電氣學會雜誌
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48 巻 , 476 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 太刀川 平治
    1928 年 48 巻 476 号 p. 205-206
    発行日: 1928年
    公開日: 2013/05/20
    ジャーナル フリー
  • 神保 成吉, 中尾 猛
    1928 年 48 巻 476 号 p. 223-238
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本報告は次の項から成る。
    1. 加動廻轉力及び制動廻轉力の理論的考察
    2. 加勲廻轉力及び制動廻轉力の實驗的研究
    3. 過負荷特性
    4. 温度特性
    5. 電壓降下及び電力損失
    6. 異常電流の影響
    著者は電氣影像と重疊の理を應用して廻轉力を極めて簡單に計算し得る方法を示してゐる。圓板の廻轉する空隙に於ける磁束分布の状況を實驗的に求め其の改良點を指摘してゐる。過負荷特性に關し實驗的に研究し旦理論的説明を下してゐる。
    温度特性に關しては分柝的研究を行ひ、尚温度特性改良の方法に就て説明してゐる。異常電流の特性に及ぼす影響を實驗的に調査し、一般に其の影響は餘り顯著ならざることを示してゐる。
  • 拔山 平一, 永井 健三
    1928 年 48 巻 476 号 p. 244-259
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    A. E. Kennelly氏は、送電網の問題を其兩端に於けimage impedanceと其の間のhyperbolicangleとをparameterとして考察する方法を建言し(參照1)其後此方法が瀘波器の理論送電線の理論等に利用された。本文に於ては、此Kennelly氏のparameterの意義を解明し、其特質を研究し、之を用ひて必要な公式の系統的誘導を試み、特に送電端と受電端の間のmutual impedanceの式として
    Z12=(√Z01Z02)+Z1Z2/√Z01Z02εθ-(Z1-Z01)(Z2-Z02)/√Z01Z02 coshθ……(68)
    Z12=√Z01Z02 cksh(θ1+θ2+θ)/sinhθ1coshθ2……(70)
    の二式を與へた。猶ほrecurrent networkに關する式も誘導した。
  • 倉山 唯範
    1928 年 48 巻 476 号 p. 260-268
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本文の特色は蓄電池の温度上昇を主なる準據として、坑内用蓄電池機關車の選定方法及運搬能力を論じた所にある。又馬匹、ヱンドレス機,トロリー式機關車等と運用上及經濟上の比較を試みてゐる。而して蓄電池機關車(3乃至4噸)一臺の運轉費は、馬匹4頭の經費と略相等しく、其能力は裕に馬匹十頭を凌駕する。即馬匹運搬を蓄電池機關車を以て置換へる事の有利なるは單に坑内のみでは無からうと思ふ。
  • 六角 英通
    1928 年 48 巻 476 号 p. 269-276
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    1. オキサイドフイルム避雷器は其の放電率甚大なるも内部の變質、變位のために動作の不整一を憂へしむる場合がある、適當な初充電を與へ且つ時々充電する方法にょつてワニスを除くことは相當に意義がある。
    2. Fe2O3避雷器は失敗であつたがFe3O4の場合は如何であつたらうかと述べてある。
    3. 空氣膜避雷器、硝子粒避雷器等も此の實驗では失敗であつたが適當に調整する事により使用の可能性あるを遮べてある。
    4. オートヴアルヴ避雷器ま其の放電率に限りがあるらしいが好く設計せられたものはかなり「理論」に近いものであらうと思ははれた。
    5. カーボランタム避雷器は一見其の作用良好の樣であるが働作電流の長い時變質を避けられぬから避雷器として必ずしも大なる望みあるものとは云はれぬらしい。硝子粒と大なる差はない。
    6. 一般にかゝる種類の避雷器に於ては使用時間及び供給電壓等により其の作用の變化するものであり.從つて働作電壓の一定ならざる事及び短絡の恐れある事を述ベてある。
  • 長島 正隆, 松平 初太郎
    1928 年 48 巻 476 号 p. 277-283
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    1. 空電の研究は無線通信の立場からのみならず航空技術の方面からも重要な事である事は既に本誌上に發表せられた、各其方面の專門家の研究に依つて示されて居るので、此處に北千島の空電測定の結果を發表し幾分なりとも參考に供し度いと考へるのである。
