魚病研究
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8 巻 , 1 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
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  • 室賀 清邦, 城 泰彦, 矢野 雅行
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 1-9
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     1972年春,夏,秋の3回にわたり徳島県下の養鰻池において赤点病発生の状況を調査した。1)春には赤点病が多発し,夏にはそれが治まり,秋に入り再発したことが,現場の調査および病原菌Ps.anguillisepticaの出現の面から確認された。水温からみると,日中水温が26~27℃になると止まり,水温が20℃以下になると再発する傾向がうかがえた。病原菌自体の性質においても25℃以上になると不活発になり,水温26~27℃で発病能力がなくなることが確められた。2)本病は塩分を含む池で日本産のウナギに発生しやすいことがわかった。3)特に春の調査魚にはPs. anguillisepticaのほかにAeromonas liquefaciens,Vibrio anguillarumが同時に感染している病魚が認められた。
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  • 室賀 清邦, 江草 周三
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 10-25
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     著者らが分離してきたV.anguillarum 31株(PSh-3を除く)の性状をまとめてみたところ,海水株,淡水株別にみるとmethyl red, galactose,塩分耐性の点に多少違いはみられたが,他の多くの点で一致しており,それらの性状はHENDRIE, et al.のtype description,あるいはEVELYNのあげているarchtypeの性状にほぼあてはまることが確認された。しかし他の研究者の報告をも考察しながらHENDRIE, et al.の type descriptionをみていくと,彼女等の言うように+もしくは-と規定できない性状があり,さらに彼女等は特には記していない項目で,oxidase, catalaseなど+と定義付けできるものがあることがわかった。従来の魚病菌vibriosをまとめて“V. anguillarum”一種とすることには異論はないが,病原性を含めていくつかの重要な性状の違いに基づくタイプ分けの必要性があると思われた。V.anguillarumとV.parahaemolyticus, V. alginolyticusとの比較を行なったところ,前種と後二種との間にはarginine,lysine脱炭酸の点で明確な違いがあり,またNaCl7%~10%における発育に差があることがわかった。さらに前二種の間にはsucrose利用の点に違いがあり,MR, VP,2,3-butanediolの点でも例外的な株はあるにしても一応違いがあることがわかった。またこの三種につき,ウナギ,マウスに対する病原性を比較したところ,V.anguillarumはウナギに対し他の二種より強い病原性を示し, V.parahaemolyticusはマウスに対しV.anguillarumより強い病原性を示した。
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  • 瀬島 行雄, 森岡 保, 金井 計雄, 細谷 久信, 鈴木 三也
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 26-31
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
  • 岡 英夫
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 32-36
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
    White Spot Disease broke out among youngs (total length: 8-10 cm) of the European eel Anguilla anguilla in May 1970. The fishes had been reared in newly constructed ponds near Lake Hamana, Shizuoka Prefecture.
    In diseased fishes, covered with numerous white spots all over the body surface, the parasites Ichthyophthirius multifilis were also found situated in the gills and in the wall of the oral cavity.
    According to histological observations, swellings, and necrobiosis, were recognized in the cutis at the site of infection. In the gills, the parasites located under the respiratory epithorium in which augmentation was not observable, while, in the oral cavity, the epitherium augmented as in the skin.
    Although Ichthyophiriasis, with a heavy mortarity, was once observed among youngs of the Japanese eel Anguilla japonica reared in a pond at the Hamanako Branch, Shizuoka Pref. Fish. Expt. Stn. in April 1969, it is a generally accepted fact that the Japanese eel has a low sensitivity to this parasite.
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  • 岡 英夫
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 37-40
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
    Some 25 spores of Myxidium sp. were found out in an “Ich” Ichthyophthirius multifilis parasitic to the skin of a young cultured Euro pen eel Anguilla anguilla. The host eel was observed to be infested with not only a number of “Ich”s but also Myxidiian spores in the skin.
    Two other “Ich”s were found out which carried in their body digested Myxidiian spores. A few Myxidiian spores were found in the surface layer of the dermis just beneath one of the “Ich”s.
    These Myxidiian spores found in the “Ich”, seem to be taken by the ciliate while they were coming out from the surface of the dermis in the skin of the host.
    (The present author observed that matured spores of the present Myxidium come out from the skin of living eels. The detail will be reported elsewhere.)
