コンクリート工学
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24 巻, 10 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 渡辺 明
    1986 年24 巻10 号 p. 9-20
    発行日: 1986年
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    建設工事における現場熟練作業員の激減, 技能レベルの低下の現実に即応するためには, 施工の単純化・安全化・迅速化などを推進し, 併せて労働・社会環境の整備を図らなければならない。PC合成床版工法は, 厳密にはPC埋設型わく合成床版工法と呼ばれ, プレキャストPC板を用いることによって施工中の支保工・型わく工事を著しく改善し, しかも完成後, 現場打ちコンクリート部との合成断面で抵抗させるという工法で, この適用で, ひびわれ・たわみ特性の格段に優れた床版が実現する。本工法を適用するうえでの問題点, 特に「合成作用」・「等方性」などを実験的に確認し, 等方性版として, PC III種で設計できることを示した。また, 若干の試行も提案した。
  • 三浦 昭爾, 田中 徹哉, 村上 洋二
    1986 年24 巻10 号 p. 21-28
    発行日: 1986年
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    大阪府箕面市小野原地区で周辺地域への景観上の配慮や周辺住民に対する環境面等についての視点を積極的に導入して建設された直径14.426~20.008m, 全高39.60m, 有効容量, 高区2000m3, 低区4000m3の双曲面2階層式水權は, ポストテンション方式によるPC造壁体をスリップフォーム工法により情報化施工を行ったことに特徴をもつ構造物である。本稿は, この水槽工事のうち, (1) 水權の外観上の基本計画, (2) 側壁の構造設計と施工の概要, (3) スリップフォーム工事による側壁の精度管理と品質管理について述べたものである。
  • NTT品川ビル
    津金 宜文, 石原 完爾, 福岡 勝重, 渡辺 喬
    1986 年24 巻10 号 p. 29-39
    発行日: 1986年
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    本ビルの建設に使用するコンクリートの総量は10万m3を超え, その種類も多種類にわたる。大規模なコンクリート工事を限られた工程内で施工するためには, コンクリートの製造を多くの製造工場に発注する必要があり, 躯体コンクリートの均質性の確保が工事施工の重要なテーマとなる。これらの解決に向けて, 技術委員会の設置, 品質管理室による一元管理, 専任のコンサルタント会社の導入による施工管理の実施等の諸施策を講じた。また, 本ビルはGL+60mと高層であり, ポンプの圧送性について配慮する必要がある。さらに, 外壁のプレキャスト板が型わく兼用として設計されており, 脱型後の検査が不可能なため, 充填・締固めを確実に行う必要がある。このため, 流動化コンクリートと型わく振動機を全面的に採用することとした。本稿は, これらの計画と施工について述べたものである。
  • III-1 軽量骨材
    柚原 治美
    1986 年24 巻10 号 p. 88-94
    発行日: 1986年
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 浅井 敏雄
    1986 年24 巻10 号 p. 95-97
    発行日: 1986年
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
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