電氣學會雜誌
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45 巻 , 444 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 1925 年 45 巻 444 号 p. 1-2
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
  • 八木 秀次, 日根野 漠
    1925 年 45 巻 444 号 p. 545-555
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    誘導型繼電器に對する温度の影響は豫想外に著しきものあり、特に小電流に對して大いに時限を變ずる。
    過電流による圓板の角變位を神谷知足氏の實測よりも正確なる方法を以て記録したるに、圓板の孔の作用が極めて明かに認められた。
    過電流を斷續的に流した時に圓板が前進後退を繰り返しつゝ最後の接觸點に到達する有樣を特別の記録装置を作つて記録した。
    或る小電流と或る過電流とを交互に流すに廻轉型コンミユテートルを用ひ、時間の比を自由に變じ得るやうに、又た遇期を0.03秒から15秒の間に任意に變へ得るやうに装置した。
    過電流が時限よりも短い時間だけ續いてから中絶し、圓板が完全に復歸せざる間に次ぎの過電流が來たならば第一回員は時限よりも小なる時間で接績を作る。一般に斷續的過電流によつて動作する時の運動を明かにして、時限が不確實となる場合即ち繼電器の浮動作用の起る場合のある事を示してある。
  • 畠山 好伸
    1925 年 45 巻 444 号 p. 556-573
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本文は大同電力株式會社が数年前より木曾川筋に於て建築し最近竣功したる大井發電所の土木工事の概略を記述するものなり。該發電所は所謂堰堤式發電所の一にして高堰堤の築造を特色とするものなるが故に茲に主として其の特色たる此の高堰堤の設計並に施工方法につき記載せり。
  • 大槻 喬
    1925 年 45 巻 444 号 p. 574-598
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    之は大正十三年九月號(第803頁乃至第847頁)掲載の本題に對する所論の補稿である。先づ接地線輪が送電線の接地に際する充電電流を吸收補償し、之が線電流の分布に及ぼす影響を物理的に説明した。
    次に同一の分布常數を有する線路の種々の長さに對する中性點リアクターの所要補償値を求め、又補償された接地に際する接地電流並に中性點電壓の値を他の通常の中性點固定法なる抵抗接地式無接地式及直接接地式に於けるものと比較し、接地線輪に依つて有效なる補償を期し得べき實用上の線路區分の長さを求めたのである。一般に一個の線輪に依つて全線路の補償を行はんとする場合には其の全長l=π/2βs粁の時又二個の線輪に依る場合はl=π/βs粁の時、其の接地電流の値には共振現象を呈するに至るものである。但しβs=√b11[x11+(n-1)x12](近似値)である。線路の全長lの値が同一の分布常數の下に更に此等の範圍を超過すると所要中性點リアクターは靜電容量的となるのみならず、次第に消弧作用を完たからしむべき可能性を缺く樣になるものである。線路の兩端二個の線輪補償に依る場合其の補償線路の長さは一個の線輪補償に依る場合の約倍に取り得る譯であるが、此の場合受電所側の接地に際して中性點の受くる電壓ストレツスが可なり高くなつて來るものである。此等の點からして實用上の補償線路區分の長さとしては何れの場合共大體l=π/4βs粁位迄と見做すが安全と思考される。100キロヴオルトの單相式若しくは三相式送電線に對しては此の値が約 500 粁即ち 300 哩位になる。
    最後に第三高調波起電力の影響に關し、相式送電線の平常の運轉状態に於て其の中性點に通ずる第三高調波電流が接地線輪に依り如何に抑壓さるゝかを他の中性點固定法に依るものと比較し、其の大いさが如何に線路の分布常數並に其の長さに依つて左右さるゝかを指摘し、併せて一般送電線の接地に際しては其の長さに應じて第三高調波起電力が其の接地電流に共振現象を誘致すべきは已むなき次第であるが、之も決して接地線輪其のものゝ施設に基因するものではなくして、一に線路常數の左右する所である事を明らかにしたものである。
  • 望月 重雄
    1925 年 45 巻 444 号 p. 599-604
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    電氣機械の空隙の兩測に溝を有する場合の齒脈動の大さを計算して居る。
    パーミアンスの最大値を求むる場合に、fringingに對するパーミアンスは先づ兩者の溝間隔〓比較し、其短き方の溝の中心線を境として、バーミアンスの最大値を與ふべき位置にある齒に、近き溝の部分と對稱なる圖を描き、其の描き變へられたる溝に對し、Carter's fringing constants(兩方の溝が丁度向合ふて居る場合に用ひらるゝもの)を採用して計算して居る。而して計算を容易ならしむるために、批等のconstantsを圖示して居る。
    パーミアンスの最小値を求むる場合には、齒と相對する溝の幅が、齒のそれより廣き場合にも筆者が嘗て輿へた實驗式により、簡單なる算式を與へて居る。
    最後に、二三のauthorによりなされたる實驗の結果と比較して居る。但し、如上の計算は、溝内に短絡捲線なき場合のものにして、然も鐵の飽和を考へに取らない場合である。
  • 渡邊 寧
    1925 年 45 巻 444 号 p. 605-613
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    三極眞空管發振器に於いて、補極電流が存在する爲に周波數が振動回路定數より定まる周波數より減少する現象を考察し、並に振幅に及ぼす影響をも論じてゐる。
    尚ダイナミック振動特性曲線に現はれるヒステリシスが、補極電流が存在する爲である事をブラウン管に依る觀察から示す。
  • 中上 豊吉, 小野 孝, 穴澤 忠平
    1925 年 45 巻 444 号 p. 614-623
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    This report of long distince communieation test on short wave incudes the following items.
    1. On the relation between wave length and range of communication.
    2. The sending set used for this experiment.
    3. The receiving set used for this experiment.
    4. Roult of the experiment, and the conclusion.
    (i) Almost no absorption in the air for short wave under one hundred meters during the night range of both stations.
    (ii) Extrimely little statics and easy to receive signals on such short wave.
    (The experiment is still going on, and the result will be published later.)
  • G. K. KAISER
    1925 年 45 巻 444 号 p. 624-629
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    Three winding transformers afford many advantages on large power systems and their use has become widely extended in recent years. Originally designed to eliminate insulation strains when operating on the star-star connection the third winding is now frequently used to supply power in the interchange of energy between two transmission lines, and for power factor correction of long high voltage lines by means of synchronous condensers. A number of concrete examples are given.
    A brief discussion follows of the inherent charact, rristics of three winding transformers with regard to short circuit stresses and voltage regulation; some of the limitations are indicated. In conclusion the superiority of the three winding shell type over the core type is pointed out.
  • 望月 重雄
    1925 年 45 巻 444 号 p. 630-634
    発行日: 1925年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    先に、三種の異なる變壓器油に就いて實驗せる結果同樣の放電現象を認めたるも、更にベンゾール、バラフヰンオイル及びバラフヰンワツクス等の、絶縁物内に於ける沿面放電現象を實驗して居る。
    ベンゾールやパラフヰンオィルの如き液體絶縁物内にありては、變壓器油と同樣の現象を呈するも、一且加熱して熔かしたるバラフヰンワックスを、大氣中に於て凝結せしめて實驗せる時は、大氣中に於けると同樣の現象を呈す。
    是れ恐らくはパラフヰンワツクスは固まる際に凝縮するなめに、内部に空氣が含まるるためならん。
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