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  • 宮崎 照雄, 江草 周三
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 41-43
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
  • 宮崎 照雄, 江草 周三
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 44-47
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
  • 宮崎 照雄
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 48-54
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
  • 舟橋 紀男, 宮崎 照雄, 窪田 三朗, 富永 正雄, 塩瀬 淳也
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 55-63
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     1972年8月以降10月初旬にかけて長野県水産指導所佐久支所のコンクリート製養魚池に飼育中のウグイおよびカワムツの稚魚の躯幹部から尾柄部にかけて腫瘍に類似した結節が生じ,体形が変形した。病理組織学的検索の結果,下記に要約する結果を得た。1.結節は全身の諸臓器ならびに各組織に多発していた。2.最も高度の変化は腎で,次いで躯幹後部から尾柄部にわたる体側筋であった。この結節の原発部位は腎臓の糸球体と推測された。3.体形の変形は結節自体による脊椎の圧迫変形と,結節周囲細胞反応による椎体の変形によった。4.この結節は特異性炎の特徴を示したが,膠原線維の形成は認められなかった。また,細菌染色として,パッペンハイム氏2重染色の他,グラム染色,好酸菌染色およびスピロへータ染色の計6種類の染色をしたが,いずれも陰性であった。5.以上の結果,本症に対して全身性多発性結節症と仮称した。6.以上の所見について若干考察を加えた。
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  • 舟橋 紀男, 宮崎 照雄, 窪田 三朗
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 64-67
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1968年4月から5月にかけて,岐阜水試のニジマス稚魚の体側部に白色の小結節が現われた。それらについて病理組織学的検査を行なったところ,以下に要約する結果を得た。1.病巣は表面血合筋部のみに限局する。2.病巣を形成している主な細胞は血合筋筋鞘細胞の増殖したものである。3.これら増殖した筋鞘細胞質内に微胞子虫の寄生がみられ,宿主細胞は肥大する。4.以上の所見について二,三の考察を加えた。
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  • 舟橋 紀男, 宮崎 照雄, 窪田 三朗
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 68-77
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     三重県津市白塚町のコンクリート製養鰻池で飼育中のウナギに発症した腹水症9例について,主に病理組織学的に検索したところ下記の結果が得られた。1. 平均体長23.9±3.8ccの養殖ウナギに淡緑青色から淡青色の液状ないしゼリー状の漿液性の液が平均腹腔に貯留していた。2. 病理組織学的には,a)高度のネフローゼならびに腎の間質における高度の造血能減退, b)脾の赤髄の高度の萎縮と被膜の漿膜細胞の増生,c)慢性鰓炎ならびに心内膜炎と心筋変性。 d)肝および消化管のうっ血水腫。3. 上記の項目について考察した結果,本病は腎性水腫と再生不良性貧血を起していた。したがって,我々は本症に対して腹水性再生不良性貧血症と名命することを提唱した。
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  • 畑井 喜司雄, 保科 利一
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 78-82
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     1. in vitroにおいてマラカイトグリーン,ホルマリンおよび硫酸銅に対するChondrococcus columnarisの感受性を試験した。2. 各薬剤に対して用いた3株のうち,GE-8株とOCR-1株は同程度の感受性を示した。しかしながら GC-2株は他の2株よりもさらに強い感受性を示した。3. 3株ともに完全に発育を阻止した濃度はマラカイトグリーンが1:2,000,000,ホルマリンが1:60,000 であった。硫酸銅についてはディスク法によったが,1:32,000の濃度まで感受性を示した。
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  • 青木 宙, 渡辺 力
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 83-90
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     1970年12月より1971年6月にかけて東京都奥多摩,静岡県富士宮および長野県明科地区の養鱒場の池水およびニジマスの腸管より耐性菌を分離し,それらの薬剤感受性,R因子による耐性菌かどうか,さらに検出されたR因子の耐性パターン,fiタイプについて検討した。(1) 薬剤耐性グラム陰性桿菌は,すべての養鱒場の池水およびニジマスの腸管より検出された。(2) 耐性菌の出現率は養鱒場によって相違するが池水および腸管の出現率は,それぞれCM耐性菌では7.9%および1.5%,TC耐性菌では5.0%および22.1%であった。(3) R因子による耐性菌の出現頻度はきわめて低く,188株中4株,2.1%にとどまった。(4) ニジマスの養殖池水および腸管より分離された耐性菌は,Achromobacter, Aeromonacs liquefaciens,Citrobacter, Enterobacter aerogenes, E. cloacae, Hafnia, Pseudomonas, Vibrio,未同定の腸内細菌で,腸内細菌類の占める割合が高かった。これらの耐性菌のうち Citrobacter, E. aerogenes, E.cloacaeからの4株からの因子が検出された。(5) 検出されたR因子の耐性マーカーはSA・SM・TC耐性でfi-タイプであった。
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  • 若林 久嗣, 江草 周三
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 91-97
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
    Monthly investigations of bacterial infections among pond-cultured eels in the Yoshida area of Shizuoka prefecture were carried out in 1972 to 1973 (Table 1). Eels examined were collected from the ponds where mass mortalities had occurred just before each investigation. Isolation of bacteria from blood, liver, kidney, spleen and/or gill was attempted, using nutrient agar medium (Difco) and Cytophaga agar medium (modified).
    Among five established eel-pathogenic bacteria, Aeromonas hydrophila, Edwardsiella tarda, Pseudomonas anguilliseptica and Chondrococcus columnaris were isolated in these investigations, but not Vibrio anguillarum. Total incidences of the four bacterial infections and the mixed infections were calculated (Table 2 and 3). Seasonal distribution of each bacterial infection was shown in Fig. 1. Distribution of the eels of which any bacteria were not isolated from internal organs had a partiality for winter (Fig. 2). Most of the diseased eels in winter had symptoms of “branchionephritis”, from gill of which a myxobacterium was frequently isolated.
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  • 依田 勝雄
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 98-101
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     1. メナダに寄生するCaligus laticorpusが同定され,不明であった宿主が判明した。2. 本種は体長6.44~3.14mmで,プリ口腔内に寄生するC.sptnosusよりやや大型であった。3. 寄生部位は頭部に特異的に多く,寄生によってメナダに斃死などの被害が発生した。
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  • 畑井 喜司雄, 江草 周三
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 102-105
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
  • 中島 健次, 江草 周三
    8 巻 (1973 - 1974) 1 号 p. 106-110
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
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