ヂクロロベンゼンスルフォン酸アミド類に於けろ化學構造とそれ等の羊毛防蝕効果との關係を明にするため, 3, 4-(I), 2, 4-(ii) 及び2, 5-ヂクロロベンゼンスルフォン酸 (III) の種々のアルキルアミド, アリルアミド類を合成しそれ等のヒメカツヲブシムシに封する羊防毛蝕効果を試瞼した結果, 効果はスルフォン酸成分によつて強く影響され特にその盛素原子の結合位置と密接な關際を持ち夫々封懸した (I), (II), (III) のアミド類め順に効果は低下し, 三者共に低級モノア々キルァミド類が他より秀れアリルアミド類は多少劣る事が判つた.
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