自動車技術会論文集

研究論文

統計的機械学習を用いたプローブカーデータからのヒヤリハット発生形態の推定

森村哲郎, 悠輔谷澤, 山崎慎也, 井手剛

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 573-578
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.573

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危険性の高い事象を予め教示するサービスがあれば、安心安全に運転を楽しむことができる。しかしドライバにとって受容性の高い情報にするには、より詳細なヒヤリハット発生形態の分類が必要であった。本研究では、従来法では困難な右折時ヒヤリハットの分類問題に対して統計的機械学習法を適用しその有効性を明らかにした。

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交差点右折時におけるドライバの横断歩行者認知と錯綜回避挙動に関する基礎的研究

萩原亨, 浜岡秀勝, 堀井泰聡

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 579-585
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.579

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運転者が信号交差点の右折時において横断歩行者との錯綜を回避する挙動について分析した。33名の被験者実験を模擬交差点において実車を使って実施し、運転者による歩行者の確認とアクセルを踏込む動作の関係を分析した。歩行者を認知することから、アクセルを踏む動作が遅れ、歩行者との錯綜低減につながることがわかった。

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LRF を用いたパーティクル・フィルタによる自己位置推定の異常検出とGPS によるリカバリ

横塚将志, 安達弘典, 松本治

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 587-592
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.587

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本研究はLRFを利用したパーティクルフィルタによる自己位置推定の異常検出と，GPSを利用したリカバリ手法について提案する．異常検出は環境地図を利用してLRFのシミュレーションを行い，実際の観測との差から検出を行う．検出後のリカバリは環境地図とGPSの座標系の合わせ込みを行った地図を利用して行う．

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インフラ協調安全運転支援システムの表示インターフェイスに関する検討（第4報）

－右折待ち停止中に2 種類の情報を提供する際の視聴覚表示の考え方－

大谷亮, 岩城亮, 中村之信

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 593-598
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.593

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インフラ協調安全運転支援システムから提供される視聴覚表示の呈示方法について，自車が右折待ち停止中に，2種類の異なる情報が提供される状況を想定して検討した．運転シミュレータ実験の結果，危険な状況が解消されていない場合には，ディスプレイにその視覚表示を呈示し続けることなどが有用とわかった．

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ASSTREET を用いた追突事故における予防安全システムの効果予測手法

安田浩志, 小里小里, 田中信, 持田勤, 田島淳

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 599-604
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.599

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事故の多様性を再現することで予防安全システムの効果を予測する手法を提案する．ASSTREETにより交通状況を再現しつつ同時に発生させる多量の仮想追突事故から，システム仕様差の定量的評価と有効領域の明確化ができる．PCS（Pre-collision system）を例にとり効果予測への有用性を示した．

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一時停止交差点での確認行動のための即時支援と事後支援の相乗効果

竹本雅憲, 樋口和則, 田中雄一

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 605-610
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.605

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一時停止交差点では，死角からの衝突対象に対して段階的な確認行動が必要である．本研究ではドライビングシミュレータで実験を行い，周辺視で知覚させる表示を用いて，煩わしくなく，確認行動の実行を支援できる見込みを得た．運転診断に基づく教示を併用した場合，次回の交差点通過時に表示による支援の効果が高まった．

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現実感の高いドライビングシミュレータを用いた車線変更行動改善支援手法の有効性検証

久保智史, 佐藤桂, 竹中邦夫, 林隆三, ラクシンチャラーンサクポンサトーン, 永井正夫, 佐々木和也, 米川隆

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 611-617
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.611

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筆者らは，ドライバの安全運転に対する意識や運転技術の向上を目的として運転未熟者を対象にドライビングシミュレータを用いた車線変更行動評価・改善支援手法の開発を行ってきた．今回この手法の有効性を，実路走行環境を忠実に再現可能なトヨタ自動車株式会社のドライビングシミュレータを用いて検証したので報告する．

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衝突回避減速度に基づく前方障害物衝突防止警報システムが運転行動に与える影響

高田翔太, 平岡敏洋, 川上浩司

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 619-625
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.619

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筆者らは，既報において衝突回避減速度を提案し，この指標に基づく前方障害物衝突防止警報システムの有効性について検証した．本稿では，ドライビングシミュレータ実験を行い，先行車が急減速する状況におけるシステムの有効性を定量的に評価する．また，システムの有無による運転行動の変化について考察する．

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ドライビングシミュレータによる自動隊列走行時のドライバの緊急回避行動分析

鄭仁成, 山邉茂之, 李昇勇, 中野公彦, 安藝雅彦, 須田義大

原稿種別: 研究論文
2012 年43 巻2 号 p. 627-632
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.627

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エネルギーITS推進事業の一環として，自動隊列走行の安全性と有用性を検討するため，ドライビングシミュレータで隊列走行を再現した．隊列走行中の先頭車が急停止を行うことを想定し，様々な速度と車間距離によるドライバのブレーキ操作ならびに操舵について分析を行い，異常時にも安全性が確保される隊列走行を検討する．

