昭和歯学会雑誌
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16 巻 , 2 号
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  • 千原 賢士
    1996 年 16 巻 2 号 p. 59-70
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    ヒト乳臼歯を用いてエナメル小柱断面 (横断面ないし横斜断面) の形態分類を行った.試料は, 特殊脱灰法 (乳酸脱灰セロイジン二重包埋法) により薄切切片を作製し, ヘマトキシリン・エオジン染色を施した後, 光学顕微鏡により検索を行った.観察部位は, 乳臼歯の咬頭部を歯の長軸に対して水平に薄切し, 咬頭部エナメル質の表層部, 中層部, 深層部および小窩裂溝直下の4部位についてエナメル小柱断面の形態を観察した.エナメル小柱束の配列形態は, 石垣状構造, 魚鱗状構造, 柱状構造, 多角形集合状構造に分類された.このうち魚鱗状構造が最も多く発現し, 多角形集合状構造の発現は比較的少なかった.また, エナメル小柱個々の横断面ないし横斜断面の形状は, 鍵穴状 (A型, B型, C型), 扇状および菱形状, アーケード状, 馬蹄形状, オタマジャクシ状, 六角形状および五角形状, 円形状および楕円形状, 尖頭状, 陥凹状 (A型, B型, C型), 四角形状, 梯形状, 棒状, スペード形状の13形態で, 20形状に区別することができた.乳歯エナメル質の染色性を観察すると, 最表層部はヘマトキシリンに濃染し, 中層部は淡染する.そして, 深層部はヘマトキシリンに良染される.また, 出産直後の新産線も色素に良染される.そして, エナメル小柱頭部は小柱鞘がヘマトキシリンに良染し, 小柱頭部の中心部 (芯) は不染性のものが多くみられたが, 一部では逆に小柱鞘が不染性で中心部が良染するものがみられる.小柱尾部はヘマトキシリンに全て濃染された.
  • 小林 尚樹, 新谷 明幸, 川和 忠治
    1996 年 16 巻 2 号 p. 71-76
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    近年, 埋没材練和30分後に直接700℃の炉で30分間加熱することにより鋳造が可能であるとする, いわゆる急速加熱型石膏系埋没材が市販されている.本研究では, 急速加熱型石膏系埋没材を用いた時の全部鋳造冠の適合性について, 金属原型を用いて検討した.6年の経験を有する歯科医と23年の経験を有する歯科技工士の2名を製作者とし, 5個のステンレス鋼製金属原型 (歯頸部直径10mm, 片側テーパー1/20) と5種類の埋没材を用いて, それぞれ25個の全部鋳造冠を製作させた.鋳造冠は金属原型に試適し, 万能投影機にて浮き上がり量を測定し, 膨縮率を求めた.分散分析の結果, 製作者と埋没材の要因が有意であった.急速加熱型のクリストバライトF1では従来型のクリストバライト埋没材と同程度の収縮を示したのに対して, 急速加熱型のクリストバライトFFでは大きな膨張を示した.また, 製作者2人の製作した鋳造冠には平均0.2%の膨縮率の差異が認められた.しかしながら, 異なる埋没材で製作した鋳造冠の膨縮率の相対的な関係は, 製作者が異なっても全く同様であった.
  • 小林 尚樹, 新谷 明幸, 川和 忠治
    1996 年 16 巻 2 号 p. 77-81
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    前報における金属原型を用いた適合試験において, 特徴的であった2種の急速加熱型石膏系埋没材と対照として従来型の石膏系クリストバライト埋没材1種を用いて製作された全部鋳造冠を支台歯にセメント合着し, 切断面のセメント層の厚さを測定し, 適合性の評価を行った.支台歯として, 下顎右側第一大臼歯のエポキシ樹脂製人工歯を全部鋳造冠の支台歯形態に形成し, これを原型として複製したエポキシ樹脂製支台歯を用いた.製作した全部鋳造冠はそれぞれの支台歯にセメント合着し, 頬舌および近遠心的に切断し, セメント層の厚さを万能投影機にて測定した.急速加熱型のクリストバライトF1は従来型のクリストバライト埋没材と同程度のセメント層厚さであったが, 急速加熱型のクリストバライトFFではクリストバライトF1や従来型のクリストバライト埋没材に比較して厚いセメント層が観察された.これらの結果は, 金属原型を用いて評価を行った前報の結果とよく対応するものであった.
