全国で，道路や鉄道，ダムや港湾などのインフラの老朽化が課題となっている。道路橋を例にとると，全国にある約70万橋の中で50年経過した橋梁は2013年で18％であるが，2033年には67％が50年以上の橋齢となる。インフラの高齢化社会到来である。

1．はじめに

我々が日常的に10進数を使用し始めた理由を皆さんはご存知だろうか？それは人間の手の指が左右合わせて10本あり，指を折って数えるところから普及したといわれている。また，

1．はじめに

近年，注目を集めているディープ・ラーニング^(1)～(3)やIoTが，社会システムあるいは業務や生活のあり方を大きく変える可能性がある。特に，電気学会の中で電子・情報・システム（C）部門の研究分野に携わる研究者や技術者は，ディープ・ラーニングやIoTに関する研究や開発

1．はじめに

ディープ・ラーニング（Deep Learning：DL，深層学習）は言うまでもなく機械学習の手法の一つであり，特にその層構造が深いニューラルネットワークのことである。その識別能力の高さ，特徴量を自動抽出する能力などから非常に注目され，一般社会にも人工知能（AI）の代名詞

1．はじめに

近年，音声認識，画像認識などさまざまな人工知能の成果が注目されている。この人工知能の根幹を支えているニューラルネットワークに用いられているアルゴリズムは，ノイマン型アーキテクチャを用いた，現在の最先端のコンピュータ・システムにおいても，膨大は計算処理を必

1．はじめに

ディープ・ラーニング（Deep Learning：DL）とその発展が知能システム分野に与えたインパクトは極めて大きい。大量のデータに潜む情報を事前知識をほとんど使わずに抽出し，学習に直接結びつけるアプローチは，機械学習のレベルを数段階高め，さまざまな領域において驚くべき

1．はじめに

今日，産業界はグローバル規模のデジタル変革の潮流を受けながら，新たな産業革命の時代を迎えた。すなわち，日々の暮らしぶりや企業のビジネス活動は大きく変わろうとしている。例えば，近年注目されているディープ・ラーニングやIoT（Internet of Things：モノのインターネッ

1．はじめに

1990年以降，地球環境やエネルギーの問題が大きく取り上げられ，自動車各社から環境に優しい電気自動車，ハイブリッド車，燃料電池車（以下，電動車両）が本格的に量産されるようになってきている。電動車両が環境に優しい理由は，電気モータ（以下，モータ）とインバータを利

英語力の必要性は古くから言われているが，「なかなか得難い」ものである。筆者も苦労した時期があったが，少し面白い手段で楽しみながら実践的レッスンを楽しんだ経験もある。振り返って，「ポテンシャルは着々と上がってきていても，時が来ねば英語力が醸成されている気になら

1．はじめに

多くの分野において機械学習が盛んに行われており，読者の皆様もディープ・ラーニングという単語に聞き覚えがある方は少なくないだろう。ディープ・ラーニングは機械学習における学習方法の一種であり，一般的に「多層化されたニューラルネットワーク」のことを指す。ニューラル

新潟支所は1980年（昭和55年）に開設され，40年近くの歴史となる。これは，東京支部にある九つの支所のうち，茨城支所に次いで2番目に古いものである。対象地域は新

はじめに

2017年度の九州支部の見学会について紹介する。2017年度は9月26日と11月30日の2回開催を行った。

9月26日の見学会は，沖縄電力

JEC-2140：2016（圧延用交流可変速電動機）英文版を制定・発行した。

本規格は，2016年3月に制定・発行したJEC-2140の英文版であり，2017年11月の規格役員会の承認を得て，発行に至ったものである。和文版については2016年10月

論文誌目次

学会だより

会告

編集後記