体育学研究
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20 巻, 4 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1976 年 20 巻 4 号 p. Cover13-
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1976 年 20 巻 4 号 p. Cover14-
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 笹部 チトセ
    原稿種別: 本文
    1976 年 20 巻 4 号 p. 185-193
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    体育におけるボール〜用具〜は, それぞれひとつにしろ自我のまわりに組織化された身体的経験のなかにくみ込まれており, 「世界一ただなかにーおけるー存在」と考える. したがってボール操作として表出されるもつ, 投げる, 蹴るなどは自由運動の担い手として身振り会話が個人の行為のなかにもち込まれたことによる自我の告知であり, 人間が気を配ることによってそれと何らかの交渉をもつ存在物としての在り方, 「何々のための或るもの」etwas, um zu・・・・・・についての教育であると考える. 故に, ボールをはじいたり, 蹴ったりするために気を配る以前の教育, すなわち人間がポールに対して, 如何にして自由運動の担い手になりうるか, 生物体としての諸器官手, 足が如何にして〔その手〕(その足)になりうるかを, 幼児対象にボールによる〔その手〕・(その足)の技能の質的変化を身振り会話の進展として捉え, これがどのようにして自我の発生, 発達を図るものかをみようとしたものである.
  • 菊地 邦雄
    原稿種別: 本文
    1976 年 20 巻 4 号 p. 195-201
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    同腹のWistar系ラット16例を用い, 骨格筋線維の発達におよぼす性ホルモンの影響を組織学的に検討し, つぎのことが明らかになった. (1)体重の増加する割合は, 雄の去勢群では, 雄の対照群に比べて低下し, 雄の去勢+Ovahormon投与群では, その傾向は著明であった. (2)下肢筋の各筋重量の増加する割合は, 雄の去勢群では, 雄の対照群に比べて低下し, 雄の去勢+Ovahormon投与群では, その傾向は著るしかった. (3)M. tibialis ant. の全横断面積は, 雄の去勢群では雄の対照群に比べて, 赤筋線維5.1%, 中間筋線維8.8%, 白筋線維3.6%の低下を示し, 雄の去勢+Ovahormon投与群では, それぞれ20.3%, 25.0%, 29.0%の低下を示した. (4)M. tibialis ant. の筋線維一本あたりの平均横断面積は, 雄の去勢群, 雄の去勢+Ovahormon投与群とも, 赤筋線維, 中間筋線維および白筋線維において, 全横断面積の場合と同じ傾向を示した.
  • 川原 ゆり, 渡辺 俊男, 松下 清子
    原稿種別: 本文
    1976 年 20 巻 4 号 p. 203-212
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    大数例の計測を行なう場合, その数値が3〜4桁以上になるときは, 末端位の数は理論的に0〜9まで平等に出現するはずである. 諸種の計測, 計量値すなわち人口数, 温度測定値, 身長, 体重, 血圧などを計測した結果, その値の末端位数の分布が, 理論的分布と一致しているか否かを, x^2-testによって確かめ, 計測の難易度, 精度及び被測定者の管理状態の良否について検討した. 人口動態統計のような計数値では, その末端位値では, 0〜9に平等に分布する. また, 計量数値では, 指示目盛を固定し得るものに比して, 動揺中に測定値を読みとらなければならない場合は, 末端位数はより多く0と5に偏って集まる. とくに体重の測定値では, 被測定者の年令が進むにつれて, 末端位数が0と5に集中する傾向が著しく, 測定に対する計測者および被測定者ゐ安易な態度がうかがわれる.
  • 波多野 義郎, 服部 豊示
    原稿種別: 本文
    1976 年 20 巻 4 号 p. 213-219
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    ハンドボールにおける, とびこみ倒れこみシュート, 即ちプロンジョンシュートの身体運動学的特性を摘出し, その指導上のポイントを探ることを目的として, 当該技術の写真分析を行なった. そのため, 熟練者と未熟者, 並びに男子選手と女子選手をそれぞれ対比させて, 身体運動の軌跡を比較検討した. その結果, プロンジョンシュートの指導上のポイントとして, 例えば次のような項目があげられた. 1. 踏切り動作はすばやく行ない, ボールは, ゴールエリア内に敏速に移動する. 2. 踏切りは, 長いシュート距離が得られるような, 強力な蹴りを必要とする. 3. バックスウィングは, ゴールエリア内にとび込んでから, ボールを身体の前を通すようにして行なう. 4. シュートでは, 身体を側方に倒した姿勢が有利である.
  • 岡野 満里, 丹羽 劭昭
    原稿種別: 本文
    1976 年 20 巻 4 号 p. 221-230
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    この研究の目的は, 幼児がリズム・パターンに同期していく過程を実験的に検討することであった. リズム・パターンは〓=54の速さの[figure]で, 被験者は3歳から6歳までの80名の幼児であった. 被験者は, 発達別に4つの年齢別下位集団に分けられ, その下位集団は, 次のような方法でグループAとグループBの2グループに分けられた. すなわちグループAは, このリズムパターンの時間的要素であるところの〓と♪のパルスへの反応を学習した後, リズム・パターンに同期するメンバーで構成し, グループBは, リズム・パターンに同期させられた後, 〓と♪のパルスへの反応を学習するメンバーで構成した.そしてこれらのグループについて比較検討した結果は, 次の通りである. 幼児がパターン全体に反応する以前にパルスを学習することは, 同期には役に立つであろうが, パターン全体の把握には貢献しない. 特に年少の幼児の場合には, そのパルスの学習が幼児の全注意をひきつけるため, かえって反応の妨げとして作用する. 幼児は, 始めリズム・パターンを, 全体としてあるいはある手がかりによって大まかにとらえ, 後に彼らの知覚が発達するにつれて, 全体といろいろな部分とのリズム的関係を次第に認識していく. 要するに, 幼児は, 各要素の加算的過程としてリズム・パターンを知覚するのではなく, 各要素の布置を通して, 一つの形態(ゲシュタルト)あるいは全体として知覚すると結論することができる.
  • 原稿種別: 付録等
    1976 年 20 巻 4 号 p. 231-256
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1976 年 20 巻 4 号 p. App4-
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1976 年 20 巻 4 号 p. Cover15-
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1976 年 20 巻 4 号 p. Cover16-
    発行日: 1976/02/15
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
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