    2. 測定は單一指向性を有する7700米の受信裝に依つた。
    3. 測定方法は、空電の強度は受話器の並列抵抗及空電の毎分の平均數に依り、方向は東西南北を更に二等分し八方向に依つて測定した、次に空電の種類はGrinding, clicks及Hissingの三種に分けて見た。
    4. 上記の測定に依つて得た結果は大體次の通りである。
    a. 空電は書間よりも夜間に於て強く、又六月より順次八、九月に至る程強くなつて居る、之は一般に知られたると何等變りは無い。
    b. 方向は主として本島及カムチヤツカ半島の山岳方面から來るものが多い樣に思はれる。
    c. 空電の種類は主としてGrindingでありClicks及Hissingは少い。
    d. 氣象の變化との關係に就ては何等特記すべき事實を見出する事は出來なかつた、唯雷鳴及にはか雨の直前にHissingの強烈なのがあつたのみであった。
  • 岡部 金次郎
    1928 年 48 巻 476 号 p. 284-290
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    強い超短電波の發生に關して述べてあり、主に「分割陽極マグネトロン」に依る超短電波の發生に關して述べてある。「分割陽極マグネトロン」とはマグトロンの陽極を分割し、各々が別々の導線を有する特殊眞空管であつて、同型の普涌マグネトロンに依る振動に比し、電流に於て數倍以上も大きくなる。次に斯の如き電氣 動を電波として取出す事に關して述べてあり、最後に41糎の波長の電波た依る近距離秘密 信の實驗結果等が與へてある。
  • 岩竹 松之助
    1928 年 48 巻 476 号 p. 291-301
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    寫眞乾板上に夫々異なる形の電極を置き、沿面火花放電現象が極の極性によつて異なる事をLichtenberg Figureを撮りて觀察し、次に沿面火花放電々壓が極性によつて異なる事、並に沿面火花放電の火花の遲れが極性効果を表はす事を觀察して居る。
    實驗の結果によれば、硝子板上に半針状電極と半球状電極或は半平圓板電極とを置いた場合の沿面火花放電々電壓は、半針状電極が正の時のが負の時より低い値を示し、交流による放電々壓の最高値は、半針状電極が正の時の直流放電々壓に近似の値を示す。
    寫眞乾板上の沿面火花放電の火花の遲れは、上述の電極を用ひ前報告と等しい測定法に依れば、半針状電極が正の時のが負の時より小なる値を示す。
  • 川崎 舍恒三
    1928 年 48 巻 476 号 p. 302-352
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本編は電氣爐又は一般に電熱器具設計に關する理論を述べたるものして、第一章に於ては從來電氣爐及び電熱器具設計に關する技術が他の一般電氣器具の夫れに比し甚だ遜色ある事實を指摘し、本研究の目的は斯の方面の技術に關し工學的基礎を樹立せんとするにある旨を述べたり。第二章は實用上許容し得べき二つゆ假定の許に電氣爐周壁の諸幾何量に關する理論を取扱ひたるものにして、著者の創意に成る新座標を用ひ是等の解柝式を最も普遍的なる形に表はせり。又數式計算法に代用して甚だ便利なる圖式計算法を例示するため一つの實例を擧げたり。第三章に於ては一般に電流の通過せる電氣爐周壁につき定常状態に於ける温度熱流及び蓄熱量の分布状態を表はす解柝式を誘導し且つ圖表を以て是等を表示し以て設計者若くは使用者に重賓なる指針を與へたり。第四章に於ては二種以上の材料より構成せらるゝ周壁に就き等價物理定數を考へ、又定常状態に於ける蓄熱量と爐内温度上昇との比に實驗式に依る補正を施したる見懸け熱容量を引用することに依つて簡單なる熱關係式を誘導せり。第五章は間歇的に使用する電氣爐に適用し得べき實用的熱方程式を與へたるものにして、周壁の熱抵抗と周壁及び裝入材料の見懸け熱容量との相乘積を以て表はさるゝ可變性時定數を引用し以て過渡期に於ける温度、熱流及び蓄熱量を單一時素を以て表示することを得せしあたり。第六章に於て著者は材料經濟の方面より電無爐の外形、周壁の厚さ及び材料の保温性等の選定に際し考慮せらるべき諸條件を考察し、又供給電力の大さが生産費に及ぼす影響を論じてある。第七章は實例を擧げ順序を逐ふて前各章の應用を例示し最後に本設計に基きて製作せられたる電氣加熱爐の實驗結果を報告せり。第八章は全編の結論にして本編の眼目は極めて普遍的なる解柝式を以て周壁の幾何學的形状を表示し以て數式計算を簡易ならしめたるに存する旨を述べ、且つ是等の諸式を用ひて計算されたる數値は實驗値と大體に於て能く一致し寧ろ材料の有する物理性の不等率の方がより大なる誤差を招致する恐れある旨を附言せり。
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