魚病研究
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11 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 高橋 哲夫, 井上 進一, 平本 紀久雄, 宮沢 公雄
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 1-4
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     昭和50年夏,館山湾のカツオ釣り用活餌のカタクチイワシにVibrio菌による疾病が流行し,スルファモノメトキシンが有効であった。そこで,同蓄養場の生簀1枠を用い,スルファモノメトキシンソーダ200mg/kg魚体重/日を水に溶かして配合飼料(クランブル)に吸着させ,撒餌法により一回投与したときの投薬方法について,摂取量および組織内濃度から検討した。1)摂取率は投薬直後の全魚体内濃度(総量で平均24.25mg%)からみると,平均総摂取量としては242.5mg/kg魚体重となり,計算投薬量200 mg/kg魚体重の128.5%となる。2)摂取率としては,計算投薬量より高い値であり,総体重推定が過大であったと思われるが,個体差はスルファモノメトキシンとして181~355mg/kg魚体重の摂取量とバラツキが少なく,魚類への投薬例としては,ほぼ均等に摂取されていた。3)投薬6時間後の魚体(内臓を除いた部分)内濃度は遊離型で平均2.5mg%,総量で平均3.1mg%と有効濃度に達していた。4)残存率は投薬24時間後で,摂取量の7.2%であり内臓での残存量が多かった。5) カタクチイワシのVibrio菌感染症に対するスルファモノメトキシンの投与量は,100~200mg/kg魚体重1日5日間投与が適当と思われる。
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  • 宇野 将義
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 5-9
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     我が国で池中養殖されている冷水魚のニジマス,アマゴ,ヒメマスおよびイワナに対してA. salmonicida,V.anguillarumおよびPs.anguilisepticaの3種病原菌を実験的に感染させ,13~15℃の水温の下におき,その感受性を検討した結果,次の事項が明らかにされた。1)A.salmanicida に対しては4魚種とも感受性を示し,特にイワナの感受性が最も高かった。2) V. anguillarumに対してはイワナが最も高い感受性を示し,アマゴおよびヒメマスが中程度の,そしてニジマスが比較的低い感受性をそれぞれ示した。3)PS. anguillisepticaに対しては4魚種ともまったく感受性を示さなかった。
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  • 森 真朗, 北尾 忠利, 木村 正雄
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 11-16
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1) 直接螢光抗体法を用いて,養殖ハマチに発生する類結節症の診断を試みた。人工感染例では,菌接種10時間後から,脾臓・腎臓・肝臓・心臓・血液中に菌の存在が確認できた。2) 類結節症流行期に螢光抗体法を用いた野外調査を実施した結果,本法が早期診断法,迅述診断法として効果的に利用できる成績を得た。3)直接螢光抗体法は,Ichthyophuonus症, Nocardia症などの類症鑑別診断法としても有効であることが判明した。
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  • 中島 健次, 江草 周三
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 17-22
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
    Eggs of Bothriocephalus opsariichthydis YAMAGUTI, 1934 were collected by dipping its gravid proglottides into sterilized water. The eggs were ovoid and measured 42-57×33-40μ. They had thick, slightly adhesive shells of about 1μ thick and contained no oncospheres when expelled from uterus. The coracidia were hatched out mostly between 2 to 5 days at 25deg;C, but not at 37deg;C and 15deg;C. Light was not needed for hatching. The coracidia were spherical and had cilia of 12-20μ long on the surface. They measured 18-24×15-23μjust after hatching and were enlarged to 76×73μto 107×96μafter 6 hours.
    Since the embryos die rapidly at 2-7deg;C, it is assumed that the eggs are unable to survive the winter in the pond.
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  • 中島 健次, 江草 周三
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 23-25
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
    It was confirmed by experiment that the eggs of Bothriocephalus opsariichthydis YAMAGUTI, 1934 collected artificially were killed rapidly by drying, freezing, and ultraviolet rays. Eleven chemicals were tested for ovicidal effect. Among them two chlorine compounds were found to be effective; that is, 3.1 ppm of sodium dichloroisocyanurate and 9.0 ppm of higher bleaching powder killed all eggs.
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  • 広瀬 一美, 関野 忠明, 江草 周三
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 27-31
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     ウナギの鰾寄生線虫Anguillicola crassaは鰾内で産卵するが,鰾内で雌虫の体壁が破れ,子宮も破れることによる卵放出もある。その卵よりふ化した仔虫は正常に発育しうる。ふ化した被鞘仔虫は気道と消化管を経て水中に出るが,食道経由もあり得るかもしれない。水中に出た仔虫は被鞘状態で数ヵ月以上生存しうる。被鞘仔虫をコペポーダの一種Eucyclops serrulatusに接触させるとその消化管内に摂り込まれた仔虫は血体腔に移る。血体腔に入った仔血は鞘を脱いでおり,直ちに成長が始まる。Sinodiaptomus chaffanjoniに接触させると,一部の仔虫は消化管から血体腔に移るが,1昼夜経過すると恐らく血体腔に仔虫を持つものが死ぬためであろう,血体腔に仔虫を持つコペポーダはいなくなる。以上からE.serrulatusは中間宿主となり得るがS.chaffanjoniはなり得ないと考えられた。
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  • 宮崎 照雄, 江草 周三
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 33-43
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1)養殖ニホンウナギのEdwardsiella tarda感染症を病理組織学的に検討し,その結果,本菌感染症には造血組織炎型と肝炎型の二種の発現型があることがわかった。本報では造血組織炎型の詳細を記述した。2) 病理組織学検討の結果,腎臓の造血組織での発病は,細菌を呑食した好中球が類洞に移動し,そこに好中球の浸潤を伴う病巣が出現することにあった。微小感染が生じた類洞を中心に細菌の増殖とひきつづく好中球の浸潤集合によって大きな膿瘍病巣が現われていた。そして膿瘍病巣の軟化融解によって激しい細菌増殖と病巣の拡大が起り,敗血病巣または潰瘍病巣に進展していた。3)全身感染が成立した段階で他の組織器官に転移病巣が現われていた。また腎臓の潰瘍病巣に接した躯幹筋組織に化膿病巣が生じ,軟化融解とともに穿孔形成へと進んでいることもあった。4) 以上の病理組織学的所見から,本菌の感染病巣の炎症反応は化膿性炎で,病状は膿血症で特徴づけられた。
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  • 畑井 喜司雄, 江草 周三
    11 巻 (1976 - 1977) 1 号 p. 45-56
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
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