魚病研究
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3 巻 , 2 号
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  • 米 康夫, 古市 政幸, 四反田 勝久
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 1-8
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     マダイにグルコースを投与した場合,成長,餌料効率および魚体,肝臓,血液の諸成分におよぼす影響を調べ次の結果を得た。(1) 当才魚のマダイにグルコースを35%程度投与した場合,成長度からみて水溶性ビタミンはHALVERらがマスのビタミン要求試験に用いたビタミン量で十分であった。(2) 成長および餌料効率は,グルコース無添加区および10%区が30%区および40%区よりすぐれていた。(3) 餌料中のグルコース量が増すにしたがって,蛋白およびグルコースの消化吸収率は低下した。(4) 餌料中のグルコース量を増すにしたがって,肝臓重量の体重比および肝臓グリコーゲンが増大した。また肝臓脂肪と筋肉グリコーゲンはグルコース40%区のみがきわめて多量であった。(5) 血糖値および血中アセトン体は餌料中のグルコース量が40%で高い値を示したが,血清総コレステロールは逆に低い値を示した。血色素量はグルコース含量に関係なくほぼ一定の値を示した。(6) 本研究の結果,餌料中グルコース量の増加にともなったマダイの成長および餌料効率の低下は,主として炭水化物の利用能の貧弱に原因しており,その改善は十分量の水溶性ビタミン添加では不可能であろうと考察した。
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  • 原 武史, 井上 進一
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 9-13
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     ニジマス1年魚にスルファモノトキシンを魚体重kgあたり250mgを経口投与し,その全血中,血漿中および血清中濃度を比較し次の結果を得た。1. ニジマスでは全血中濃度が血漿中および血清中濃度よりも高く,血漿中濃度は全血中の平均68.7%,血清 中濃度は全血中の平均83.4%であり,いずれも全血中濃度と一定の比率で変化している。2. 全血中濃度の定量に際して溶血剤としてサポニンを使用しても蒸溜水のみでも測定値に差がない。3. 血球結合率は平均54.8%で哺乳動物の例よりも非常に高い。
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  • 楠田 理一, 水野 尚樹
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 14-17
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     テトラサイクリン系抗生物質5種の試験管内作用をCPと比較してみると,V.anguillarum K-3に対する.発育阻止濃度はかなり劣り,CPの約4倍の濃度を必要とする。しかし,殺菌作用は逆にテトラサイクリン系抗生物質5種の作用が強く,CPの約5倍の殺菌力が認められる。また,テトラサイクリン系抗生物質5種のK-3株に対する耐性獲得の速さは,10代継代により原株の16~32倍であるのに対して,CPは8倍であるから高度の耐性を獲得するといえる。窪田はK-3株に対するテトラサイクリン系抗生物質とCPの10代継代後の耐性獲得率を調べ, CPが16倍であるのに対し,テトラサイクリン系抗生物質は8倍で,耐性獲得率が低いとして著者らの成績とかなり異なった結果を報告しているが,追試の結果からも,このような成績を得ることはできなかった。横田によれば一般的にはCPの耐性獲得速度は遅く,テトラサイクリン系抗生物質は耐性の生じやすい傾向を認めていることなどから,著者らの結果は妥当であると考える。以上,海産魚の潰瘍病菌に対するテトラサイクリン系抗生物質5種の試験管内作用を,抗生物質のなかで最も感受性の高いChloramphenicol(CP)と比較して検討した。その結果,試験管内においてはテトラサイクリン系抗生物質5種は,CPに比較して抗菌力および耐性獲得状態は劣るが,殺菌力は優れているので,海産魚の潰瘍病の防除薬剤として期待できると考える。
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  • 狩谷 貞二, 中村 恵江, 松平 近義
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 18-23
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
  • 狩谷 貞二, 佐藤 智保
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 24-29
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
  • 大上 皓久
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 30-33
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     スルファモノメトキシン・ナトリウム塩を用いて,海産稚アユを薬浴した時の魚体内濃度の変化と,自然感染魚に対する発病抑止効果を海水と淡水について比較検討した。1, 薬浴によるサルファ剤の魚体内濃度は,淡水薬浴よりも海:水薬浴の方が,著るしく吸収速度が早く,淡水の2~4倍に達した。2, 稚アユのビブリオ病に対する薬浴の発病抑止効果は,淡水薬浴に比べて,海水薬浴が明らかに大きく,魚体内濃度の結果とよく一致した。
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  • 木村 喬久
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 34-44