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技術論文

追従型車いすの追従安定性を目指した速度制御

高橋佑介, 伊丹誠, 加藤晋

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 195-201
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.195

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筆者らは利用者の安全性・利便性向上，操作負担の低減などを図ることを目的として，追従型の車いすの研究開発を行っている．本報告では，利用者重量や電池容量低下等の変化に対して一定の距離を保ちつつ，安定かつ乗り心地を考慮した追従制御と，柔軟なフォーメーションを形成する追従制御方法などについて述べる．

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車体前部荷重特性が歩行者腰部・脚部傷害指標に与える影響

高橋裕公, 鈴木俊次, 岡元雅義, 織田信輔

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 255-260
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.255

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歩行者の傷害評価ツールの妥当性を網羅的かつ精度よく検証するには，汎用性・再現性の高い車体モデルが必要である．本研究では，荷重特性を変更可能な車体前部モデルと人体FEモデルとの衝突シミュレーションから，歩行者の腰部・脚部の傷害指標を再現するために必要な車体荷重特性の再現レベルについて検討した．

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事故データによる傷害予測に関する研究

吉田傑, 長谷川卓, 富永茂, 西本哲也

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 275-280
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.275

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事故後の緊急通報を目的とした、重傷リスク予測について，日本の事故データを用いた体系的な研究は行われていない．本研究では，SRSユニット内に記録される情報に着目し，直接的に事故の情報から重傷リスクを数値化し, 救急隊および救急救命医師にとってわかりやすい情報として表現することを目的にロジスティック回帰分析を用いて傷害予測モデルを構築した．

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車室内温熱環境の新評価手法の開発

今井健二郎, 片岡拓也, 増田貴文, 稲田智洋

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 281-286
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.281

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乗員の快適性向上や燃費向上に貢献する車室内空調を開発するために、定量的な温熱快適性評価手法が必要とされている。そこで、車室内の非定常、不均一な温熱環境の評価法を開発した。人体熱モデルを用いて各部位のSET*を計算し、乗員の温熱感と快適感を評価する。この手法の理論と応用例を述べる。

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高圧縮比ガソリンエンジンの掃気性改善と触媒早期暖機のための燃焼技術開発

藤川竜也, 養祖隆, 内田健児, 中山佳映, 山川正尚

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 351-356
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.351

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高圧縮比エンジンは熱効率が向上する一方，高膨張比による排ガス温低下とトルク向上を狙ったロング排気系により触媒昇温時間が増加する．このため従来技術では排気ガス規制への適合が困難である．そこで，新たなリタード燃焼技術を掃気性の改善と合わせて開発し，優れた環境性能と高トルクの両立を実現した．

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レーザドップラ式流量計の高圧燃料噴射率計測への適用

小山哲司, 川島久宜, 石間経章, 小保方富夫

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 419-424
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.419

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著者らは，レーザドップラ流速計を基礎とした流量計（LDA流量計）を開発し，燃料噴射率計測に適用してきた．LDA流量計は，燃料配管の中央一点の流速の時間履歴を測り，瞬時流量とその積算流量を得る．直噴エンジンの高圧燃料噴射での利用のために，測定部の一部は新たに設計し最大20MPaの噴射圧でテストし性能を評価した．

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無声放電型パティキュレートフィルタによる貴金属ゼロ・室温・大気圧条件下での連続的PM 除去の研究

中鉢実則, 長澤武

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 467-472
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.467

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最近のディーゼル車はディーゼルパティキュレートフィルターや多くの貴金属を担持した酸化触媒を備えている.しかし, 市街地等の低速走行では排気ガス温度が低く(250℃以下), 触媒は活性化せずPMの連続除去は出来ない.今回, 独自に無声放電型DPFを考案し, 室温で貴金属なしでもPMを連続除去する研究を行った.

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品質ばらつき抑制プロセス適用によるATセレクトショック性能向上

三竿善彦, 金子弘隆, 平野芳則, 望月伸晃, 大島恵, 佐藤理, 松本太輔

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 485-490
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.485

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品質ばらつき抑制プロセスと車両全系の機構解析システム(Fuｎctional Digital Vehicle)を組み合わせ部品ばらつきを考慮したAT(Automatic Transmission)セレクトショックの低減方策を.開発した。本稿は動力性能/燃費を向上させた7速AT開発に適用しローギヤ比化によるセレクトショック性能悪化を改善した事例を紹介する。

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プラグインハイブリッド自動車における搭載リチウムイオン蓄電池の許容劣化度についての検討

木野戸秀将, 落合和樹, 松村広基, 紙屋雄史, 大聖泰弘, 森田賢治

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 491-496
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.491

