魚病研究
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13 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 畑井 喜司雄, 岩橋 義人, 江草 周三
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 73-78
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1.養殖ハマチに試製「水産用アンピシリン散」(三共)をAmpとして40 mg/kgを連続5日間経口投与し,経時的に魚体各臓器内のAmp含量を測定した。2.臓器中のAmpは最終投与後, 血液および筋肉では24時間後に,肝臓および腎臓では48時間後に検出不能となった。3.各臓器のピーク時のAmp含量は肝臓,腎臓,血液および筋肉の順に高く,各ピーク時の含量は0.981μg/g,0.753μg/g,0.358μg/mlおよび0.197μg/gであった。4.臓器中Amp含量のピーク値は血液,肝臓および筋肉では1時間後に,腎臓では3時間後に得られた。
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  • 楠田 理一, 川合 研児, 松井 隆史
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 79-83
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     類結節症の養殖ハマチから分離された原因菌の抗原構造をOuchterlony法と免疫電気泳動法によって調査するとともに,米国Chesapecke湾のwhite perchから分離されたPasteurella piscicidaおよびその分類学的類縁菌との血清学的な関係を調べた。その結果,わが国各地の養殖ハマチから分離された原因菌はすべて同一の沈降反応像を示し,血清学的に同一であった。原因菌は全菌体内に1つの耐熱性および4つの易熱性抗原をもち,菌体外に3つの易熱性抗原を有していた。原因菌の抗原構造は米国で分離されたPasteurella piscicidaともまったく一致し,前報の原因菌は生化学的性状からP. piscicidaに同定するのが妥当であるとの見解をうらづけた。また,アユから分離されたP. plecoglosacidaとは1本の共通する沈降線とspurを形成したが,その他の類縁菌はすべて交叉反応を示さなかった。
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  • 畑井 喜司雄, 江草 周三
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 85-89
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1.アユ筋肉を種々に希釈して作製したFME寒天上でのMG-fungusの発育は10倍希釈時が最良であった。2.MG-fungusはFME培地作製の際,用いたどの魚種の筋肉を材料としてもほぼ同一の発育を示した。3.MG-fungusは温度が15~30℃, pHが5~9の範囲内で良好な発育を示した。4.chloramphenicol, malachite green, cycloheximideおよびNaClは各々100 ppm,1.0ppm,0.4 ppmおよび1.0%の濃度でMG-fungusの発育を阻止した。5.MG-fungusは10 ppm cycloheximide溶液に24時間,0.5ppm malachite green溶液に2時間または2%NaCl溶液に24時間浸漬させることで死滅した。
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  • 佐古 浩, 楠田 理一
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 91-96
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1973年以来,全国各地のアユ養殖場で薬剤耐性菌によるビブリオ病が流行し,大きな被害が発生した。そこで,医学や獣医学の領域で併用効果の認められているTMPとSAの治療薬としての細菌学的評価をおこない,次の結果を得た。1.TMP, TMPとSAの合剤(1:5)の薬剤耐性Vibrio anguillarumに対する抗菌力はCP, TC, NF,NAよりも優れていた。しかし, TMPとSAの合剤の耐性菌に対する協力作用は認められなかった。2.TMPとSAの協力作用はSA感受性のV.anguillarumに対して顕著に認められた。3.V.anguillarumのTMPとSAの合剤(1: 5)に対する10代継代後の耐性獲得率は,SA感受性株においても2~8倍であり,対照のクロラムフェニコールとほぼ同じであった。4.薬剤耐性のV.anguillarumによるアユの人為感染魚に対するTMPとSAの合剤(1: 5)の経口投与による治療効果試験の結果,優れた治療効果が認められた。また,この治療効果はTMPによるところが大きいものと思われた。5.薬剤耐性ビブリオ病の自然発生例にTMPとSAの合剤(1: 5)を1日1回,36~43mcg/kg・b.w.を3日間投薬したところ,著しい死亡魚の減少がみられた。
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  • 岩田 一夫, 矢野原 良民, 石橋 制
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 97-102
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1)1975年に腹部ぼう満症状を呈する.マダイ稚魚より分離したVibrio alginolyticus CY-1はマダイ稚魚に疾病をもたらすことが確認され,マダイ稚魚に対し病原細菌を伝播する媒介者としてワムシの疑いが濃厚となった。2) クロレラを添加した海水でマダイ稚魚を飼育した場合は,海水のみで飼育した場合に比較し,生残率が高い傾向に認められた。3) クロレラ添加海水にワムシを添加すると,ワムシによってクロレラが消費され,海水中の細菌が増加する傾向が認められた。
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  • 木村 喬久, 絵面 良男, 田島 研一, 吉水 守
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 103-108
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     サケ科魚類の細菌性腎臓病(BKD)の血清学的診断法の一つとして,病魚患部の加熱抽出抗原とウサギ抗血清とのゲル内沈降反応の応用の可能性について検討して,次のような結果を得た。1. ゲル内沈降反応に関与するKD菌抗原は加熱に対して安定であり,BKDの診断に病魚患部の加熱抽出液を抗原とするゲル内沈降反応の応用が可能である。2. 本方法の応用により遠隔の養魚場におけるBKDの発生についても,現場で加熱処理をしてある程度の保存性を付与した病魚患部試料の郵送などにより的確な診断が可能である。3. 本方法に供する抗原液は可及的高い濃度に調製する必要があり,従って感染初期の病魚や保菌魚の検出への利用は困難と考えられる。
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  • 中島 健次, 北野 訓敏
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 109-113
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1.ハエトリヒメジの殺虫成分と同一骨格を有する新有機燐Methyl isoxathionは,カイミジンコ類に対して優れた殺虫効果を示す上,ヨーロッパウナギに対し特に毒性を発揮することがない。2.その50%乳剤は,水温32℃, pH 10.0においても常温・清水中と同等かそれ以上の殺虫力を維持するが,植物プランクトンや土壌によって薬効を阻害され,また低水温時には著しく効力が低下する。3.本品を用いて養鰻池からカイミジンコ類を駆除するには,冬期を避け,高水温時に数度の反覆撒布を実施することが望まれる。
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  • 原 武史, 江草 周三
    13 巻 (1978 - 1979) 2 号 p. 115-119
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
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