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     催熟蓄養中のサクラマスならびにカラフトマスに発生した〓瘡病様疾病の原因菌の分類学上の位置を検討する目的に,特異的症状の認められたサラマス病魚より分離した4菌株を供試し,それらの形態学的,生化学的および生物学的性状を基礎にして分類学上の位置について検討し,次のごとき結果を得た。本菌はAeromonas属と同定され,且つA.salmonicidaにきわめて近縁の細菌と推察されたが,分類学上の重要性状において若干の相違点が認められ本菌をA.sulmonicidaと同定することは困難で,またSCHUBERTが提案したA.salmonicida subsp. achromogenesと同定することもできなかった。このような見解から著者は本菌をA.salmonicidaの一新亜種とすることが最も妥当であろうと推論した。
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  • 木村 喬久
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 45-52
    公開日: 2010/02/01
    ジャーナル フリー
     催熟蓄養中のサクラマスならびにカラフトマスに発生する〓瘡病様疾病の原因菌について血清学的特異性を検討した結果,本菌にはAeromanas salmonicidaと共通し且つ他の類縁菌に見出し得ない耐熱性菌体抗原を有すると共に,A.salmonicidaに欠如する易熱性の抗原を有し,またA. salmonicidaと共通する細胞外抗原の外に本菌は特異的細胞外抗原を産生することを明らかにし得た。すなわち,本菌は血清学的にも他のAeromonas属細菌とは明らかに異り且つA.salmonicidaとは共通する抗原性を有するが,一部の抗原構造においてA.salmonicidaと異ることから,著者が前報において本菌をA.salmonicidaの一新亜種とした推論の妥当性な確認し得た。以上の結果ならびに前報における著者の推論を総括して本菌をA.salmonicida subsp. masoucida, KIMURA, 1960, nov. subsp.と命名することを提案した。
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  • 藤田 矢郎, 依田 勝雄, 玉河 道徳, 与賀田 稔久
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 53-56
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1968年11月以降,長崎県各地で養殖マダイにMicrocotyle taiの鰓葉寄生による斃死が起り,若干の被害を生じた。筆者らは,濃塩海水浴,トレマクリン薬浴,ビチン散の内服などによる駆除実験を試み次の結果を得た。1) 濃塩海水6%1分30秒処理で駆除効果は約90%,8%1分処理ではほぼ100%であったが,処理後魚体に擦過傷を起すおそれがあるので注意を要する。2) 1/100トレマクリン溶液の1分間処理は水温18~19℃では,ほぼ100%駆除効果があったが,水温13.5,16.5℃で同濃度の30秒処理では殆んど無効であった。3) ビチン散の魚体重0.3%,3日間連続内服によって75%以上の駆除効果があったが水温低下,衰弱などによって摂餌しなくなった個体に対しては本方法は適用できない。
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  • 川津 浩嗣
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 57-72
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
  • 北村 佐三郎
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 73-92
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
  • 高瀬 善行, 河野 薫, 清水 当尚
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 93-95_1
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     Bioautographyは生物活性物質の生体内に於ける存在をその活性を指標として組織切片上に肉眼で観察し得る方法である。組織切片上で化学物質の存在を知る方法としてはRadioautographyがよく知られているが, この方法は生物活性とは関係なしにその化合物の同位元素で標識された部位を検出する方法である。従って生体内で代謝を受けたり又は不活化されたりしてその生物活性が失われた場合でも同様に標識部位の存在が認められる。これに対しBioautographyはその検出手段として生物活性を指標とするので活性物質の存在のみが検出され得るわけである。この場合抗菌活性を指標とすれば生体切片上に抗菌物質の存在が観察されるわけで, 化学療法剤の研究の一つの方法として役立つものと思われる。我々の研究室では魚病の化学療法剤の研究にこのBioautographyの応用を試みており, その結果についてはいづれ報告する予定であるが, 昨年の水産学会にて二三の応用例を発表したところ他の研究者の方々より御問合せもあったので, ここにその方法につき紹介し, この方面に関心をお持ちの方々の御参考に供し度いと思う次第である。
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  • 保科 利一, 石橋 制, 原 武史, 藤本 知之, 篠岡 久夫, 中島 健次, 江草 周三, 反町 稔
    3 巻 (1968 - 1969) 2 号 p. 97-118
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
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