コンクリート工学
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50 巻, 12 号
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巻頭言
解説
テクニカルレポート
  • 鴨谷 知繁, 蝦名 崇宏, 青山 敏幸, 森川 英典
    2012 年 50 巻 12 号 p. 1084-1091
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/12/01
    ジャーナル フリー
    近年,ポストテンション方式の既設PC橋におけるグラウト充てん不足部に,凍結防止剤に起因するCl-が侵入し,構造安全性を確保する上で重要なPC鋼材において腐食や破断が報告されている。そこで,筆者らはこれらの腐食したPC鋼材に対して,亜硝酸リチウム水溶液の注入と亜硝酸リチウム添加補修材の充てんによる新しい補修方法を提案した。本稿では,本補修方法の腐食抑制効果実験の概要と実橋への適用事例について紹介する。
  • 竹内 寿文, 中塚 佶
    2012 年 50 巻 12 号 p. 1092-1100
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/12/01
    ジャーナル フリー
    プレストレスト鉄筋コンクリート(以下,PRCと略記)や鉄筋コンクリート(同RC)梁の性能設計ではひび割れ幅の制御設計が一つのキーポイントである。本稿は中・大型のRCおよびPRC梁の曲げ試験によって,曲げひび割れ幅制御設計に必要な平均ひび割れ間隔,拘束コンクリートひずみに及ぼすスケール(梁せい),プレストレスレベルなどの影響を調べた研究を紹介するもので,次のような新知見を示している。①梁の曲げひび割れ間隔は梁せいに依存し,RC角柱の一軸引張試験のそれとは異なる。②RCとPRC梁の拘束コンクリートひずみ-引張鉄筋応力関係は全く異なり,両者に対する推定式を誘導している。③ひび割れ幅の最大値と平均値の関係を明確化し,スケールおよび平均プレストレスの影響を考慮するひび割れ幅制御設計のストーリーを提案している。
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