コンクリート工学
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53 巻, 11 号
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巻頭言
TOPICS
解説
  • 渡辺 博志, 岩波 光保, 宮川 豊章
    2015 年 53 巻 11 号 p. 957-962
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/11/01
    ジャーナル フリー
    プレストレストコンクリート構造物の高耐久化実現に向け,「PC構造物高耐久化ガイドライン」がプレストレストコンクリート工学会より発刊された。このガイドラインでは,計画から設計施工,維持管理に至る全般にわたって高耐久化のために必要となる技術的な配慮事項について取りまとめている。本稿は,ガイドラインの構成に従って,その概要を紹介したものである。
  • 阿部 道彦, 野口 貴文
    2015 年 53 巻 11 号 p. 963-969
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/11/01
    ジャーナル フリー
    本年7月に日本建築学会建築工事標準仕様書JASS 5鉄筋コンクリート工事の第13次改定が行われた。今回は小改定のため,基本的な枠組みは2009年に改定されたJASS 5を踏襲することとし,節の構成は変更していない。また,本文の変更も最小限とし,利用者へのアンケート調査の結果に基づき,この間に改正・改定された諸規定の内容を解説に反映させるとともに,新たな情報も盛り込んでより実務との整合を図っている。特に,用語,暑中コンクリート工事,マスコンクリートおよび再生骨材コンクリートについてはやや大きな変更があった。それも含め,本稿は各節について主要な改定部分を紹介するものである。
テクニカルレポート
  • コンクリート中の気泡の役割・制御に関する研究委員会
    2015 年 53 巻 11 号 p. 970-977
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/11/01
    ジャーナル フリー
    本稿では,コンクリート中の気泡の役割や効果,制御・管理技術について,文献調査と実験的検討により総合的に整理することを目的として活動を行っている「コンクリート中の気泡の役割・制御に関する研究委員会」の中間報告の一部を示す。特に本稿では,コンクリートの使用材料や施工方法がフレッシュコンクリートおよび硬化コンクリートの気泡組織に及ぼす影響に関する既往の知見を整理して示す。また,コンクリートの空気量が運搬および振動締固めによってどのように変化するかを把握するために行った実験的検討について,フレッシュ性状の結果を示す。
  • 柳田 克巳, 中村 隆寛, 杉下 紗惠子, 福島 隆
    2015 年 53 巻 11 号 p. 978-985
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/11/01
    ジャーナル フリー
    杭頭の余盛部分の解体はハンドブレーカーや重機ブレーカーによる斫り作業で行われることが一般的であり,長時間にわたる騒音・振動の発生や粉塵の発生による劣悪な作業環境が問題となっている。そこで,少量の爆薬・非火薬剤を使用し,コンクリートを瞬時に細かく破砕することができる微小発破技術を用いて杭頭処理を行う瞬間破砕型杭頭処理工法を開発した。本工法を用いて杭頭処理の試験体実験および現場適用を行い標準的な工法詳細を確立するとともに,装薬設計法を提案した。また,発破時に瞬間的に発生する騒音の大きさを把握し,問題ないレベルに留まることを明らかにした。
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