  • 山鹿 高義, 高橋 浩二, 佐野 司, 道 健一
    1996 年 16 巻 2 号 p. 82-95
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    顎関節雑音は顎関節症を特徴づける3大症状のひとつであるがその評価は担当医の主観に委ねられており, 明確な判定基準がない.そこで本研究では顎関節雑音の聴覚的判別にどのような聴覚心理囚子と音響特性が関与するのかを明らかにするために顎関節症患者45名より得られた顎関節雑音73音 (開口時音50音, 閉口時音23音) について歯科医師4名を検者としてSD法 (semantic differential technique) を用いた聴覚心理実験により聴覚心理因子を求め, さらにわれわれが開発した分析システムにより顎関節雑音の音響特性 (持続時間, 最大振幅レベル, 周波数特性) を測定した.結果は以下の通りである.1.顎関節雑音の聴感試験の結果ではClicking 28音, Crepitus 12音, Mixed 1音, Pseudoclicking 10音, Pseudocrepitus 4音, Pseudomixed 4音, Others 14音であった.このうち4名の判定が一致したのは全音の約56%にとどまり顎関節雑音の聴覚的評価の信頼性が低いことと同時に従来のclicking, crepitusという聴覚的分類がかならずしも妥当でないことが示唆された.2.聴感試験の結果の因子分析では2つの因子が抽出された.因子1は今回採用した9つの心理尺度 (形容詞対) すなわち“派手な一地味な, 固い一柔らかい, ぼんやりした-はっきりした, 弱々しい-力強い, 激しい-おとなしい, こもった一抜けのいい”の全てについて因子負荷量が大きく, 因子2は“とげとげしい-丸みのある, 激しい-おとなしい”の2つの心理尺度 (形容詞対) についての因子負荷量が大きかった.3.因子1をX軸, 因子2をY軸とした2次元心理平面において, Clickingと判定された顎関節雑音28音のうち26音 (92.9%) が2軸 (因子2) の正方向に位置し, 一方Crepitusと判定された顎関節雑音は全音が2軸の負方向に位置し, ClickingとCrepitusの判別に因子2が強く関与していることが示唆された.4.顎関節雑音の持続時間はClicking (142±133ms) が最も短く, ついでPseudoclicking (211±99ms), Others (231±121ms), Pseudocrepitus (260±37ms), Pseudomixed (284±118ms), Crepitus (387±132ms) の順に長く有意差 (P<0.01) が認められた.2群間の比較ではClickingとCrepitus, PseudoclickingとCrepitusとの間に有意差 (P<0.01) が認められた.5.顎関節雑音の最大振幅レベルにおいてはClicking (68.8±8.7dB) が最も大きく, ついでPseudoclicking (68.3±7.9dB), Others (68.0±8.6dB), Crepitus (66.2±12.1dB), Pseudomixed (64.5±8.4dB), Pseudocrepitus (47.3±15.5dB) の順に低くなっていたが, Pseudocrepitusを除き振幅レベルの差は顕著にはみられず, 有意差は認められなかった.6.1オクターブバンド分析による各帯域の平均振幅レベルでは, Clickingは62,125Hz帯域にピークがあり1kHz帯域までの帯域で振幅レベルが高く, Crepitusにおいては31, 62Hz帯域にピークがあり500Hz帯域までの帯域で振幅レベルが高かった.2群間では31, 62Hz帯域の2帯域においてClickingとCrepitusとの間に有意差 (P<0.05) が認められた.7.500Hz帯域ごとの平均振幅レベルでは, Clickingは0~1500Hzの3帯域の振幅レベルが高く, 特に0~500Hzの2帯域にピークがあった.Crepitusでは0~1kHzの2帯域で振幅レベルが高く, 0~500Hzの帯域にピークがあった.しかし, 各雑音群問に有意差は認められなかった.以上の結果から顎関節雑音のClickingとCrepitusの聴覚的判定には音色については, “はげしい一おとなしい”の心理尺度で評価される迫力因子と“とげとげしい-丸みのある”の心理尺度で評価される美的因子とが関与し音響特性では持続時間が関与していることが示唆された.今後は音響学的特徴に基づいた顎関節雑音の客観的評価が必要であると考えられた.
