第一部 交流ポテンシオメーターを結線する事に因るfeedingの影響を明かにし、之が理想的の方法としてnatural feeding conditionでの測定を可能ならしむるために、電位補正の必要がある。即ち補償ポテンシオメーターに就いて論じ、次に實用的なる結線法を述ぶ。
尚平衡檢出器として、受話器に改良を施したるideal telephone receiverの使用を奬むる。
第二部 交流カーレントメーターは交流回路の任意の導體を流る微弱電流を測定する目的で考察されたものである。其結線法を述べ、實測例として三極眞空管のインプット•インピーダンスの測定結果を擧ぐ。
第三部 交流カーレントメーターの理論並に實際使用上の注意を述ぶ。
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