園芸学会雑誌
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17 巻, 3-4 号
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  • 黒上 泰冶, 竹松 哲夫
    1948 年17 巻3-4 号 p. 121-125
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 栗の植物生長ホルモンによる發芽抑制現象中, 一定温度と植物生長ホルモンの濃度との關係を知らんため, 1,2の實驗を行つた。
    2. 發芽直前期即2月中旬に於てもある濃度以上の植物生長ホルモン處理は栗の芽生器官の伸長に對し著しい抑制效果を及ぼすものであり, その程度は高濃度のものほど著しい。
    3. 栗の品種により植物生長ホルモン處理に對する反應を異にするものの如くである。供試2品種の中銀寄は岸根に比しより敏感である。
    4. 植物生長ホルモン處理により芽生器官の伸長抑制が行れた場合, 芽と根との境界部の細胞は幅の肥大を促進せられ, 長さの伸長を抑制せられる。
  • 杉山 直儀, 渡邊 諭
    1948 年17 巻3-4 号 p. 126-138
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 7月上旬に掘取つたジヤガイモ (男爵) をナフタレン醋酸加里の0.1及び0.2%液に24時間浸漬すると發芽が抑制されるが, 收穫直後處理した場合が效果が最も顯著で, 收穫後1ケ月或は2ケ月たつた後處理した場合は效果ははるかに劣つていた。1.1kgの薯をナフタレン醋酸メチルエステル0.5gを吸收させた濾紙と共にセロフアン袋中に貯藏したものは翌年3月迄1個も發芽しなかつた。
    2. メチルエステルの使用量を變えてセロフアン袋中に翌年6月迄貯藏した結果は薯1.5kgに對し0.5g區は全く發芽を見なかつたが0.2g及び0.1gでは可なりの發芽を見た。薯の重量は温度の上昇と共に4月以降著しく減少した。
    3. 收穫後1週間乃至2ケ月間0.5gのメチルエステルと共に1.5kgの薯をセロフアン紙袋中に貯藏し, 後取出して室内に貯藏した場合, 處理期間が長い程發芽はおくれたが效果は永續しなかつた。これを3月13日畑に植付けた所, 處理期間の長いもの程發芽はおくれ, 莖數も少なく, 熟期もおくれ, 薯の老化が防止されたが, 收量には差を認めなかつた。
    4. 7月上旬收穫した薯5kgを8月15日にメチルエステルと共に内容19Lの木箱中に翌年6月21日迄約10ケ月貯藏した場合, エステルの量が0.5gの場合は全部發芽したが, 1.5g, 2.5gと使用量の多い程發芽は抑制された。エステルを濾紙に吸收させて處理したものとベントナイトに吸收させて薯にまぶして處理したものとでは同量のエステルを用いても後者の場合は效果が顯著で, ベントナイト2.5g區では殆んど完全に發芽を抑制し, 貯藏期間中の薯の減量も最も少なかつた。此の場合芽の周圍が固くなり時に龜裂する現象が見られた。
    5. 園藝試驗場東北支場産の薯5kgを12月20日にメチルエステルと共に内容11Lのブリキ罐中に翌年6月4日迄5.5ケ月貯藏した場合は, ベントナイト1.0g區で完全に發芽を抑制し, 濾紙の場合は效果が劣つて2.0gでもなお約半數は發芽した。罐内の濕度が高かつた爲發根を見たが, 發根率は發芽率と反對の傾向があつた。薯の減量は發芽率の少ない區程少なく, ベントナイト1.0g區では125gで薯の状態は良好であつた。
    6. 木箱やブリキ罐中に貯藏した場合に伸長した芽の先端に新しく薯が形成されたものがあり; 殊に罐貯藏の標準區に多かつた。薯から新薯が形成されるのは暗黒で濕度の高い状態の下で起り易い現象と認められる。
    7. 本實驗の成績並びに未發表の資料と文献とによつてジヤガイモの貯藏に對するエステルの利用其の他に就て考察を行なつた。
  • 百合類の球割れに就て
    前川 徳治郎, 明道 博
    1948 年17 巻3-4 号 p. 139-145
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 百合根栽培上北海道に於いて特に障害をなしてゐる球割れの實態を, 赤鹿の子, 角田, 黒軸鐵砲百合の3種に就き調査し, 併せて球割れの生起時期, 球割れの形態學的觀察をした。
    2. 3種類共に植込球重量と球割れ率との間に正の相關々係が見られる。即ち植込球重量大なるものに於いて割れる率は大きい。個體的に異數なものが見られるがこれは榮養的障害の結果と考へられる。
