差圧制御における基準圧の測定口の形状と外乱風による測定誤差の関係を調べた。測定管が内径 4mm の直管の場合、外乱風が 13.1m/s で基準圧誤差は±115Pa である。測定孔が 6 カ所ある静圧管の場合、流れに対する傾き角が 0°における基準圧誤差は0Pa で、流れに対する傾き角が±90°では最大-63Pa であった。測定口として円筒と静圧管を組合わせた二重管の基準圧誤差は、静圧管単独の基準圧誤差の1/4 まで減少した。二重管の入口にストレートのハニカムや 60°に傾斜したハニカムを設置すると、基準圧誤差はさらに低減した。