  • 坂井 信裕
    1996 年 16 巻 2 号 p. 96-112
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    骨組織が正常な生理的機能を維持するには, 日常生活における運動や歩行, あるいは血流や重力など様々な機械的刺激 (メカニカルストレス) が必要であると考えられており, その適応性を明らかにすることは骨の成長において重要である.今日までに, 細胞に機械的刺激を負荷する装置として様々なものが考案されているが, 多くは単層培養系で2次元的な外力を負荷するものである.本研究では従来のナイロンメッシュを支持体としたコラーゲンゲル包埋培養法を基本に, 新たに開発した改良型伸展力反復負荷装置を用いて3次元的な機械的外力を加え, 機械的刺激に対する骨系細胞の応答性を検討した.実験方法は, 1日齢ラット頭蓋冠由来の骨系細胞を, ナイロンメッシュを支持体としたコラーゲンゲルに封入し, 10%FBS含有αMEM培地で24時間前培養後, 伸展量10%, 伸展周期1Hz (60回/分), 15, 30分および1時間の機械的外力を1日に3回断続的に負荷した.実験群は伸展力を負荷するstretched群と培養液中を水平移動するshaken群, 伸展も移動もしないstationary群の3群に設定した.前培養終了後, および機械的外力負荷開始後, 4および6日目に試料を採取し, DNA量, ALPase活性とPGE2産生量を測定した.また, 各群にPGE2合成阻害薬であるindomethacin (IND・10-6M) を添加して細胞増殖に対するPGE2の関与について検討した・伸展周期1Hzの機械的刺激を1日3回, 15または30分間負荷したときに・stretched群において, DNA量は増加したがALPase活性は上昇しなかった.すなわち機械的刺激により細胞増殖が促進され, 分化段階への移行が抑制されたことが示唆された.PGE2量は機械的刺激によりstretched群で伸展負荷開始3日目以降で有意に増加した.IND (10-6M) を添加したstretched群, stationary群ともにDNA量は有意に減少したことから, 内因性PGE2の合成阻害により, 細胞増殖は抑制される.さらにIND添加・stretched群のDNA量はIND添加・stationary群に対して有意に増加していることから, 機械的刺激を受けた骨系細胞から合成されたPGE2以外にも他のgrowth factorが, 細胞の増殖に影響しているものと考えられる.また組織学的観察から, コラーゲンゲル内の骨系細胞は伸展力の負荷方向と直角に配列することが明らかとなった.本装置の特徴は, 一度に多数の試料を独立したwellに装着できることである.そのため, 同じ伸展条件下における, 細胞の種類, 添加する薬物の種類や量あるいは期間などが異なる数種類の実験群を設定することができる.また, 試料ゲルの厚さが約1mm程度であるため, 細胞の配列や外形の変化を直接観察することが可能である.
