有機合成化学協会誌
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14 巻, 5 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 有機合成の原料として
    横田 晋, 寺崎 孝一
    1956 年 14 巻 5 号 p. 315-324
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
  • 千谷 利三
    1956 年 14 巻 5 号 p. 325-331
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
  • アントラキノニルカルバミン酸β-クロルエチルエステル類について (その2)
    内木 光
    1956 年 14 巻 5 号 p. 332-337
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
    1, 4-ジアミノ-2-メチルアントラキノン, 1, 4-ジアミノ-2-メトキシアントラキノン1モルに対しクロル義酸β-クロルエチルエステル1モルを作用させるとそれぞれ1-アミノ-2-メチル-4-(β-クロルエトキシ) カルボニルアミノアントラキノン, 1-アミノ-2-メトキシ-4-(β-クロルエトキシ) カルボニルアミノアントラキノンが生成し, クロル義酸β-クロルエチルエステル2モル以上を作用させるとそれぞれ1, 4-ビス [(β-クロルエトキシ) カルボニルアミノ]-2-メチルアントラキノン, 1, 4-ビス [(β-クロルエトキシ) カルボニルアミノ]-2-メトキシアントラキノンが生成することを証明した。さらに得られたアントラキノニルカルバミン酸エステル類の酢酸繊維素用染料としての性質を検討した。
  • 縮合多環芳香族炭化水素の硫酸呈色反応に就て
    半田 隆
    1956 年 14 巻 5 号 p. 337-343
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
    縮合多環芳香族炭化水素類は濃硫酸中において黄色より緑色迄深い美麗なる呈色反応を示す。しかしてその吸収スペクトルは有機溶剤中において有する吸収よりも遙かに長波長側にずれて, その吸収曲線の形状も全く異る。此の現象についてはこれ等縮合多環芳香族炭化水素類の有する炭素二重結合>C=C<の有するπ電子と硫酸の有するH+とが反応して所謂Dewarのπ-Complex的なものでなくH.C.Brown等の主張するσ-Complexを形成し, カルボニウムイオンが生成する為であると解釈される。著者はシベンゾヒレン, ビオランスレンB, テトラセン等についてその各酸度硫酸中における吸収スペタトル図より経験的に解離平衡が存在することを確認し, ジベンゾピレン, ビオランスレンBにおいてはH+との間に二段の解離平衡が存在する事を確め, 又テトラセンにおいて一個の解離平衡が存在する事を確め各々の平衡恒数をpKで表示する事によりこれ多環芳香族炭化水素の塩基性を示した。ジベンゾピレンについてはpKI-5.0 pKII-7.4の値を得, 又ビオランスレンBについてpKI-5.1, pKII-6.7, テトラセンについてはpKI-6.6を得た。厳密には何個のpKが存在するかは硫酸中の氷点降下実験に待たねばならなぬが, 本報では経験的に求められたpKIの値は各分子について比較しうる量と仮定し本報において求められたジベンゾピレン, ビオランスレンB, テトラセンのpKIを比較すれば分子の形により僅かの差を生ずるが, 各分子のpKIとpKIIとでは相当の差が見られる。これはH+一個の附加によりその分子の塩基度が減じ, 二個目のH+は附加しにくくなる為と推定せられA.Albert等の含窒素縮合多環芳香族炭化水素のpKの研究における窒素原子一個を含むピリジン, キノリン, アクリジン等と窒素原子二個を含むピリミジン, キノキサリン, フェナジンとのpKの差と対比せられると考えられる。
  • 5-ニトロアセナフテンの合成
    岡崎 光雄, 田中 竜雄, 谷口 節郎
    1956 年 14 巻 5 号 p. 344-346
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
    アセナフテンのニトロ化に関しては従来多数の報告がある。筆者は先に希硫酸と硝酸による5-ニトロアセナフテンの合成について報告したが [本誌8, 報72-5 (1950)], 今回さらに氷酢酸と硝酸によるニトロ化を詳細に研究した。本反応は不均一系の反応であるために従来満足すべぎ結果が得られなかつたのであるが, 硝酸滴下後加熱して結晶を溶解する簡単な操作によつて高純度の5-ニトロアセナフテンを好収率で製し得ることを明らかにした。
  • 飛田 満彦
    1956 年 14 巻 5 号 p. 347-350
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
  • 久保田 重孝
    1956 年 14 巻 5 号 p. 351-352
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
  • 山口 四郎
    1956 年 14 巻 5 号 p. 353-355
    発行日: 1956/05/01
    公開日: 2010/10/20
    ジャーナル フリー
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