電氣學會雜誌
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45 巻 , 449 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 今村 重三郎
    1925 年 45 巻 449 号 p. 1143-1156
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    三根弧光は特性上單に單相弧光の集合であると考へられない、蓋し三相弧光は各相互に相關聯してゐる爲めに、特種の現象が生ずるからである。
    著者は先づストロボスコープによつて弧光の廻轉状態を示し、次にオスシログラフによつて種々の場合の波形を觀察して三相弧光の特性を述べてゐる、即ち各相に同じ電極を用ゐた場合、各相の電極異る場合、又之等の電極の關係位置を變へた場合、一電極に鐵を用ゐた場合等のオスシログラフを示し、三相弧光の波形は弧光廻轉方向に關係し單相弧光と大いに趣を異にすること、更に三相弧光の波形は各相の電流の不平衡状態によつて著しく變化することを示してゐる。
    次に變壓器を通して三相弧光を點ぜしむる場合は、之等の變壓器の結合を變へても變化なきことを示し、最後に弧光回路の各相に鐵心誘導リアクタンスを挿入する時は、各電流電壓は容易に平衡状態に達するが一相或は二相にのみ挿入する時は、各電流電壓は常に不平衡であつて一極に整流作用起り、然して何れの相に整流作用が起るかは弧光廻轉方向に影響されることを述べてある。
  • 小林 勝一郎
    1925 年 45 巻 449 号 p. 1157-1169
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    Conieal Horn の送音端に於ナる、音響インビーダンス、及開放端に於ける反射のこれに及す影響について理論的考察、及モーセヨナル、インピーダンスによる實驗的結果を示し、その兩者がよく一致してゐることを示した。
  • 大久保 謙
    1925 年 45 巻 449 号 p. 1170-1188
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    大正十一年十二月の本誌に發表せられた拔山、岡部氏の補償π型擬似送電線を濾波器に應用したもので次の數章よりなつてゐます。
    第一章 I 補償π型擬似送電線の梗概と、その濾波器への應用に就て.
    II 計算例。
    第二章 I遮斷周波數の求め方。
    II e1の最大値を與ふる周波數の求め方。
    第三章 瀘波器の設計法。
    第四章 I 濾波器の型。
    II 各型についての計算結果。
    第五章 結諭。
  • 原田 恭介
    1925 年 45 巻 449 号 p. 1189-1198
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    籠型誘導電動機廻轉子D end rindに簡單な變改を加へ起動の際に固定子の極數を半分とする事によりて廻轉子回路内の電流分布に變化を生ぜしめ依つて其の實効抵抗を増加ささせる樣に工夫したものである。研究の結果此の方法によつて少くとも起動變壓器によつてなされる程度位までは起動状態を改善しうる事を知つた。
  • JUTARO TAKEUCHI
    1925 年 45 巻 449 号 p. 1199-1310
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本論文は誘導電動機過渡現象を數理的に研究せんとする爲め、先づ一般的對稱に一次側の相數をm1とし二次側相數をm2として微分方程式により一次側より一般的m1相の不平衡電壓が供給された場合の運轉状態を計算した。且つ一次及び二次の電流が如何なる形でも其廻轉力は
    r=PMΣm2-1 y2=0[i2y2Σm1-1 y1=0 i1.y1 sin{2y1π/m1-a-wrt-2y2π/m2}]
    にて表はされる事を證明した。
    次に微分方程式の補幼方程式より過渡現象の定數を計算して前述の種々なる運轉状態の種々なる過渡現象を研究した、其結果或二つづっの場合の過渡現象が互に共通値があつて其一つを知れば他は直に之を知る事が出來る事が理論及び實驗によつて確めた處誘導電動機の場合にも此事が通用する事が解つた。例へば他力により或廻轉數で廻はしてある電動機にスヰツチを入れて急に電壓を加へた時のt時間後の電流をi'(sudden application of voltages)とし、同じ廻轉數で電力により運轉して居る電動機の端子を前と同じ電壓の相時の時急に短絡した時のt時間後の電流をi'(sudden short circuit)とし又、同じ廻轉數及びt時間目と同じ電壓の相時の恒久状態の電流をi(permanent)とすれば
    i' (sudden application of voltages)+i' (sudden short circuit)=i permanent
    なる關係がある。此理を利用する時、例へば誘導發電機の短絡電流などを調べる時之を短絡する事は實行上困難な點が多いが全負荷廻轉數で運轉して、急に供給電壓を加へて其時の過渡電流を實驗によつて求め其廻轉數の恒久状態の電流より引き去る事によつて短絡の場合の電流を求める事が出事る。
    凡て理論は實驗と比較して其確實さの程度を明らかにしてある。
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