    3. 球割れ率が略50%を示す植込重量の限界線は赤鹿の子にありては70~79g代, 角田では20g邊, 黒軸鐵砲百合では7g代に見られ, 此の點赤鹿の子はこれら3種中最も大球性であり, 角田, 黒軸鐵砲これに次ぐ。
    4. 植込球の主莖基節に新球が形成されるのは大體に於いて地表發芽前後にある。實生苗及鱗片繁殖による苗にあつては根出葉の間から主莖が抽出し始める頃にある。而して此の新球形成に先立つ時期に發育が阻害される場合に球割れが多くなるものと考へられる。
  • 第4篇 塊根發達過程の研究
    伊東 秀夫, 土屋 四郎, 森田 義彦, 林隆 之助, 鈴木 耕三
    1948 年17 巻3-4 号 p. 146-159
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
  • 性による GREEN SPEAR の收量
    岩垣 〓夫, 岩間 誠造
    1948 年17 巻3-4 号 p. 161-165
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 園藝試驗場東北支場に於いて, 1939年以來, 雌雄を別にして, アスパラガスの品種試驗を施行中で, その一部, Green Spear として調査をつゞけて來たものについて, 7ケ年の成績を中間報告した。
    2. 供試した6品種中 Sutton's Perfection, Mary Washington, Palmetto はこの順位で收量の多い品種であつた。
    3. 7ケ年の平均でA級の太い Spear の收量においては, 雌畦の優る品種が2あつたが, 他の4品種ではA級でも雄畦が收量大であつて, A, B, C 3階級の重量の計に於いては, 13~50%雄畦が雌畦より收量多く, 6品種を平均すると總重量で雄畦は32.5%雌畦より收量が優つてゐた。
  • 福田 仁郎, 吉田 泉
    1948 年17 巻3-4 号 p. 166-175
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 矢ノ根介殼蟲の第3囘發生期に於ける硫酸亞鉛加用石灰硫黄合劑の效果は第1, 2囘發生期に於けるそれと全く同樣で該藥劑は明らかに幼蟲に對する防除效果を有し, 蟲の發育を抑壓する作用を有する。
    2. 矢ノ根介殼蟲越冬成蟲に對する該藥劑の殺蟲作用は遲效的で而も完全なる殺蟲效果を期待し得ない。
    3. 該藥劑は葉のPH價を變化する。即ち藥劑撒布後10日迄はPH價は急激に上昇して中性に接近するもそれ以後は漸次下降して撤布2ケ月後には略撒布前の値に還元される。
    4. 細胞液のPH價と蟲の發生との間に密接なる關係を有し, PH價の高い間は蟲の發生を認めないが, その値が處理前の値に還元されるに及び蟲は漸次増加の傾向を示す。
    5. 該藥劑が細胞液のPHを變化せしめるのは石灰硫黄合劑及び硫酸亞鉛兩者の反應中に行われ, その原因は組織内滲透の硫黄によるものと考へる。
    6. 幼蟲に對する殺蟲作用は葉の組織内に滲透分布する硫黄による。而してその作用は幼蟲の發育期即ち換言すれば蟲の吸收口の長さと大なる關係を有する。
    7. 硫黄の組織内滲透に際しては亞鉛が Carrier の役割をなすものと思推する。
  • 松原 茂樹
    1948 年17 巻3-4 号 p. 176-181
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. Curing は攝氏32~35度の温度で, 濕度85~90%の程度で4日間でコルク層の成生をなさしめることが出來るが, 36度以上の温度はよくない。
    2. Curing を行ふには俵詰の儘であつても, バラ積であつても, 其の效果には何等の相違もない。
    3. 甘藷の貯藏に當りて Curing を行ふ事は, 貯藏中の減量歩合を尠くして種甘藷の生産力を高めることが出る。
    4. コルク層形成のため黒斑病, 軟腐病の浸入を防ぐので貯藏中の腐敗を減少するのみでなく, 黒斑病の貯藏中の蔓延を防止することが出來るので, 種藷の價値を高めることが出來る。
    5. Curing を行ふ事によりて, 貯藏の低温に對しても耐へることが出來る。
    6. Curing 中は温度, 濕度に對して充分の注意を拂ふと共に, 處理後直ちに換氣放冷を行ひ速に貯藏適温に保つ樣にせねばならない。
  • 萩原 十
    1948 年17 巻3-4 号 p. 182-187
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 何れの場合に於ても, 種間交配を行なつた時は1果當の含種子數は少なかつた。其の傾向はC. maxima×C. moschata の方が, 其の逆よりも大であつた。この事からして種間雜種を得て利用する場合は Pseudogamy の現象はあるけれども maxima×moschata の方が種子が多く得られて有利である。
