心電図
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7 巻, 2 号
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  • 戸山 靖一
    1987 年 7 巻 2 号 p. 113
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 入沢 宏
    1987 年 7 巻 2 号 p. 115-118
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • リエントリーとanisotropy
    児玉 逸雄
    1987 年 7 巻 2 号 p. 119-125
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 杉本 恒明
    1987 年 7 巻 2 号 p. 127-130
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 早川 弘一, 斉藤 勉
    1987 年 7 巻 2 号 p. 131-134
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 恵子, 戸山 靖一
    1987 年 7 巻 2 号 p. 135-146
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 林 博史
    1987 年 7 巻 2 号 p. 147-151
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 春見 建一, 綱川 宏, 兼坂 茂, 西山 玄洋
    1987 年 7 巻 2 号 p. 153-158
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 齊藤 崇, 三浦 傅, 田村 芳一, 千葉 裕一, 湯浅 伸郎, 金澤 知博
    1987 年 7 巻 2 号 p. 159-168
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    発作頻発型の不安定狭心症, 周期性発作出現をみる異型狭心症などの実験モデルとして, イヌを用いて冠閉塞反復モデルを作成し, 累積性心筋障害判定における心電図R波高の意義について, 局所心筋機能, 細胞外K濃度, 心筋組織ガス分圧およびpH変化との関連より検討した.急性冠閉塞により虚血部心表面心電図R波は既報の如き減高一増高の2相性変化を示し, これは閉塞反復時にも同様であったが, R波実波高は閉塞の回を重ねるにつれ低下をみた.一方, 局所心筋短縮率からみた虚血部心筋機能は次第に悪化をみることから, 冠閉塞反復による心筋障害の累積がR波実波高決定に大きく関与するものとみなされた.また, 心筋代謝における最終産物である心筋組織CO2, H+イオン (pH) の変化度は次第に減少することから, かかる累積性心筋障害の出現機序の一部にmembrane integrityの障害に加えて, metabolic viabilityの低下が関与する可能性がある.
  • ―VAT mapとの比較―
    近松 均, 菱田 仁, 加納 裕, 松山 裕宇, 安井 直, 水野 康
    1987 年 7 巻 2 号 p. 169-181
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    各誘導でのQRS波の電位を時間積分することによって得られるQRS area mapは, ある限界内ではventricular activation time (VAT) mapと相関すると考えられる.そこで雑種成犬16頭を用い, 洞調律時と左右心室心内膜ペーシング時の心表面及び体表面mapを作成し, QRS areamapとVAT mapを比較した.16頭中3頭においては心外膜上の多数点でペーシングを行い, それぞれの体表面mapを作成し, QRS area mapの特性についても検討した.その結果, 心表面QRS area mapは心表面VAT mapと類似し, 興奮伝播過程の推定に用いうると考えられた.体表面QRS area mapは体表面VATmapに比しペーシング時の刺激部位の局在化がより容易であり, 心室性期外収縮の発生部位の推定に有用な方法と考えられた.QRS area mapは, 波形計測上の再現性においても, VAT mapより優れていると考えられた.
  • ―ART model 101 PCによる評価―
    米田 直人, 小林 克也, 金田 真一, 伊藤 成規, 井上 智夫, 福崎 恒
    1987 年 7 巻 2 号 p. 183-189
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    体表面心電図より1ate potentials (LP) を検出する装置ART model 101PCを用い, LPと心室性不整脈の重症度の関連を検討した.LPの有無は体表面X, Y, Z, 双極誘導からの電位を加算平均し, 25~250Hzの帯域濾波して得たfiltered vector magnitudeの終わり40msの平均値 (V40) の値で判定した.V40は非心室性頻拍 (non-VT) 群: 98.9±71.6μV, 非持続型心室性頻拍 (ns-VT) 群: 59.0±36.6μV, 持続型心室性頻拍 (s-VT) 群: 24.7±26.4μV, の順に小さく, 各群間に有意差を認めた.ns-VT群内及びnon-VT群内では心室性不整脈の重症度とV40値とは関連を認めなかった.基礎心疾患別の分類では何れの基礎心疾患においてもnon-VT群, ns-VT群, s-VT群, の順にV40値は小であった.V40≦15μVをLP陽性の基準とした場合, LPのs-VTに対するpredictive accuracyは94%, sensitivity71%, specificity97%でありs-VTの予測にLPが有用であると考えられた.
