体育学研究
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16 巻, 4 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 4 号 p. Cover13-
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 4 号 p. Cover14-
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 敏夫
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 4 号 p. 183-188
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    近世における庶民の遊戯活動を当時の社会構造との対比において究明するものである.ここでは特に幕藩制封建社会において圧倒的多数の人口を占めた農民について取り上げ,それらの活動を可能ならしめる余暇時間の実態・余暇と年中行事・余暇活動としての遊戯を中心課題として論証する. 尚,資料として当時の農民の日常活動を明細に印した加賀藩百姓,村松標左衡門の「村松家訓」をもとにした.
  • 吉沢 茂弘
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 4 号 p. 189-196
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    192 males and 173 females, aged from 9 to 18 years, living in mountainous farm villages were subjected to the allometric analysis of their physical working capacities. The purpose of this study was to find out in what power the various physical parameters should develop with y = a X h^b the basic linear dimension of the body height. The functional formula used for this analysis was y = a x h^b, in which y represents the estimated values of parameters and h is body height, and a and b are constants, and in the last, b might be considered to be the coefficient of physical growth and development. The results obtained were as follows: 1) Body height and chest circumference increased nearly proportionally to the theoretical value of b; 2) Vital capacity increased with theoretical value (b = 3) for males, but females showed smaller value than the theoretical one, that was 2.618. This implied that, in spite of the static and anatomical measurement, the vital capacity for females was more influenced by the respiratory muscle strength. 3) Muscle strengths in finger flexors and knee extensors developed far greater than the theoretical value (b = 2) and males exceeded females consistently in all groups of muscle strengths; 4) In comparing right with left, finger flexors and elbow flexors, except in the case of male's finger flexors, showed that right is superior to left. This seemed to be due to the differences in the frequency of using in daily life. It was substantiated by the fact that no difference was found in knee extensors; 5) Pulmonary ventilation V_E in the maximal effort increased with the 2.207 power of height for males and the 1.399 power for females, and the difference between the sexes was larger than that in the case of vital capacity; 6) Maximal oxygen uptake (V^^.o_2max) increased with the 2.872 power of height for males and the 2.420 power for females, and the values of the present study were identical with Asmussen's ones for the sexes; 7) No difference was found between the younger and the older groups in body height for each body height group for males, but, in such functional parameters as muscle strength and maximal oxygen uptake, significant differences were found, and in the age-wise the difference in maximal oxygen up-take for 150-160 cm. body height group was significant and showed the essential development of aerobic work capacity
  • 朝比奈 一男, 浅野 勝己, 草野 勝彦, 中川 功哉, 道明 博, 砂本 秀義
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 4 号 p. 197-213
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    1) 都内の住宅地域に居住する典型的な中流家庭の健康な9〜22才の男子175名, 9〜20才の女子188名の計363名についてグラウンド・ランニング法を用いて最大酸素摂取量を測定した. 2) 絶対値の最大酸素摂収量は年令と共に増加し,男子は20才, 女子は15才でピークに達した後にプラトーないし減少傾向を示す.女子の成人値は男子の約60%であり12才以後性差が著しくなる. 3) 単位体重当りの最大酸素摂取量は,男子は16才をピークに年令と共にプラトーから漸減するが, 女子は年令と共に一過性に減少する.女子の成人値は男子の約70%である. 4) 最大換気当量は14才迄は性差がないが15才以後男子が減少するのに対し女子は各年令共ほば一定で男子より約15%高い値を示す. 5) 都内青少年の最大酸素摂取量は,宇都宮の農村地区に比べ思春期以後で約10〜20%低い. 6) 最大酸素摂取量と体重との間には,とくに男子の10〜13才,女子の13〜15才の各年令間で高い相関があり,この年令期の身体構成がfat-free状態に接近しているものと思われる.