    2. 種間雜種の場合に於ては含種子數が少なかつた場合には, 含種子數の多いものより少ないものの方が果が小さかつた。
  • II 土壤空氣と植生との關係 (第1報) 桃實生の生育に及ぼす土壤空氣中の酸素反び炭酸瓦斯の濃度の影響
    森田 義彦, 石原 正義
    1948 年17 巻3-4 号 p. 188-194
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 本實驗は長野産野生桃の實生を用ひ, ポットを密封し, 通氣を調節して人爲的に土壤中の酸素%の多少の區を設け, 發芽後間もない幼樹の生育が土壤酸素に如何に影響されるかを研究した。
    2. 同じ時に同じ量の灌水をしたのであるが, 土壤水分は大體葉面積に比例し, 本實驗に於てはポット土壤内の含水量及含空氣孔隙量は一般の圃場の状態よりも良好な状態にあつたのであるから, 地上部及地下部の生育の差は土壤空氣の酸素の絶對量 (酸素で示す) の多少による。
    3. 桃實生の地上部の生育は土壤中の酸素の量が10~15%位にては少しも減弱することなく, 7~10%にても Check (平均O2が18%) と著しい差はないが5~7%よりも少くなると新梢の成長が特に弱くなり生育の爲の最低の酸素要求量が苹果苗木よりも稍多い。
    4. 桃實生の地下部の生育は新根發生の爲に少くとも5~7%以上の土壤中の酸素を必要とし, 地上部と同じく此低位の限界が苹果よりも稍大である。又地下部は酸素の量が10%以下になると地上部よりも生育を阻害される事が大きい。
  • II 土壤空氣と植生との關係 (第2報) 桃實生の生育に及ぼす深耕の影響
    森田 義彦, 石原 正義
    1948 年17 巻3-4 号 p. 195-203
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 本實驗は長野縣産野生桃の實生を深耕1米堆肥混入區, 同無堆肥區及未深耕區に植栽し, 落葉前迄の地上部の生育を調査すると共に最後に掘上げて地下部の根群の分布生長量を調査し, 一部根, 主枝, 副梢, 葉等に就き分析した。一方土壤の含空氣孔隙量, Eh價及酸素濃度等を深さ15cm及60cmの箇處に就て時期的に測定した
    2. 全孔隙量は未深耕區深さ60cmが深耕區深さ15cm, 60cm及未深耕區深さ15cmより幾分少くなつて居る。そして其差は深耕203日後の10月2日にも認められた。然し含空氣孔隙量は土壤の深さによる差が大きく, 深さ15cmは深耕の有無に拘らず大で, 深さ60cmは深耕堆肥區, 深耕無堆肥區, 未深耕區の順に少くなつて居り, 特こ未深耕區深さ60cmは土壤水分の多い4月より8月の間は其値は5%を前後し時には3%以下となつた。淺見氏(1)が含空氣孔隙量の根に對する限界度は7%と1%の間であるとせられて居るが, 本實驗に於ても未深耕區の根の生育は不良で, 特に深さ60cm以下には殆ど根の伸長は見られなかつた。
    3. 土壤空氣の酸素濃度は根の生育の旺盛なる區で而も土壤が深い程酸素の濃度の減少を見たが, 深耕堆肥, 無堆肥2區の深さ15cm, 60cm及び未深耕區深さ15cmとも15%以上あり, 酸素不足による障害を認められなかつたが, 未深耕區深さ60cmは粘土多く構造が緻密である爲土壤空氣が採集出來ず酸素濃度を測定し得なかつたのであるが, 土壤中の空氣の絶對量の不足の結果, 根が伸長しようとすれば其桃の最小必要酸素濃度5%以下となるのではないかと考へられる。
    4. Eh價は特に深耕無堆肥區が高く, 深耕堆肥區は堆肥混入の爲其價が低かつた。何れにしても深さ15cmは60cmよりも高く土壤の深さによる差が顯著であつた。深耕無堆肥區を未深耕區に比較するに特に深さ60cmに於ける其含空氣孔隙量の増加とEh價の高い事とが關聯して居るので同一地内の土壤にてはEh價は通氣の良否を示すものとして利用し得る。
    5. 地上部, 地下部の生育は一般に深耕堆肥區が最も良く, 深耕無堆肥區が此に次ぎ, 未深耕區が最も惡かつたが, 根の深部への伸長は深耕無堆肥區が最も深く, 未深耕區は淺く, 深耕堆肥區は中間であつた。又地上部の初期の生長は反つて未深耕區が最も良く, 深耕無堆肥區が惡かつたが此時期の根群は單に淺く分布して居る事と深耕區に於ては下層の地力の少い土壤が作土に混じ反つて生育に不適であつた爲と考へられる。
    6. 樹體分析の結果深耕により水分含量の増加, 乾物量の減少が見られ, 深耕により生育期末期の生長の旺盛となつた事を示す。又深耕の影響として灰分量, 燐酸は若干減少する。但し絶對量は多い。葉に於てはN及びK2Oが増加する。特こK2Oの増加は顯著である。堆肥施用により一般に深耕の效果が肥效としては勿論, 物理的組成改良の爲にも増進せられた。又深耕區は未深耕區に比しCaOの含量が多かつた。