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本研究では、リチウムイオン電池の容量劣化と内部抵抗増加がPlug-in Hybrid Electric Vehicle(PHEV)の車両性能に与える悪影響を論じる．シミュレーションの結果，電池の許容容量劣化度について検討したとき，CO₂排出率が新品時の80％レベルの性能となる電池容量は初期容量の5割程度であるとの結論を得た．

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スケーラブルCAN プロトコルの設計と評価

倉地亮, 高田広章, 西村政信, 堀端啓史

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 509-514
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.509

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Controller Area Network (CAN)の最大伝送速度を改善するために，CANプロトコルを改良したスケーラブルCANプロトコルを提案し評価する．

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スポット溶接部の逐次破壊を考慮した疲労寿命予測手法

塩崎毅, 高橋英孝, 藤田毅, 稲積透

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 515-520
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.515

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スポット溶接部の破壊を考慮した疲労寿命予測手法を提案した．実験による破壊挙動に基づいて，破壊したとみなす溶接部の取り扱い方法を決定し，ＣＡＥ解析では破壊と判定した溶接部を順次取り除いた．本手法をフットレスト部およびトレーラヒッチ取付け部の疲労予測に適用した結果，予測精度の向上が認められた．

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非線形超音波によるアーク溶接ボンド部輪郭形状の非破壊画像化

市古和義, 佐藤幸治, 蟹井敬雄, 川嶋紘一郎

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 533-537
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.533

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アーク溶接部の品質確認は，切断，腐食し，マクロ写真にてなされてきた．しかし，これを非破壊試験で品質評価できるようにするため，非線形超音波での非破壊試験の可能性と，パルス法の違いについて報告をする．

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自動車樹脂部品のポリプロピレン/エラストマー系による軽量化と無塗装化

長島洋明, 菊地香代

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 549-554
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.549

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自動車樹脂部品の軽量化要求に対して、発泡成形や高剛性材料による薄肉化が進められている。また、塗装コスト低減、環境負荷低減のため無塗装化が進められている。本発表では、無機充填材を添加することなく基本物性を満足し、且つ高発色性を有する無塗装化に適した軽量ポリプロピレンの開発を紹介する。

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マイクロチャンバー法を用いた材料から放散する揮発性有機化合物の評価手法

達晃一達, 内藤敏幸, 竹田哲也, 岩崎貴普, 星野邦広, 勝二佐藤, 曽根孝

原稿種別: 技術論文
2012 年43 巻2 号 p. 555-560
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.555

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自工会では、車室内VOCs低減活動を行っている。車室内VOCs低減には、材料、部品から放散するVOCs濃度の把握が必要となる。しかし材料、部品から放散するVOCsの測定法であるバッグ法では、沸点の高い成分の測定は不可能である。そこで、JISA1904マイクロチャンバー法を応用して測定に必要となる分析条件の検討を行った。

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資料

交通事故データを用いた二輪車の被視認性の評価

堤陽次郎

原稿種別: 資料
2012 年43 巻2 号 p. 633-636
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.633

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二輪車の出会い頭と右折時事故の第２当事者としての事故件数をその他の事故件数で割った値により、二輪車の被視認性を評価する。近年発売された二輪車についてその値を算出した結果、アンバーポジションライトとヘッドライトを逆三角形に配置した二輪車では夜間においてその値が低く、被視認性が高いことが分かった。

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事故類型別にみたドライバの違反歴および運転特性の特徴

森田和元, 関根道昭

原稿種別: 資料
2012 年43 巻2 号 p. 637-642
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.637

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平成21年の事故について過去5年間の違反歴との関係を事故類型別に調査したところ追突事故の１当について特徴的な違反歴が認められ出会い頭事故については偶然によるところが大きいと考えられた。追突を起こすドライバについてウェブアンケートにより運転行動(DBQ)と運転スタイル(DSQ)とを調査し、その特徴を明らかにした。

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隊列走行システムのＨＭＩにおける隊列形成支援と受容性検証

加藤晋, 橋本尚久, 津川定之

原稿種別: 資料
2012 年43 巻2 号 p. 643-648
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.643

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本報告では，CO₂削減と省エネルギーを目指す大型トラックの隊列走行システムにおける，安全性や安心感を考慮した車内外への情報提示を行うヒューマンマシンインターフェース（HMI）について，隊列形成の支援と受容性の検証について述べる．

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自動車の遠隔操縦における体感情報の欠如や視覚情報の条件が低速運転に与える影響の評価

大前学, 小高悠詩, 藤井健太, 清水浩

原稿種別: 資料
2012 年43 巻2 号 p. 649-654
発行日: 2012年
公開日: 2012/07/13

DOIhttps://doi.org/10.11351/jsaeronbun.43.649

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自動車の遠隔操縦は、認知判断を操縦者に委ねられるため自動運転の補完・代替として活用できる可能性を持つ。本研究では、低速の遠隔操縦における加速度や音などの体感情報が欠如や、視覚情報の条件（カメラ視野角、表示の画質）が、車両追走時の車間距離、レーンチェンジのタイミング等に与える影響を評価した。

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