魚病研究
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14 巻 , 2 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
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  • William T. YASUTAKE
    14 巻 (1979 - 1980) 2 号 p. 59-64
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     伝染性造血器壊死症(IHN)は一般にはごく若いサケ科魚類の疾病と考えられているが,最近,7-14月令の魚に症状の余り顕著でない感染が起っているとの未公表の報告が増えつつある。これらを調べたところ,IHN特有の症徴と考えられている腸管の顆粒細胞は全く認められなかった。しかし,類壊死細胞が腎臓の捺印標本中に認められ,また,脾臓および腎臓の造血組織にも僅かながら病変が観察された。(本稿は昭和54年4月1日に開催の総会特別講演要旨である)
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  • 佐古 浩, 楠田 理一, 太幡 利一
    14 巻 (1979 - 1980) 2 号 p. 65-70
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     アユにTMPとSAの合剤を経口投与したときの,アユ体内でのTMPおよびSAの吸収,排泄および残留性について試験をおこない,次の結果を得た。1.アユにTMPとSDXの合剤(1:5)を純末総和換算で30mg/kgの投与量となるように餌料のクランブルに吸着させ,1回だけ自由摂餌投与したところ,各組織中におけるTMPの最高濃度値は肝臓では2時間後に10.8mcg/g,腎臓では6時間後に4.4 mcg/g,筋肉では,2,3時間後に1.8 mcg/g,血液では1時間後に0.4 mcg/mlであった。 SDXについては各組織とも1時間後に最高濃度を示し,肝臓では2.2mcg/g,腎臓では,2.6mcg/g,筋肉では2.7 mcg/g,血液では5.8 mcg/mlであった。また,各組織中でのTMPとSDXの比率(SDX/TMP)は時間および組織ごとに異なった。2. アユにTMPとSDXの合剤(1:5)を純末総和換算で30mg/kg/dayの投与量となるように餌料のクランブルに吸着させ,1日1回10日間連続投与したところ,TMPは肝臓では24時間後,腎臓,筋肉では48時間後,血液と脾臓では6時間後には定量限界以下となった。SDXについては肝臓,腎臓,筋肉では24時間後,血液と脾臓では12時間後には定量限界以下となった。
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  • P.J. O'LEARY, J.S. ROHOVEC, J.L. FRYER
    14 巻 (1979 - 1980) 2 号 p. 71-78
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     レッドマウス菌17株をもちい,その性状をいくつかの異なる温度条件下において比較検討した。その結果,培養温度はレッドマウス菌の運動性に影響し,18,22および27℃では運動するが,9℃では周毛が存在することにもかかわらず機能せず,また,37℃では鞭毛が生じないため運動性が失なわれることが明らかとなった。また,供試菌株のグアニソとシトシソの含有率(GC%)は47.95±0.45%(P=0.05)であり,その他の生化学的性状もレッドマウス菌の属種をYersinia ruckeriとする提案を支持するものであった。
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  • 片江 宏巳, 河野 薫, 森川 進, 田代 文男, 高橋 誓, 松丸 豊, 牛山 宗弘, 宮崎 照雄, 窪田 三朗
    14 巻 (1979 - 1980) 2 号 p. 79-91
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     アユ,アマゴおよびウナギを用いてPAの魚体内分布,残留性および安全性について検討を行ない次の結果を得た。1. PAは経口投与により魚体内に比較的速やかに吸収され,組織移行性は良好であった。2. PAの組織中濃度は魚種により多少異なり,アユはアマゴに比べ各組織中の最高濃度は高い値を示した。また,アマゴはアユに比べ各組織中濃度は持続的に推移した。3. アマゴにPA 40 mg/kg/日を7日間連続経口投与した後の組織中濃度の推移は1回投与後のパターンと類似していた。各組織中のPA濃度はピークに達した後,一次式に従って減少し,特定の臓器または組織に残留または蓄積する傾向はみられなかった。4. PAの魚類に対する経口毒性は弱く,アユに対するLD50値は2,000 mg/kg以上であった。また,アユ(80mg/kg/日),アマゴ(800 mg/kg/日)およびウナギ(400mg/kg/日)に5~10日間連続経口投与を行なったが,PAによると思われる死魚はみられず,臨床所見および組織所見ともに異常は認められなかった。
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  • 田代 文男, 森川 進, 本西 晃, 三城 勇, 木村 紀彦, 井上 潔, 野村 哲一, 牛山 宗弘, 城 泰彦, 林 不二雄, 国峰 一声
    14 巻 (1979 - 1980) 2 号 p. 93-101
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1, 養殖中のアマゴ,ヤマメ,カワマスに発生したせっそう病およびニジマスに発生したビブリオ病に対して,PAは10~40 mg/kg/日,5~11日間の混餌投与により治療効果を有することが認められた。2. 養殖中のウナギに発生したパラコロ病および鰭赤病に対して,PAは7.5~20 mg/kg/日,5~7日間の混餌投与により治療効果を有することが認められた。3. 試験に用いた魚種のいづれにおいても,PAに起因する異常魚の発生は認められなかった。4. 以上からPAはサケ科魚類およびウナギの細菌感染症に対して有効な治療薬であり,その使用法としては10~20mg/kg/日,1日1回,5~7日間の混餌投与が適当と考えられる。
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