体育学研究
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19 巻, 2 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 2 号 p. Cover5-
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 2 号 p. Cover6-
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 川村 英男
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 2 号 p. 67-73
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    「体育原理」という言葉は, 体育の研究者, 指導者のあいだで広く用いられている. 一般的にいうと, この言葉は, 体育の現象的な問題よりも, その意義本質などに関して多く用いられている. いわば哲学的な領域について「原理」というのが, ならわしである. しかし, その内容や領域, さらに研究法などの面から検討してみると, そこには明確なものがない. 今日, 体育の研究はますます分化しつつあると同時に, それらの研究成果を体育学として体系化することも重要な課題である. このような体育学の動向と, アメリカにおける「体育原理」の考え方に基づいて, 「体育原理」とはどのようなものか, またそれは,「体育哲学」と如何なる相違があるかについて, 検討を試みることが, 小論の目的である.
  • 松浦 義行, 中村 栄太郎, 吉田 愛子, 土井 喬夫
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 2 号 p. 75-86
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    バスケットボール・プレーヤの適性を, 次の仮説を作業仮説として採用し, 予測を試みた. すなわち, 優秀選手は優秀でない選手より, そのスポーツにおいて適性を持っている. そこで, 高等学校男子バスケットボール部員の中で, 優秀選手群(25名), そうでない群(17名)を選び, まず, 両群の体力特性の検討及び文献研究から適性予測に役立つと考えられる7領域より64項目を選び測定を実施した. そしてこれらの結果に判別関数法を適用し, 両集団を最とも明確に判別するような判別関数, 及びその構造ベクトルを求め, それらの考察から適性予測に妥当性があると思われる13項目を選択した. 更に, この結果と判別関数値との間で重相関法を適用し, 実用化の為に項目数の縮小を試み, 適性予測のための組テストの作成を試みた. その結果, 論文に示されるように10項目からなる組テストが適当であることが分った.
  • 大山 良徳
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 2 号 p. 87-98
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    発育は先天的・後天的諸要因の交絡作用の結果であると考える. 本研究ではこれまでの文献を参考にして可能な限り多数の要因を測定し, これらが発育に関連するすべてであると仮定して, これらのなかからより関連の高い要因を丸い出そうと試みた. そして選択された要因が, 発育に関連する場合の特徴と身体発育全体に共通して関連する要因について若干の知見をえたので報告する. 1) 男児の身体発育全体に対するより関連の高い要因は偏食の程度, 授乳時の栄養, 給食の摂取程度, ミネラル, 蛋白質, 月令, 家庭の経済, 共働きの有無および肉食の程度の9要因, 女児では家庭の経済, 脂質, 運動への志向性, 偏食の程度, 肉食の程度, 在胎期間, 睡眠時間, 父の最終学歴および月令の9要因であった. 2) 男女児の身体発育一般に対するより関連の高い要因は偏食の程度, 家庭の経済, 肉食の程度, 父の最終学歴, 給食の摂取程度, 授乳時の栄養, 月令, 運動への志向性そして家庭の職業の9要因と考察された. 3) 発育に関連する要因は長育・量育・囲育および性に対してそれぞれ異なり特徴が認められた. すなわちある発育に関連する要因のすべてが共通に関連するのではなく, ある特定の要因いくつかが関連して発育に影響すると考えられる. 4) 一方, 発育全体に対して共通に関連する重要な要因も若干認められた. この場合, 共通要因として男女児ともそれぞれ9要因が有意に関連していた.
  • 小宮 秀一
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 2 号 p. 99-106
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は相対成長の観点から各発育Patternが示す形態発育の特性を明らかにしようとするものである. 対象は1964年〜1968年(10才〜14才)にかけて縦断的に測定された男子児童60人である. 測定種目は身長, 体重, 胸囲, 下肢長, 下腿囲, 上腕囲である. 身長の年間発育率を基準にして60人の児童は4つの発育Patternに分類された. A Patternは年間発育率が逐年的に上昇し, B Patternは逐年的に下降し, C Patternは中間に年間発育率のピークが出現し, D Patternは中間に谷が出現する. 各Patternについて, 諸測度のPattern内平均値を算出し, その値により身長をxとし, 他の測度をyとしてallometryの式y=bx^αを適用した. このときの常数bとαは最小自乗法により算出した. このようにして得られた結果を 1)allometry曲線の比較, 2) allometry 曲線の変移点とその座標, 3) 相対成長係数αの比較について分析し, 各Patternが示す形態発育の特性を考察した.
  • 中嶋 英昭, 永井 信雄, 小川 新吉
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 2 号 p. 107-115
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    20名の女子学生に19cmの高さの階段3段を4秒間で昇降, 5分間継続するtrainingを4日/週と3日/週の2群に分け, 4週間(一部8週問)行なわせた. training負荷は平均してmaxVO_2の75%程度である. 効果の判定はtraining前後においてMonark Bicycle Ergometerによりexhaustive exerciseを行なわせ, 生理的諸変化を記録, 測定し検討した. 1) 450kpm/minでのWarm-up時の心拍数は4週の群ではtraining後低下, 3日/週の3群では逆に増加した, 2) 最大心拍数, 最大呼吸数, 最大換気量, Tidal Volumeは顕著な増減が認められなかった. 3) maxVO_2, maxVO_2/kg, O_2 Pulseは4日/週群が全て有意に増加し, 3日/週の群がO_2Pulseのみ有意な増加であった. 4) 8週間trainingを行なった場合のmaxVO_2/kgは4日/週は勿論, 3日/週でも有意な増加を示した. 5) maxVO_2/kgの低い者は3日/週でも有意に効果が認められ, 31 ml/min前後の平均的な女子学生の場合には3日/週では効果がなく, 4日/週trainingを行なわなければ効果は得られなかった. また32.5 ml/min以上の者達にはtraining負荷が70%であり, 効果は得られなかった.
  • 原稿種別: 付録等
    1974 年 19 巻 2 号 p. 117-124
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1974 年 19 巻 2 号 p. App2-
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 2 号 p. Cover7-
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 2 号 p. Cover8-
    発行日: 1974/08/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
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