魚病研究
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34 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • Jose Roberto Kfoury, 黒田 丹, 中易 千早, 福田 頴穂, 岡本 信明
    34 巻 (1999) 1 号 p. 1-6
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     ニジマス抹消血白血球をフローサイトメトリー解析した。前方(FS)と側方(SS)散乱光の強度から2つの細胞集団に分けられた。各集団をさらに2つの画分(A/B, C/D)に分けて分取し, 構成細胞を電顕で解析した。FS と SS が大きい A, B 画分はともに, 好中球, 単球, 大リンパ球, 小リンパ球が各60, 8, 20, 7%であった。FS と SS が小さい集団は, 大リンパ球, 小リンパ球, 栓球で構成され, C 画分では各32, 49, 14%, D 画分では7, 70, 22%であり, 大リンパ球と小リンパ球の構成比に有意な差があった。
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  • 桃山 和夫, 中津川 俊雄, 由良野 範義
    34 巻 (1999) 1 号 p. 7-14
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1988~1996年の間に, 関東から九州に至る計8府県で種苗生産時における大量死に際して採集された4種のアワビ属稚貝, 計145個体について病理組織学的観察を行った。クロアワビ, エゾアワビ, マダカアワビでは, 主として腹足内の神経幹および末梢神経に形成された異常細胞塊と貝の衰弱との間には密接な関係が認められ, 大量死の主因は筋萎縮症であると判断された。しかし, メガイアワビでは筋萎縮賞の病変は観察されなかった。自然発症および実験感染個体の病変部には光顕・電顕いずれによっても病原体らしき像は観察されなかった。
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  • 黒木 順子, 飯田 貴次
    34 巻 (1999) 1 号 p. 15-18
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     体重差のあるテラピア2尾を同一水槽に収容すると大型魚が小型魚を攻撃する行動が観察され, さらに小型魚の血漿コルチゾールおよび血糖値が明らかに高かったことから, 小型魚はストレスを受けていたと判断された。同一水槽に収容する直前に, 実験魚の鰾に死菌を接種すると, 大型魚と比較して小型魚では, 24時間後に鰾に進出してきた好中球数は明らかに減少し, さらに浸出好中球の貪食活性および殺菌活性も有意に低下していた。ストレスによる好中球の生体防御活性の抑制が示された。
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  • Claudia A. Venegas, 野中 里佐, 虫明 敬一, 清水 健, 西澤 豊彦, 室賀 清邦
    34 巻 (1999) 1 号 p. 19-23
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     クルマエビの急性ウイルス血症(PAV)の原因ウイルスである PRDV のクルマエビ幼生(ノープリウス, ゾエア, ミシス)およびポストラーバ(PL1, 6, 9, 11-12)に対する病原性を浸漬攻撃により調べた。実験した発育ステージ内では, エビの発達につれて PRDV に対する感受性が高くなることが分かった。すなわち, 幼生および PL1 は感受性を示さず, PL6 においては感染10日後に発病した。また PL9 および PL11-12 ではそれぞれ感染5日後, 2日後に発病し, 高い死亡率を示した。
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  • 乾 享哉, 牛越 亮子, 野上 貞雄, 廣瀬 一美
    34 巻 (1999) 1 号 p. 25-31
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     ニホンウナギ鰾線虫と共通抗原を持つ回旋糸状虫に対するマウスモノクローナル抗体を用いた競合 ELISA により, ウナギ血清中の鰾線虫に対する特異抗体の検出を試みた。感染魚血清で高い競合反応が認められた。特に外皮抗原を用いた場合, 感染魚血清の陽性率は95%, 非感染魚血清の偽陽性率は0%であった。一方, 抗ウナギ IgM ウサギ抗体を用いた間接 ELISA では, 陽性率は80%, 偽陽性率は20%であった。競合 ELISA が間接 ELISA に比べて特異性の高い検出系であり, 本症の感染判別法として有効であることが示された。
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  • 佐藤 純, 虫明 敬一, 森 広一郎, 有元 操, 今泉 圭之輔, 西澤 豊彦, 室賀 清邦
    34 巻 (1999) 1 号 p. 33-38
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1996年は日栽協のクルマエビ種苗生産用に搬入した天然親エビの一部に PRDV 感染個体が含まれていた。得られた卵の海水洗浄を行い, 飼育期間中に PRDV が検出された群は除去した。中間育成場へ輸送直前の種苗(P20)からは PRDV は検出されなかったが, 中間育成場で PAV が発生した。一方, 1997年には PCR 検査に基づく親エビ選別と卵のヨード消毒を行った結果, 種苗生産および中間育成場で PAV は発生しなかった。したがって, 種苗生産過程における PRDV の主感染源は親エビと考えられた。
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  • 杉山 昭博, 横山 博, 小川 和夫
    34 巻 (1999) 1 号 p. 39-43
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     1994年から1998年にかけて, 沖縄島から石垣島の14ヶ所でブリとカンパチを用いた飼育試験により奄美クドア(Kudoa amamiensis)の地理的分布を調査した。本部海域における奄美クドア寄生率はブリで70~100%, カンパチで30~90%であったが, 他の海域ではブリで0~9%, カンパチで0~1%と顕著に低かった。カンパチはブリに比べて感受性が低く, 寄生強度(筋肉1g当たりの“シスト”数)として1桁程度低かった。K.iwatai の感染もまれにみられたが, 寄生強度は奄美クドアに比して非常に低かった。
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  • 松山 知正, 飯田 貴次
    34 巻 (1999) 1 号 p. 45-46
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     コイおよびテラピアの鰾内に大腸菌死菌を接種し, 24時間後に末梢血好中球と鰾内浸出好中球(炎症性好中球)を分離し, 遊走能, 貪食能, 活性酸素産生能について測定したところ, 両魚種の結果はほぼ同じ傾向であった。すなわち, 遊走能および活性酸素産生能については有意な差は見られなかったが, 貪食能については炎症性好中球が有意に高い値を示した。これらの結果から炎症部に浸出した好中球は貪食能がさらに活性化されており, 末梢血中の好中球より成熟していると考えられた。
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