日本航空宇宙学会誌
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64 巻 , 4 号
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解説
  • 吉河 章二, 占部 智之, 橋本 智昭, 北村 憲司, 青柳 祐基
    2016 年 64 巻 4 号 p. 97-104
    発行日: 2016/04/05
    公開日: 2016/07/15
    ジャーナル 認証あり
    宇宙技術および科学の国際シンポジウム(International Symposium on Space Technology and Science;ISTS)併設行事として開催されている宇宙機制御系設計コンテスト(Spacecraft Control System Design Contest)は,与えられた宇宙機制御の課題に対して自分の制御系を設計し,その優劣を競うものである.2015年の第30回ISTSで8回目を迎え,今回もレベルの高い競技が行われた.本解説記事では,コンテストの狙いや様子を説明した後,出題の背景や意図にも触れながら課題の変遷を示す.過去のコンテストの出場者からのメッセージを紹介する.また,宇宙機制御工学の研究者,技術者の啓発,育成に対する本コンテストの意義を考察する.さらに,次回以降のコンテストへの出場者の増加とさらなる発展を期待する.
特集 空力実験設備:現状と新展開 第10回
  • 葉山 賢司, 村重 敦, 川村 健生, 橋岡 崇裕, 磯谷 和秀, 西崎 祐輔
    2016 年 64 巻 4 号 p. 105-110
    発行日: 2016/04/05
    公開日: 2016/07/15
    ジャーナル 認証あり
    航空機開発に必要な空力データの多くは現在でも風洞試験によって取得しており,風洞は航空機メーカーが所有する各種研究開発設備の中でも基盤となる重要な設備である.川崎重工業(株)航空宇宙カンパニーでは低速と遷音速の大型風洞を所有しており,戦前から現在に至るまで,様々な機体の開発に使用してきた.近年は環境問題の観点から空力騒音に関する関心も高まっており,小型の低騒音風洞を建造し環境への取り組みにも注力している.本稿では,当社が所有する風洞試験設備とそれらに関連する試験・計測技術について紹介し,最後に現在計画している新低速風洞について紹介する.
特集 モーフィング技術 第3回
  • 玉山 雅人, 藤井 奏風, 有薗 仁, 横関 智弘
    2016 年 64 巻 4 号 p. 111-116
    発行日: 2016/04/05
    公開日: 2016/07/15
    ジャーナル 認証あり
    環境適合性が高くて燃費の良い航空機を目指した活動が世界的に活発である.主翼の高アスペクト比化による空力抵抗低減はその最たるものであるが,翼の低剛性化を招くため構造補強に係る重量増は避けられない.ここで活躍するのが空力荷重分布制御技術であり,飛行環境に応じてこの技術を使うことで構造重量増を抑えられる,との期待の目が向けられている.本稿では,高アスペクト比翼が特徴である高高度滞空型無人機に対してその主翼前後縁に配置した舵面による空力荷重分布最適化の結果を紹介するとともに,当該技術の今後の展望について示したい.
特集 飛行士との,飛行士による,飛行士のための宇宙船の安全制御 第14回
  • 飯島 朋子, 津田 宏果
    2016 年 64 巻 4 号 p. 117-123
    発行日: 2016/04/05
    公開日: 2016/07/15
    ジャーナル 認証あり
    航空機事故原因の5割以上がヒューマンエラーによるものとされており,事故の主要因はCRM(Crew Resource Management)スキルの不足であると言われている.また近年では,事故の主要因は組織的要因に変化したとされている.本稿では,ヒューマンエラーによる事故防止の取り組みとして実施されているCRM訓練の導入の背景と動向,訓練内容と訓練導入の際の注意点,課題,近年の訓練・審査(Competency Based Training)とCRMの関係,及び組織的要因のシステマティックな安全対策であるSMS(Safety Management System)について概説する.
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