エレクトロニクス実装学会誌
Online ISSN : 1884-121X
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ISSN-L : 1343-9677
21 巻, 7 号
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巻頭言
特集/IoT時代を支える最新の電磁特性技術
研究論文
  • 島内 岳明, 勝木 隆史, 豊田 治, 谷 元昭
    原稿種別: 研究論文
    2018 年 21 巻 7 号 p. 662-668
    発行日: 2018/11/01
    公開日: 2018/11/02
    ジャーナル フリー

    人の行動センシングのためセンサモジュールの開発を行った。このセンサモジュールは,マイクロコンピュータ,通信モジュール,センサとバッテリで構成しており,取得したセンサデータは,リアルタイムでスマートフォンに送られ保存される。搭載したセンサは,3軸加速度,3軸角速度,3軸地磁気,3つの圧力,曲げ,気圧と温湿度で,325 mAhのバッテリにより約42 H駆動が可能である。このセンサモジュールをシューズのインソールに搭載し,その両足の動きのデータから,人がどの様なバランスやリズムで,あるいはどのような特徴のある歩き方をするのか,また,いつどこでどの様な行動をとったかなど,人の行動センシングが可能であること実証した。

  • 生野 元
    原稿種別: 研究論文
    2018 年 21 巻 7 号 p. 669-675
    発行日: 2018/11/01
    公開日: 2018/11/02
    ジャーナル フリー

    電子部品は樹脂やセラミックス等の熱伝導率が低い材料で構成されるため,均一かつ迅速に冷熱することが難しい。これまでに,温調エアシャワーを供試体の周りに循環させる簡易な装置で,均一かつ迅速な温度制御を可能にする冷熱試験システムを開発した。また,実用電子回路基板について,開発装置の方が目標温度への到達が早いとともに,温度分布が均一であることを確認した。本論文では,体積と重量がさらに大きく,迅速かつ均一な冷熱がより難しい実用電子部品を用いて冷熱サイクル時の温度変化を実測し,内部熱容量が大きい場合にも,開発装置の方が目標温度への到達が早く,温度分布も均一であることを確認した。

講座 「シグナル・インテグリティ講座」第4回
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