  • 菅原 友太
    1948 年17 巻3-4 号 p. 204-208
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 本實驗は圃場に栽培せるホウレンソウ, アスパラガスを雌雄株別に葉部を採取し, ビタミン, 糖分, 窒素, クロロヒル等の測定を行つたものである。
    2. ホウレンソウでは葉部のビタミンC含有量が抽苔期以前でも雌雄性別によつて差異があり, 一般に雌株にビタミンC濃度が高い。
    3. 開花中のホウレンソウ, アスパラガスに於ては總ビタミンC, β-カロチン, 還元糖, 全窒素, クロロヒル等の含有量が, 雄株より雌株に多い。
    4. α-カロチン, クリプトクサンチン, 全糖分等の含有量は雌雄性別によつて殆んど大差ないが, 非還元糖の濃度は雄株の個體が高い。
    5. 雌雄異株植物に於て以上の如く含有成分の多寡を異にすることは, 雌雄性の特徴のように考えられる。
  • 後澤 憲志, 澁川 潤一
    1948 年17 巻3-4 号 p. 209-211
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    スリガラス戸棚に於て, 5%の濕度を持つデシケーターに貯藏された昭和13, 14, 15, 16年採取花粉の發芽試驗及圃場試驗を昭和22年5月に行つた。成績は次の通りである。
    1. 昭和13年5月採取リンゴ花粉は19品種中14品種, 昭和14年のものは3品種中2品種, 昭和15, 16年は各々1品種宛, 微弱乍ら發芽能力を有していた。
    2. 發芽能力を認めた品種の中12品種が國光に授粉された結果, 昭和13年のもの8品種中4品種, 14年のもの2品種, 16年のもの1品種が授精能力を有することを認めた。
    3. 以上に依つてリンゴの花粉は9年間その壽命を保持し得ることが實證された。
    又梨の長十郎も同樣9年間能力を有していた。
  • 奈良 省三
    1948 年17 巻3-4 号 p. 212-216
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 沸騰水中に於て甘藍の小片をブランチングした場合に1分間でオキシダーゼ, カタラーゼは不活性化するが, パーオキシダーゼは10分間後はじめて不活性となる事を實驗した。但しパーオキシダーゼも1分間のブランチングに依つて大部分は不活性となり, ブランチングの時間を2~3分のばしてもパーオキシダーゼの不活性化は著しく増加しなかつた。
    2. 甘藍の水及びアルコール浸出液は65°Cにて蒸發乾燥すれば褐色化する。此の褐色化は酸死酵素の作用及びハイドロオキシ化合物の變化によるものではなく, むしろ糖の焦糖化であろうと考へた。
    3. 甘藍の乾燥に當り褐變を防ぐためには, 60°C以下で操作しなければならないことを知つた。
  • 葉菜類に於ける收穫後の生理學的變化に就て
    小河原 公司
    1948 年17 巻3-4 号 p. 217-223
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 滲透壓は收穫後漸増する。(體菜, 壬生菜)
    2. 透過性は收穫後漸増する。(體菜)
    3. 壬生菜は75%の水分を失つても, 之を水中に浸漬すると新鮮状態に復する。
    4. pH價の變化は見られない。(體菜)
    5. 呼吸量は收穫後漸減する。損傷を與へると呼吸量の減少は急激に起る。萎凋したものを水中に浸漬すると, 或る程度呼吸量を囘復する。
    6. 全糖及び還元糖量は收穫後漸減する。(壬生菜)
    7. アミラーゼ活力は收穫後漸減するが, 此の減少程度は外部葉に於て大である。(萵苣)
    8. カタラーゼ活力は最初漸増し, 以後急激に減少する。(菠薐草)
    9. 炭酸瓦斯貯藏に依つてpH價は増大する。
    10. 體菜は炭酸瓦斯に對する抵抗力強く, 葱之に次ぎ, 萵苣, 蕗は弱い。
    11. 普通空氣中密閉貯藏は比較的良結果を得た。
  • I. TOTAL NUMBER OF FRUIT TREES
    Tyozaburo TANAKA
    1948 年17 巻3-4 号 p. 224-230
    発行日: 1948年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
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