近年, 急速な通信容量の増大化, 通信速度の高速化に伴った電気配線の限界から, チップ間/ボード間レベルの光インタコネクションが注目されている。光技術が有する高コスト, 低生産性の課題を解決するため, われわれは“光表面実装技術”および“光ピン”を軸とした研究を行っている。しかし従来の光ピンは, 容易に90度光路変換を実現する反面, 1対1の処理システムに限定され, 配線の自由度は低いものであった。そこで, 光ピンの先端を様々な形状に加工した多分岐型光ピンを提案する。多分岐型光ピンを用いることで, 光配線中に1対多分岐機能が付与されるため, 配線の自由度を高め, 並列処理システムが実現可能となる。本論文では, 主にV字カット型光ピンに着目し, 解析的および実験的検討を行ったので報告する。
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