/I比を導入した予測式を提案した。また各滞砂指標と関連づけて広くわが国の土砂収支に関する巨視的な解析を行い, 山地流域での生産土砂の約1/3がダム群に捕捉され, 他の2/3が山腹や渓床に貯留され, さらに下流に供給されてそれぞれ土砂の生産流出による自然環境の変化, それに基づいた利害功罪をもたらしているものと推測した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1892K) -
マスコンクリート構造物の温度クラック防止に関する研究 (I)野中 資博1978 年 1978 巻 78 号 p. 24-30,a1
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリーマスコンクリート構造物は, セメント水和熱による温度上昇と, その冷却の過程による不均一な温度分布, および, 外部拘束の影響などによって温度ひびわれを生じやすく, よって, そのようなひびわれ防止を図るうえではコンクリート構造体内の温度場の状態を予測することは重要な課題である。ここではこンクリート構造物の温度場の解析へF.E:M.を適用し, 設計施工上への寄与を目的として, 解析上の問題点に関しての知見を提示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1393K) -
沢田 敏男, 長谷川 高士, 島田 清1978 年 1978 巻 78 号 p. 31-39,a1
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー正規圧密粘土の体積ヒズミを, 等方圧縮ヒズミとダイレタソシーの線形和で表わす式を誘導するととも道, カオリンとシルト・砂分の多いCF粘土を用いてCU, CD試験を行い検討を加えた。カオリンの計算は実測値とよく一致したが, CF粘土道ついてはセン断後半において式中の定数が変化することが明らかとなった。このような場合の修正式を求めるとともに, さらに定数が変化する場合にも有効な図解法を示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1889K) -
半無限粘性土層への繰返し載荷に関する基礎的研究 (III)宮内 定基1978 年 1978 巻 78 号 p. 40-44,a1
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー本論文は, 半無限粘性土層へ繰返し載荷した場合の沈下現象に, 載荷休止時間の長短が及ぼす影響を, 主として供試土の含水状態の違いに着目しながら実験的に追究し, その結果をレオロジカルに考察したものである。実験の結果, 供試土の含水比が塑性限界以上の場合と以下の場合とでは, 載荷休止時間の長短が沈下現象に及ぼす影響の異なることが明らかとなった。この現象を, 定性的ながらレオロジカル道考察したものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1218K) -
鳥山 晄司1978 年 1978 巻 78 号 p. 45-50,a2
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー締固め粘性土の三軸圧縮試験結果へのヒズミ速度εの影響を検討している。試料土はカオリン粘土と粘土質シルトである。これを最適含水比で締固め背圧2.0kg/cm2で1日間圧密後にε=4.0%/min～0.001%/minの範囲でセン断した。
その結果, ε が1.0%/min以下では応力-ヒズミ関係にややヒズミ速度の影響が認められるが, c', φ'へのヒズミ速度の影響は認められない。実験を確実に行うためにε=0.1%/min程度が適当なヒズミ速度である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1097K) -
リモートセンシングによるディジタル土地条件図作成方法に関する研究 (1)北村 貞太郎, 岡川 長郎, 飯坂 譲二, 松尾 芳雄1978 年 1978 巻 78 号 p. 51-56,a2
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー本報はリモートセンシングデータのディジタル解析技術を活用して, 土地利用計画の策定に必要な土地条件図を作成する方法論を考究したものである。土地条件図作成の方法として, 複合シーンという概念を活用する。そこで, 複合シーンとディジタル土地条件図の定義が述べられ, 最後に, 複合シーンに基づくディジタル土地条件図作成法として, 閾値法, 多次元代表ヒストグラム法,多次元モーメント法が提案される。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1416K) -
カンガイ用管水路の圧力調整に関する研究 (I)黒田 正治, 福田 哲郎, 長 智男1978 年 1978 巻 78 号 p. 57-64,a2
発行日: 1978/12/25
公開日: 2011/08/11
ジャーナル フリー管水路における圧力調整の正確かつ簡便な方法として複数個の直列配置オリフィスの利用を考え, 圧力減殺量を各オリフィスに分配する際の水理特性に関する実験と考察を試みた。その結果,(1)オリフィス開口比とキャビテーション許容限界との関係,(2)キャビテーションの有無によるオリフィス前後の変動特性,(3)2段直列配置のオリフィスの相互干渉, および(4)オリフィス組合せ作成の条件について, その特性を明らか道することができた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3854K)
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