【目的】看護師特定行為研修を修了し,2022年度に一般病棟で受け入れた全ての侵襲的陽圧換気療法(以下IPPV)を要する患者に介入したため,その活動を報告する.
【方法】医師と連携,安全管理とスタッフ教育,人工呼吸器の調整・評価,栄養状態の評価・調整,適切な気管切開管理,多職種と連携・協働の場面において特定行為を実践した.
【結果】受け入れた患者は8名,うち4名が人工呼吸器離脱し3名が気管カニューレ抜去に至った.スタッフからは,患者の観察ポイントや問題点が分かりケアやリハビリに取り組めた,疑問がすぐに解消できたとの意見がみられた.
【結論】特定行為看護師によるIPPV患者への介入は,病棟スタッフの不安軽減と呼吸ケアやリハビリへの円滑な取り組みの一助となり,チーム医療の調整役としての関わりは患者に有益となる可能性がある.特定行為看護師の複数部署への複数配置が望ましく,後進の育成は今後の課題である.
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