電氣學會雜誌
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45 巻 , 446 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 本野 亨
    1925 年 45 巻 446 号 p. 757-765
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    佛國に於ける電氣機器製造工業の最近大年間に於ける進歩發達の顯著なるは實に豫想の外にあり。輸出入の統計に表はれたる數字は明に之を示して居る。殊に1921年以後に於る輸出超加の激増は歐洲戰亂が佛國に與へたる創痍を核復するに費やしたる製産力を外國貿易に轉向しつゝあるを證するに足るものである。今日猶完全に自給自足し能ふ製造工業を持たぬ我電氣事業界は佛國の製産品に封し考究の必要あるを思うのである。
    Eociete Alsacienne de Constructions MecaniquesのBelfort工場は佛國の特色を發揮せる電氣機器製造工場の一つであるが其一例として車電燈幾電機を擧ぐれば
    1. 蓄電池は一組にて足ること3. 發電機の主回路に抵抗を挿入せること
    2. 界磁抵抗加減装置の働作確實なること等に於て他の方式に優るものと認めらる4. 装置簡單堅牢なること
    等に於て他の方式に優るものと認めらる
  • 八木 秀次, 小關 昌三
    1925 年 45 巻 446 号 p. 766-772
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    東北大學に於ける特別短波長電波發生に關する實驗の第一報告である。
    三極眞空管による永續短波發生法を原理により
    1. ブレート、グリッド、兩回路の聯接に依るもの
    2. イオン振動に依るもの
    3. 電子振動に依るもの
    の三種に大別し、それの特色を述べてある。
    波長測定には並行線が最も正確であると述べ、共振點の檢出こは熱電流計法は大なる勢力を必要とするがら、勢力の小なるときは寧ろルーベン瓶を用ふる電壓計法によるべき事を述べてある。
    普通の電磁聯接の回路定数を小にして一米以上のものを得たる事、サウスウオルス氏の回路では振動に得られなかつた事、最も安定なるは二球を用ふるホルボルン氏の接續なる事を述べ、次に其の装置の寸法を極小にし、漸次グリツド電位とブレート電位とを變へて遂にバルクハウゼン氏の電子振動に到るまで、引續き振動を得ることを述べ、又たブレートを開放しても振動すること、並びにグリツド300ヴオルトにして波長最短38センチメートル迄を得たることを記してある。
  • 西村 雄二
    1925 年 45 巻 446 号 p. 773-782
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    單捲コイルの固有波長を理論的計算により求むること容易にあらず、今之れを實驗的に求めんと試みたるなり。
    波長二米半程度の短電波を安定に發生する事を得たるを以て、此の發振器より十米の所に受波器を置き、受波器の前方に測らんとするコイルを置き、コイルろ吸收の影響を受波器に於て觀測して其の共振波長を定めたるなり。
    正三角形、正方形、及び圓に於て單捲の閉ぢたるものにつき測るに、發振器をば一定不變の状態に保ち、コイルの寸法を變へて、其の共振する大さを定めたり。
    又た以上のコイルの一部に一糎の切れ目を作りたるものの自由振動波長を定めたるに、基本波、第二高調波、第三高調波に對する共振點を求め得たり。
    實驗方法の正確度に關しては尚ほ缺點あれども、斯かる測定方法が極めて顯著なる結果を與ふる事を示すに充分なり。
  • 八木 秀次
    1925 年 45 巻 446 号 p. 783-787
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    西村雄二氏は單捲コイルの特別短電波に對する吸收作用を觀察することによつて其の電氣的固有振動數を決定することを報告した。
    氏の報告中に三つの改良すべき點がある。
    一、 檢波装置と吸收系が接近し過ぎて居るから離さねばならぬ
    二、 電波の波長をもつと正確に知つて居らねばならぬ
    三、 吸收系たるコイルを机上に置かず空中に吊らねばならぬ
    筆者は波長を並行線で定めたが、單一棒の共振により定めたものとよく一致した、上の三つの改良を加へて實驗したるに短電波による測定が信頼すべき結果を輿ふることを知り得た、但し波長不變の短波長發振器を使用せねばならぬ。
  • 高橋 正一
    1925 年 45 巻 446 号 p. 788-804
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本論文は、昨年七月號本誌記載の「高壓送電線の充電と發電機の自己勵磁現象に就て」に關して筆者が九月電氣學會東京支部講演會の席上で、豫稿に掲載してある以外に、述べたるものに、補足追加したものである。高壓長距離送電線に就て、無負荷充電の際は往々恐る可き、發電機の自己勵磁現象を起して、送電系統を脅すことがあるが、無接地式送電系統に就て、送電線を一線接地すれば、送電線の容量は、發電機に對しては、不平衡容量となり、平常状態よりも尚恐る可き自己勵磁を惹起し易い。本論文には欺るゝ場合の正確なる圖式的解法を與へた。先づ一般に不平衡容量負荷の解法に對して.所謂重疊の理論を應用すれば便利なるを示し、之に依つて不平衡の場合の充電特性曲線、發電子零力率不平衡進電流によつて勵磁せらるゝ飽和特性曲線の正確なる求め方を示した。送電線の一線接地の際も重疊の理論を應用しつゝ、上記兩特性曲線を用ひて、發電機が自己勵磁を起す際の異常電壓、電流の求め方を記し、併せて電壓電流のヴエクトル圖も示した。期の如き自己勵磁現象の實例として、筆者は京濱電力株式會社龍島發電所の遞信省試驗の自己勵磁に就いて數字例を示した。ピーターゼンコイルにて中性點を接地することは、發電機の自己勵磁による異常電壓防止の點より論ずるも極めて、有效である事にも論及して居る。
  • 高橋 正一
    1925 年 45 巻 446 号 p. 805-818
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
  • 岩竹 松
    1925 年 45 巻 446 号 p. 819-830
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    固體誘電體の火花の遲れを測定し、次の如き結果を得たり。
    1. 固體誘電體の火花の遲れは、等しき厚さ(火花長)の空氣の火花の遲れより大なり。
    2. 固體誘電體の火花の遲れは、其の材質により異なる値を有す。
    3. 雲母、硝子の如き固體誘電體は、他の固體誘電體と異なる性質を有する如し。
    4. 薄き固體誘電體の火花の遲れは、使用せる電源下にては10-8秘orderなり。
    5. 火花の遲れは
    t=d2及t=d√l
    なる形式の實驗公式に依りて表はさる。
  • 榎本 卓藏
    1925 年 45 巻 446 号 p. 831-839
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    深雪地方の山岳地帶に建設せらるべき長徑間高壓送電線路用鐵塔として、現今多く使用せらるゝ如き誘線配列を有する二回線用鐵塔を採用することは、附着氷雪の不平均、並に附着氷雪の剥落に依る導線跳上りの爲め、各導線間に於て放電を惹起せしむること多きを述べ、其の結果、各導線の配列を同一垂直面上に在らざらしめ、且つ其の相互間水平間隔を最小限、七萬七千ヴオルトに於て二呎、拾五萬四千ヴオルトに於て四呎に取らねばならぬことを論じてある。
  • 岡部 金治郎
    1925 年 45 巻 446 号 p. 840-843
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    Electron reflcetion, Secondary emission及びmagnetic fieldを利用した員抵抗眞空管に就て述べて有ります
  • 大槻 喬
    1925 年 45 巻 446 号 p. 844-845
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
  • 1925 年 45 巻 446 号 p. 846
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
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