  • 関口 昭子, 傅 隆泰, 前田 岳, 加藤 和三, 小山 晋太郎, 真島 三郎
    1987 年 7 巻 2 号 p. 191-198
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    房室接合部補充調律をもたらす自律中枢の局在についてはいまだ一定の結論がえられていない.そこで今回われわれは, 麻酔開胸犬に洞結節の圧挫を加え, ヒス東電位が先行する, いわゆるproximal H rhythmを作製し, 本調律が房室結節に起源する可能性について検討してみた.
    proximal H rhythmを呈した7頭の犬を対象に房室接合部電位を加算平均し, 高感度増幅記録を行ったところ, このうち5頭では, H電位に先行する小電位 (pre-H potential) を認めた.pre-H potentia1はCa拮抗剤ベラパミール静注により顕著に抑制された.
    さらに, proximal H rhythmの周期は迷走神経刺激, およびCa拮抗剤により有意に延長したのに対し, HVブロック作製後に出現したHis-Purkinje起源のdistal H rhythmおよび心室調律の周期はこれらにより有意な変化を示さなかった.以上の成績はproximal H rhythmをもたらす自動中枢の多くが房室結節にあることを示唆している.
  • 藤関 義樹, 野々村 和男, 藤野 英俊, 岡田 知雄
    1987 年 7 巻 2 号 p. 199-204
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    小児の発作性上室性頻拍症8例に対し, 主として経食道心房ペーシングによる臨床電気生理学的検査を行い, somatostatinの効果を検討した.洞結節機能は静注後, 有意の変化を認めなかったが, 房室結節機能は有意に抑制された.また, 副伝導路特性にも影響は認められなかった.Tachycardia zoneは1例で消失, 1例で狭小化し, 1例で不変であったが, 他の5例では拡大した.
    小児の発作性上室性頻拍に対し, somatostatinは, 副伝導路に影響を与えず, 主として房室結節に作用することによって頻拍発作の停止に応用できることが示唆された.
  • 岡本 登, 太田 壽城, 水野 嘉子, 横井 正史, 桜井 淳一, 魚住 善一郎, 岩塚 徹
    1987 年 7 巻 2 号 p. 205-211
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    運動負荷中の心電図検査に広く普及しているMason-Likar (ML) 誘導の特徴を検討する目的で, 正常・異常105例につき, 仰臥位で標準12 (St) 誘導と比較した.
    ML誘導はSt誘導に比し, IのR波は小さく, II, III, aVFのR波が有意に大きく, 平均電気軸はML誘導 (56.9°±38.4°) の方がSt誘導 (38.2°±40.4°) より垂直位であった.ML誘導の方がSt誘導よりも水平位となったのは105例中5例で, 異常左軸偏位例が多かった.
    胸部誘導の波形はQRS群, T波共にML誘導とSt誘導は極めてよく一致し, St誘導の診断基準がそのままML誘導にも適用可能と考えられた.
    aVL, III, aVFではML誘導とSt誘導の波形にかなりの差があり, St誘導の異常Q波がML誘導で消失あるいは浅くなる例を認めた.
    運動負荷心電図にML誘導を用いる場合, aVL, III, aVFの波形変化やQ波の有無, および平均電気軸の評価には慎重な解釈を要する.
  • 庭野 慎一, 相沢 義房, 宮島 静一, 船崎 俊一, 佐藤 政仁, 鈴木 薫, 村田 実, 柴田 昭
    1987 年 7 巻 2 号 p. 213-220
    発行日: 1987/04/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    当科で経験した37例の持続性心室頻拍に電気生理学的検査 (EPS) を行った.そのうちの6例で, EPSにおける心室頻拍 (VT) の誘発は予防できないが, 発作時レートを低下させるという意味で部分的に有効と判断された薬剤を投与していたが, 経過中, 突如そのVTレートがAccelerationした.即ち, この6例で臨床的 (薬剤非投与下) に認められたVTレート161±31/min (平均±標準偏差) は, 薬剤の投与により130±17/minにコントロールされ, その薬剤投与下でVTフォーカスの切除を目的とする手術まで待機していた.Acceleration時VTレートは201±18/minへと有意に増加し (P<0.01) , 全例重篤な臨床症状を呈した.Accelerationの機序は不明であるが, これが生じた状況から不安など交感神経活動の関与が示唆された.
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