AUDIOLOGY JAPAN
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46 巻 , 6 号
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  • 齊藤 優子, 硲田 猛真, 間 三千夫, 池田 浩己, 瀬野 悟史, 船越 宏子, 芝埜 彰, 嶽 良博, 榎本 雅夫, 北野 博也
    2003 年 46 巻 6 号 p. 583-589
    発行日: 2003/12/28
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    誘発耳音響放射 (TEOAE) の臨床研究から年齢差, 性差, 左右差があることが最近報告されている。当科では平成12年10月より276例 (552耳) の産科入院の正常満期産の新生児に対して入院時あるいは1ヵ月検診時に, TEOAE, 歪成分耳音響放射 (DPOAE) を用いて聴覚スクリーニングを行っている。TEOAEとDPOAEを併せた検査結果では, 初回検査で要精査耳が32耳でその内訳は, 右耳が13耳 (41%), 左耳が19耳 (59%), 男児が20耳 (62%), 女児12耳 (38%) と右耳, 女児で要精査率が低い傾向にあった。今回我々は条件を満たしたTEOAE反応の得られた新生児および1ヵ月児253例506耳を対象としてTEOAEの性差, 左右差, 周波数差について検討した。結果はTEAOE反応が男児よりも女児に, 左耳より右耳において有意に大きいことを示した。周波数の検討では3kHzで他の周波数より大きかった。原因として自発耳音響放射 (SOAE) の影響, 特に蝸牛の解剖学的形態, 有毛細胞に対する遠心線維の抑制効果に性差, 左右差があることなどが示唆される。
  • 硲田 猛真, 間 三千夫, 齊藤 優子, 瀬野 悟史, 池田 浩己, 嶽 良博, 榎本 雅夫, 長谷川 賢作, 北野 博也
    2003 年 46 巻 6 号 p. 590-594
    発行日: 2003/12/28
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    2個のマイクロフォンにより作られる指向性を周囲雑音に応じて変化させるアダプティブビームフォーミングを搭載したデジタル補聴器 (senso Diva® SD-9M) の雑音存在下における語音弁別に対する有用性を検討した。対象は53歳~81歳の17名で4分法平均聴力は31.3~62.5dBであった。SD-9Mは専用フィッティング装置SP3についてフィッティングした。検査音は67S語表を用い, 正面より60dBSPLで提示した。雑音はスピーチノイズとし, 側面 (90°) または背面 (180°) より70dBSPLで提示した。以下の4条件で語音弁別スコアを測定した。1) 指向性オン/雑音90°, 2) 指向性オン/180°, 3) 指向性オフ (ノイズサプレッションのみ) /90°, 4) ミュージックモード (リニア)/90°アダプティブビームフォーミングは雑音存在下での語音弁別に有用であると結論した。
  • 宮本 俊輔, 佐野 肇, 小野 雄一, 新田 光邦, 岡本 牧人
    2003 年 46 巻 6 号 p. 595-600
    発行日: 2003/12/28
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    現在までに, 数種類のミトコンドリア遺伝子変異が難聴と関連を持っていることが知られているが, その中でもミトコンドリアDNAのA3243GとA1555G変異は比較的高頻度に認められ, 特発性両側性感音難聴の原因の一つとしても注目されている。今回我々は, 北里大学病院耳鼻咽喉科通院中の両側性感音難聴症例に対し, 上記2種のミトコンドリア遺伝子変異の有無について検索を行った。その結果, 全46例中A3243G変異が3例, A1555G変異が1例認められた。特に難聴が母系遺伝と考えられ, 糖尿病を合併する症例では, 8例中3例が3243変異であり, そのような症例では高率にミトコンドリア遺伝子変異が関係していることが示唆された。またそれによる難聴では, 発症が遺伝性難聴としては成人以降と比較的遅く, 進行が緩徐なことが特徴として考えられた。
  • 2003 年 46 巻 6 号 p. 601-619
    発行日: 2003/12/28
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 2003 年 46 巻 6 号 p. 621-637
    発行日: 2003/12/28
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
  • 2003 年 46 巻 6 号 p. 638-673
    発行日: 2003/12/28
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
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