  • Tetsuo KODAKA, Masayuki ABE, Shohei HIGASHI
    1996 年 16 巻 2 号 p. 113-118
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    The tangentially polished surfaces of the outer enamel under the projections of the marginal ridges and the basal tubercle in the lingual side of maxillary incisor teeth, extracted from elderly periodontic patients, were observed by scanning electron microscopy after EDTA etching. In general, EDTA selectively erodes the prism sheath regions; however, our observations reversed this. It indicates that the prism sheath regions may have been penetrated by organic materials with minerals derived from saliva due to an exposure of the old teeth to the oral cavities for a longer duration since eruption and also the attrition for a longer period. The etched surfaces more or less showed a disordered orientation of enamel prisms. At the junctions of such disorders, there were scattered abnormal-shaped prisms including a spiral, a circle, and double borders. Moreover, the 'inner' prism-like sheaths of the double bordered prisms occasionally showed a circle or a dotted remnant other than an arcade, whereas the circular prisms frequently contained an arcade, a spiral, or a smaller circle in the 'outer' sheaths. These abnormal-shaped prisms are probably formed by the prism orientation disorders following the variable morphological changes of Tomes' processes during the formation of their enamel projections.
  • 新谷 明幸, 山上 芳雄, 菅沼 岳史, 蛭間 崇善, 古屋 良一, 川和 忠治
    1996 年 16 巻 2 号 p. 119-124
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    機能的に適切なクラウンの咬合面形態を検討するためには, 臨床で装着されるクラウンの咬合面形態特に咬合小面と咬合接触状態を多数記録し, 臨床経過とともに分析することが重要と考えられる.本稿では, 咬合小面と咬合接触状態の簡便な記録方法について報告する.まず, 咬合印象用トレーと付加型シリコーン印象材を用いて咬合接触記録を採得し, その印象面に硬石膏を注入する.得られた歯列模型と咬合接触記録を写真撮影し, イメージスキャナーを用いてパーソナルコンピューターに入力する.入力された2つの画像をコンピューターにより画像処理し, 最終的に両者の重ね合わせを行う.得られた画像において両者を正確に重ね合わせることができた.この方法は, 使用器材が少なく簡便であり, 咬合面形態と咬合接触像の重ね合わせも正確であり, 臨床上有用と考えられた.
  • 澤田 久, 山縣 健佑, 張 仁彦, 下平 修
    1996 年 16 巻 2 号 p. 125-151
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    高速VTRシステムを用い, 顔面の運動経路を3次元解析した.画像処理装置によるオートトラッキングを行うための標点を作製し, 被検者顔面皮膚上に皮膚用粘着材で貼布した.被検者は, 上下顎無歯顎者3名, 被検音は, 短文「桜の花が咲きました」である.計測部位として, 鼻下点, 上口唇赤唇部上縁, 下口唇赤唇部下縁, モダイオラス部, オトガイおよび切歯点として下顎義歯の中切歯唇面からワイヤーを口腔外へ延長し, 標点を設けた.発音中の被検者の顔面正面と側貌を2台の高速テレビカメラ (nac社製) により高速ビデオカセットレコーダー (nac社製) で録画した.同時に, 音声を, 同一ビデオテープに録音した.得られた音声出力をDSP Sona-Graph (KAY社製Model 5500) に導入し, time-waveおよびスペクトログラム (3D Sonagram) から各音の発生および終了時点を求め, 解析対象区域を規定した.画像解析装置 (Image Data : ID-8000, nac社製) により解析対象区域間の各標点をオートトラッキングして自動解析し, 3次元座標を求め, コンピュータに転送し, 3次元運動解析ソフト (MOVIAS 3D, nac社製) を用いて立体構築した.解析項目は, (1) 空間的移動距離累計 (TL), (2) 計測区分開始点と終了点間直線距離 (SL), (3) TLとSLの比率 (TL/SL), (4) 立体移動範囲 (CR), (5) 方向変更角度 (TH) である.以上の結果, 下顎および各計測点の被検音全体の発音中の運動経路のTL, CR, THは, 無歯顎時 (A) より義歯装着時 (C) の方が小さいことが明らかになった.また, 被検音に含まれる他の母音および各子音の中で, /s/, /∫/, /m/発音中には, 特異の運動経路を示すことが認められた.
