日本航空宇宙学会誌
Online ISSN : 2424-1369
Print ISSN : 0021-4663
64 巻 , 5 号
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特集 DREAMS(次世代運航システム)プロジェクトの成果について 第1回
  • 越岡 康弘
    2016 年 64 巻 5 号 p. 135-139
    発行日: 2016/05/05
    公開日: 2016/07/20
    ジャーナル 認証あり
    経済成長著しいアジア諸国を中心に航空需要が増加し,2030年には世界の航空交通量が現在のおよそ2倍になると予想されている.運航数の増加は旅客の利便性向上へとつながるが,他方,事故率の増加,空港の容量不足が懸念される.そこで,2003年にICAO(International Civil Aviation Organization)より将来の航空機運用における「グローバルATM(Air Traffic Management)運用概念」が提唱された.この提言を契機として,我が国でも,国土交通省が中心となり,「CARATS(Collaborative Actions for Renovation of Air Traffic Systems)」が開始された.DREAMSプロジェクトは,CARATSの施策の中でも目標への貢献度の大きい進入着陸フェーズに係る施策を選び,それらを技術分野にブレークダウンして5分野の技術とし,技術目標を定めて研究開発を行うことで,全体としてCARATSの目標に貢献するものである.
特集 安全・安心な社会の実現に向けて~航空宇宙分野の更なる貢献のために~ 第5回
  • 越川 尚清, 阿世知 裕一, 朴澤 佐智子
    2016 年 64 巻 5 号 p. 140-143
    発行日: 2016/05/05
    公開日: 2016/07/20
    ジャーナル 認証あり
    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は,超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)を使用し,東日本大震災において通信途絶した災害対策本部と被災地の現地対策本部との間にテレビ会議やインターネット通信環境等の非常時情報伝達手段を提供した.その活動で災害医療関係における非常時情報伝達手段のニーズが非常に高いことを認識した.震災後JAXAは災害医療センター・DMAT事務局や日本医師会と,大規模災害時の災害医療における「きずな」防災利用実証実験に関する協定を結び,高速通信衛星の災害医療への適合性等を検討してきた.その考え方や成果,今後の課題について示す.
特集 低ソニックブーム設計概念実証プロジェクト第2フェーズ飛行試験(D-SEND#2) 第3回
  • 冨田 博史, 本田 雅久, 佐々木 豊, 奈良橋 俊之, 山崎 哲夫
    2016 年 64 巻 5 号 p. 144-150
    発行日: 2016/05/05
    公開日: 2016/07/20
    ジャーナル 認証あり
    宇宙航空研究開発機構(JAXA)のD-SENDプロジェクトでは,低ブーム設計概念を適用して設計・開発した試験機を成層圏気球から落下,飛行させて低ブーム設計概念を実証する第2フェーズ(D-SEND#2)試験を2013年と2015年に実施した.2013年の試験は試験機に飛行異常が発生して目標地点に到達しなかったが,2015年には正常に飛行させて,低ソニックブーム波形を計測することに成功した.特集の第3回として,本稿ではD-SEND#2機体システムの開発の概要を述べる.開発に当たって,JAXAが蓄積してきた無人実験機の技術を最大限に活用することで,短期間,低コストでの開発を実現することができた.
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