有機合成化学協会誌
Online ISSN : 1883-6526
Print ISSN : 0037-9980
ISSN-L : 0037-9980
11 巻, 1 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 安達 直義, 萩原 昭二
    1953 年 11 巻 1 号 p. 2-28
    発行日: 1953/01/30
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
    色彩を科学的に数値を以つて表示することは比較的近年の発達であり照明, 天然色寫眞並に印刷を始め染料, 顔料, 染色加工品, その他色を取り扱う分野に極めて重要な役割を占めるに至つた. 既にアメリカその他の国ではこの表示法は実用化された今日海外貿易の立場からも極めて大切であり我国においても日本工業規格の「色の表示方法」が昭和27年制定された。本綜説は色彩表示に関し大体1941年頃から最近に至る発展を成るべく李易に解説したものであり, 下記の図書の内容程度については既に充分の理解を有していることを前提として書いた. 色彩に関係する人々に寄与し且つ前記工業規格の具体的応用の進展に段立ち得れば幸である.
    1. Arthur O. Hardy; Handbook of Colorimetry (1936) 邦訳吉城肇蔚訳測色学 (昭和19年)
    本書は1935年頃迄の測色学の発展程度である. 乳財団法人日本色彩研究所著色の標準 (昭和26年) 本書中の色の標準解説は1943年頃迄の発展程度である.
  • 吉田 経之助
    1953 年 11 巻 1 号 p. 29-38
    発行日: 1953/01/30
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
  • アセナフテンとニトロアセナフテンとの二成分系融点曲線に就いて
    山崎 康男
    1953 年 11 巻 1 号 p. 39-41
    発行日: 1953/01/30
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
    アセナフテンと5-ニトロアセナフテンとの二成分系融点曲線を作製した。その結果, アセナフテンと5-ニトロアセナフテンとは共融混合物を形成し, その共融点は59.8~60.2℃ (補正) で, その組成はアセナフテン40.8%, 5-ニトロアセナフテン59.2%である事を認めた。
    又アセナフテンをニトロ化して得た生成物中の5-ニトロアセナフテンの生成率を, この曲線を利用して推定出来る事を知つた。
    アセナフテンを氷醋酸中で硝酸によリニトロ化すると, 主として5-ニトロアセナフテンを生じ他の異性体を副生する程度は甚だ少く, 稍温度をあげると5, 6-ヂニトロアセナフテンを副生する。
    アセナフテンと, 5-ニトロアセナフテンとの種々の組成の混合物の融点を測定して, アセナフテンと5-ニトロアセナフテンとの二成分系融点曲線を作製した。
    その結果, アセナフテンと5-ニトロアセナフテンとは共融混合物を形成し, その共融点は59.8~60.2℃ (補正) で, その組成はアセナフテン40.8%, 5-ニトロアセナフテン59.2%である事を認めた。
    又アセナフテンをニトロ化して得た生成物中の5-ニトロアセナフテンの生成率を, この曲線を利用して推定出来る事を知つた。
  • 1953 年 11 巻 1 号 p. 41
    発行日: 1953/01/30
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
  • 1953 年 11 巻 1 号 p. 44
    発行日: 1953年
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
feedback
Top