  • 堀居 昭, 猪飼 道夫
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 4 号 p. 215-222
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    肺胞一酸化炭素法にて人体総ヘモグロビン量(THb)を測定して,THbと有O_2的作業能力との関係,さらにO_2運搬能力との関係をみようとしたものである.THbは男女ともに,一般人に比べて運動競技者が大きい値を示した.また体重あたりのTHbについても同様の結果が得られた.体重あたりのTHbの大きい者ほど最大持久走時間が長く,有O_2的作業能力がすぐれていた.最大心拍出量とTHbとの間には高い相関関係がみられた.一人方,THb (X)と最大O_2摂取量(Y)との間にはr = 0.895(P<0.00l)という高い相関関係があり,Y = 0.005 × -0.447という回帰方程式が得られた.以上の結果から, THbは最大O_2摂取量を規定する重要な因子であり,有O_2的作業能力の限界因子のひとつであると考えられる.
  • 川初 清典, 猪飼 道夫
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 4 号 p. 223-232
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    荷重負荷装置を作製して,膝関節仲展時のカと速度およびパワーを測定した.測定は,一般成人男女(23名)について行ない,更に,運動選手について,その特性を調べた.その結果,カ-速度関係はHillの特性式を満足した.運動選手についてみると,走種目競技者では,速度-力関係および仕事率-力関係ともに,短距離選手が最も高く,中距離,長距離の順に高い値を示した.サッカー競技者では, ゴールキーパーは, フィールドプレーヤーよりも高いパワーを示し,カ-速度関係も高い値を示した.このように,運動選手の脚のカ-速度関係は運動種目の特性を示すことが認められだ.又,最大パワーは,最大筋力の30〜40%の負荷で,更に最大速度の29〜36%の条件で得られた.
  • 渋川 侃二, 高松 薫, 斉藤 慎一, 小川 新吉
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 4 号 p. 233-239
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    運動中,外部の抵抗に打ちかつのに必要な出力パワーは, からだの中で発生するエネルギーの発生率の一部にしか過ぎない.モナークの自転車エルゴメークーを駆動するとき,摩擦抵抗F (kg),スピードV (m/s)および酸素消費量(l/min)を測定した.酸素消費量(l/min)は普通の方法で熱エネルギーの発生率(kcal/min)に換算され,さらに,運動中にからだの中で発生するパワーP (kg・ m/s)に検算される.測定に含まれるランダムな誤差を消去し, 少数の測定結果から全体の傾向を推察するために, 全ての実験データから1つの実験式を作った.すなわち,P = P_0 + KFV + (A + BF + CF^2)V^2 ここに,F,VおよびPは測定値で,P_0,K,A,BおよびCは最小2乗法によって求めた.出力パワーはFとVとの積である.したがって,パワー伝達の効率ηが得られ, η = (FV)/(P_0 + KFV + (A + BF + CF^2)V^2)となる.被検者は2名に過ぎなかったが, 自転車エルゴメーターを駆動するときの最大効率は約21%であった.
  • 波多野 義郎, 西尾 貫一, 石川 旦, 中村 誠, 梅本 二郎
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 4 号 p. 241-251
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    米国の大学における一般体育実技授業の実態を,必修・選択制度,傾向,目的,種目,評価,教官,問題点などの観点から研究するため,該当する大学の中から333校の体育主任教授に質問紙を送付し,105校から解答を得た.その結果の主なものは次の通りである. 1.1971年4月現在で体育必修制度をとる大学は約3/4に上るが,その割合が今後減少することが心配される. 2.体育選択制度をとる大学と,必修単位履習後も自由選択制のある大学では,対象学生の約12%が体育コースを履習している. 3.一般体育の目的として最も広く考えられているのは生涯体育の啓蒙と,体力維持増進の二つであるが,前者の方が支持率が高い. 4.一般体育で学生に好評なのはレクリェーション的種目が多い. 5.体育教官として望まれている人物像では,教育者としての資質が第一であり,幅広いスポーツ技能の指導カ,研究活動などがそれに次いでいる. 6.体育の問題点として体育指導者の資質向上が最も強く望まれている.
  • 原稿種別: 付録等
    1972 年 16 巻 4 号 p. App7-
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 4 号 p. Cover15-
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 4 号 p. Cover16-
    発行日: 1972/01/30
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
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