  • 吉田 佳子, 若月 英三, 近藤 信太郎, 新井 真人, 柴垣 博一
    1996 年 16 巻 2 号 p. 152-158
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    人工歯選択の一つの目安として, 顔面形態と上顎中切歯形態についての研究が行われており, 従来より多数の報告がある.そして, 顔面形態と上顎中切歯形態間に類似性があると, 報告されている.著者らも70%を越える類似性があると報告した.今回, 著者らは, 永久歯歯列より得た上顎中切歯の輪郭と現在使用されている人工歯の輪郭との類似性について検討した.
    資料は, フィリピン人成人男性と女性の口腔内石膏模型より得た上顎中切歯輪郭を使用した.人工歯はLivdent (尖形, 方形, 卵円形, 方尖形, 方卵円形, 尖卵円形, 短方形, V型尖形, V型方尖形), Trubyte Bioblend (Square, Square Tapering, Square Ovoid, Tapering, Tapering Ovoid, Ovoid, Square Tapering Ovoid), Real Crown (混合型 (C), 卵円型 (0), 方型 (S), 短方型 (SS), 尖型 (T)) の3製品を使用した.上顎中切歯輪郭と人工歯の類似の基準は, フーリエ級数より算出した差分の値が0.3以下の場合とした.
    各人工歯の分類型で分類した場合, 頻度が最も高かったのは, Livdentでは, 男女性とも右側は方尖形, 左側では, 尖形であった.Trubyte Bioblendでは, 男性右側ではSquare, 左側では, Square Tapering, 女性で左右側とも, Square Ovoidであった.Real Crownでは, 男女性, 左右側ともCであった.
    人工歯と天然歯間の類似度の高かった形態について検討したところ, Livdentでは, 男女性とも右側では方尖形, 男女性とも左側では尖形であった.Trubyte Bioblendでは, 男性右側はSquare, 左側はSquare Tapering, 女性は左右側ともSquare Ovoidであった.Real Crownでは, 男性右側はT, 左側はC, 女性左右側ともCであった.また, 各人工歯間の類似度を見ると, Trubyte Bioblend 7分類型に対して, Real Crownは右側は3分類型, 左側は2分類型が対応し, Livdent 9分類型に対して, Real Crownは左右側とも3分類型が対応していた.これらのことから, 各製品により, 名称が同じあるいは類似していても, 形態には差があり, 一方, まったく, 異なる分類の名称でも, 類似した形態のものがあると考えられた.
  • Mohammad Fazlur Rahman KHAN, Akiyoshi FUNATO, Koukichi MATSUMOTO
    1996 年 16 巻 2 号 p. 159-163
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study was to observe and compare the morphological changes of human enamel and dentin irradiated by Er : YAG, Nd : YAG and CO2 laser. Three enamel sections, two dentin sections of coronal portion and three dentin sections of root portion were prepared and each section was irradiated by three types of laser at the energy level of 300 mJ/pulse, 8 Hz; 2 W, 20 pps; and 1 W, CW respectively. The lased areas were observed by a telescopic light microscope and a scanning electron microscope. Er : YAG laser irradiation produced a white color zone and Nd : YAG laser irradiation produced a slight melt zone on each enamel surface. The dentinal tubules of coronal and root portion dentin sections were completely sealed by Er : YAG or Nd : YAG laser energy. The irradiated area of each enamel surface was changed into a white spot and severe carbonization was observed around the white spot in case of CO2 laser irradiation. Each dentin surface was melted and recrystalized with CO2 laser irradiation. Although some minor morphological heat damage changes were observed on the lased enamel and dentin surfaces irradiated by Er : YAG laser, these results suggested that the Er : YAG laser had the ability to remove enamel and dentin depending on laser conditions.
  • 福永 秀樹, 川和 忠治
    1996 年 16 巻 2 号 p. 165-167
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 1996 年 16 巻 2 号 p. 169-170
    発行日: 1996/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
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